1877年(明治10年)類輯山口布達達書

明治10年の山口県の警察?が作成した事件簿みたいな書類に、京都県警の人が「皮西洋巾着」と「カバンの鍵」を落としたという記録がある。

ここで、皮西洋巾着とカバンを書き分けているということに注目したい。 皮西洋巾着は、巾着なので、袋物ということになる。 そして、その袋の中に、カバンの鍵が入っていたということなので、カバンの方はトランク状・箱状のものという推測が成り立つ。

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『類輯山口布達達書』明治10年,山口県,明13.

国立国会図書館デジタルコレクション

https://dl.ndl.go.jp/pid/788812/191


  • 公開日 2025-8-24
  • 最終更新日 2025-8-24
  • 投稿者 太田垣