1885年(明治18年)06月29日胴乱御渡方の義伺

北海道の旧開拓使が使用していた銃と胴乱があったが、経年劣化で損滅してきたので、2中隊分の440個ほど、

二第二〇〇五号 砲伸@局第一九五号 申第二十九号
総@屯第七号 ヱンヒール用角胴乱御渡方之儀伺
屯田兵渡付ノヱンヒール銃並付属品ノ義ハ旧開拓使中本省ヨリ御渡相成候モノ相用候処角胴乱追々破損不足相生候ニ付 昨年微募ノ兵員ヘハ旧開拓使ヨリ引継ノ品取合セモノゝヲ相渡候処整列等ノ節甚タ不体裁且其外共追々廃損減少候ニ付角胴乱ニ中隊■即チ四百四拾個帯革雷管入共御渡相成候様致度以■相伺候也
明治十八年六月廿九日 屯田兵本部長永山武四郎
陸軍卿伯爵 大山巌殿


  • 公開日 2023-02-25
  • 最終更新日 2023-02-25
  • 投稿者 太田垣