1874年(明治7年)9月25日 諸兵給与ノ背嚢製作方

明治7年9月25日の陸軍省の通達に、陸軍達布第353号として「諸兵供与の背嚢製作方」という記事があります。
https://www.digital.archives.go.jp/das/image/M0000000000000852634

七年九月廿五日
諸兵給與の背嚢製作方

 陸軍省達 近衛局 教導団 東京鎮台
 布第三百五十三号
 諸兵給與の背嚢毛付革製ニ候處当分塗革製並「ゴム」
 革製の分・取交へ給與可致候条此旨達候事

東京鎮台の背嚢は毛付革製のところを当面ゴム製を取交えて与えてもよいということ。供給が追い付かないのでしょうか。それとも予算上の問題なのか。はたまた性能がいいからなのか?


  • 公開日 2016-12-10
  • 最終更新日 2016-12-10
  • 投稿者 太田垣