1874年(明治07年)10月08日 非常出兵の節工兵背嚢並附属品等量目概計表
明治の陸軍省衆規渕鑑の中に「非常出兵の節 工兵下士兵卒工兵背嚢並附属品等量目概計表 明治七年十月四日」という資料があります。
https://www.digital.archives.go.jp/das/image/M0000000000001695181
これによると、ひとりの兵卒が背負う背嚢類の重さは、3貫642匁と書いてあり、およそ13~14キロとなります。背嚢自体は545匁=約2キログラムとなっています。
その2週間後の10月18日には、「非常出兵ノ節下士兵卒背嚢並附属品等量目表」という、工兵以外の一般兵卒に関する同じような量目表が提示されています。
背嚢は工兵とおなじ重さなので、おそらく同じモデルなのでしょう。
背嚢は545匁(2,044g)。同属具袋入(たぶん背嚢に付属している袋と思われる)は133匁(499g)。陣中嚢は57匁(213g)となっています。
https://www.digital.archives.go.jp/das/image/M0000000000000853426
- 公開日 2013-01-24
- 最終更新日 2013-01-24
- 投稿者 太田垣