1883年(明治16年)04月18日水兵屯営用朱硯箱、胴乱引換渡方
この文書の末尾には、「諸帳簿入用胴乱」の図柄が描かれています。 本体の高さ一尺二寸、横幅一尺六寸と読めます。(高さ36cm、巾48.5cmくらい) 一見、ブリーフケースに似ています。 ベルトらしきものが側面に2筋ついており、手提げもついています。
しかし、どのように蓋をするのか、絵だけでは構造がわかりません。 また、ケースは2室に分かれているように見え、手提げは2室を分けている真ん中の仕切り部分に取り付けてあるようにも見えます。
四月十七日 別紙鎮守府申出水兵屯営用朱硯箱外一廉ノ義ハ主船局之見ノ通ニ付■案取調仰髙裁候也
御指令案
申出ノ趣聞届候条主船局ヨリ引替受取ヘキ事 明治十六年四月十八日
主船局ヘ御達案
別紙東海鎮守府申出水兵屯営用朱硯箱外一廉ノ義聞届候条引替渡方可取計此旨相達候也
明治十六年四月十八日 海軍卿代理
主船局長アテ
(中略)
定備品之内朱硯箱外一廉曳換之義上申
水兵屯営 海軍主計補大塚■英
一 朱硯箱 石トモ 壱面
但し明治十三年五月 (以下不明)
一 胴乱 大 一個
但し明治七年九月 (以下不明)
右者当営■■■■千代田形定備之内■■
但■■■候■曳換(以下不明)
上申候也
- 公開日 2023-02-25
- 最終更新日 2023-02-25
- 投稿者 太田垣