1877年(明治10年)04月02日東海鎮守府 2番形中折拳銃外1廉千代田形艦へ渡方副申

往入第千二百七十六号 代第百十号
二番形中折レ拳銃外一廉御備増申出
一 二番形中折レ拳銃 三挺
      胴乱帯@等総テ属具共
   但従来御備付拳銃五挺有之候処兵学校教師ジヨンス氏武器配置ニ依リ候テ配付不足ニ付本行之通御備増相成度
  一 釼則カットレツス 四腰
      釼差共
    但従来御備付四腰ニテ不足ニ付同断
 右ニ廉但書之通ニ候間早々御渡相成度此段申出仕候也
 千代田形艦々長 明治十年四月二日 海軍大尉原俊則
 東海鎮守府司令長官兼務 海軍少将赤松則良殿
 一番形中折拳銃外壱廉御備増相成度段前書之通リ千代田形艦ヨリ申出候条御渡相成度右兵器局照会済之上此段申添候也
 十年五月十九日  東海鎮守府司令副官 海軍大佐林清康
     海軍大輔川村純義代理 海軍少将中牟田倉之助殿


  • 公開日 2023-02-25
  • 最終更新日 2023-02-25
  • 投稿者 太田垣