今回の目的は、予約が取れていたチーム石黒浩のシグネチャーパビリオン「いのちの未来」と、中国館の訪問でした。 他にも、オーストラリア、エジプト、ウズベキスタン、キルギス等を見て回りましたが、ウズベキスタンの演出が割と良かったのと、中国館は(他の人とは視点がちょっと違うのですが)圧巻でした。 待ち行列で役に立ったのが、折り畳みイスです。会場で見て、いいなあと思っていたら、ドンキホーテでも売っているのを見つけ、ネットで探し出して買いました。中国系の安売り雑貨を扱うサイトなどでたくさん売っています。
2025年6月25日(水) 西ゲート09:30入場~20:05退場
梅雨時期のど真ん中での訪問でしたが、日差しは結構強かったです。 この日の入場者数は、まだ発表はありませんが、速報値では112,000人で(うち関係者数18,000人程度)と発表されていました。
当初通期パスで11:00入場予約をしていましたが、10:00入場予約に変更しておきました。(詳しくは後述)
気象庁の発表によると、この日の大阪は最高気温が14時台の32.6度、前日は荒天でしたが、この日は晴天で強い日差しとの戦いでした。。
服装は、以前コモンズのフィジーの売店で買ったシャツを着て、ズボンはモンベルの薄手のトレッキングパンツ(ポケットにすべてジッパーが付いているので、愛用) そろそろ帽子や日傘が必須になってきます。
ショルダーバッグの中には、以下の物を入れてゆきました。(もう、パーカーやマイボトルは持ち歩きませんでした) 特に、今回初めて持って行った折り畳みの椅子は重宝しました。
最近は、朝から入場する際は、西ゲートからにしています。
時刻 | 訪問先 | 待ち時間 | 備考 |
---|---|---|---|
08:35 | JR桜島駅 | ユニバーサルシティ駅まではUSJ客で混雑 | |
08:50 | シャトルバス乗車 | バスは2週間ほど前に関西MaaSで予約 | |
09:05 | 西ゲート到着 | ||
09:30 | 西ゲート入場 | 25分 |
ほぼ予約時間どおりの09:05に到着しましたが、すでにたくさんの人が並んでいました。 結局ゲートをくぐったのが25分後で、朝一の予約レースには間に合いませんでした。
今回の目的は、予約が取れていたチーム石黒浩のシグネチャーパビリオン「いのちの未来」と、中国館の訪問でした。 他にも、オーストラリア、エジプト、ウズベキスタン等を見て回りましたが、ウズベキスタンの演出が割と良かったのと、中国館は(他の人とは視点がちょっと違うのですが)圧巻でした。 あと、スシローの200組待ちのチケットが取れたので、ラッキーでした。
時刻 | 訪問先 | 待ち時間 | 備考 |
---|---|---|---|
09:05 | 入場 | ||
09:15 | EU | 0分 | |
10:00 | エジプト | 15分 | 75分待ちの表示。滞在時間10分。 |
10:25 | スシローで受付券入手 | 0分 | 192組待ち |
10:30 | Commons A | 待ちなし | ツバル、エスワティニ、コソボ、ブルンジ |
11:45 | フィリピン館のテイクアウトでランチ | ||
12:10 | 関西館 | ||
12:25 | くらげ館 | ||
12:42 | WASSE HEALTH DESIGN Live Brighter | 厚労省のイベント。10分ほど滞在 | |
13:00 | ウズベキスタン | 20分待ち | 13:20入場 |
13:55 | オーストラリア | 10分 | 14:05入場 |
14:35 | スシロー | 13分待ち | 乗車時間は12分ほど |
16:15 | いのちの未来 | 予約で入場。 | |
17:15 | オマーン | 15分待ち | |
18:00 | 中国 | 15分待ち | 漢文の海に溺れて19:50頃まで居た |
20:02 | 東ゲートから退場 |
今回は、東ゲートから20:00に早めの撤退。ちょうど、ドローンショーを行っている最中に帰路につきました。 駅に到着する3分前にショーが終了しました。 地下鉄は、もちろん座りましたが、まださほど混んでいませんでした。
今回、はじめて折り畳みのイスを持って行きました。大正解でした。
行列覚悟で並ぶと決めていたので、2000円~3000円くらいで、ネットで販売されているイスがとても便利でした。 X形に折りたたむ、昔ながらのイスを持っている人もいるのですが、地面から30センチくらいの高さなので、行列が少し動くたびに屈伸運動をするようなかんじになるのと、なんといっても地面からの照り返しがきついので、みるからにこちらの方がよさそうな感じでした。
で、買ってみて使ってみると、これがすこぶる使いやすい。高さが70cmくらいあるので、ふつうのイスに腰かけているのとあまり変わりません。 そして、開いたり閉じたりするのもほんとうに5秒~10秒程度で簡単にできます。(両手が必要ですが)
↓こういうやつです。
75分待ちの表示で実際は15程で入場できました。滞在時間は実質10分程で、いわゆる映像展示系であまり印象に残りませんでした。
Commons Aでは、いくつかの国を見て回りました。 温暖化の影響で水没の危機にあるツバル、南アフリカの隣にある小国エスワティニ(スワジランドの方がなじみがある)、長らく紛争が続いていたコソボ、内線などでなかなか経済的な発展の足がかりがつかめないブルンジといったあたりが 目に留まりました。
WASSEでは、厚労省主催の医療系の展示イベントを催しており、10分ほど滞在しました。 AIによる画像診断や、ふだん見ることのない義手や義足の展示などがあり、なかなか興味深く感じました。
最初から説明員が説明してくれるので、こちらも何をどう見ればよいのかわかってよかった。 映像自体は展示としてはありきたりだったが、ちょっとしたギミックがあっておもしろかった。
当日予約で夜遅い時間が取れていたのだが、並んでみたら20分くらいで入れた。 中身は、うーん、映像の見せ方はさすがで素晴らしいのですが、映像にはじまって映像に終わったのでちょっと物足りなかった。
なんだかんだしている間に、スシローの待ち人数が20人くらいに減ってきたので、暑かったけどスシロー付近で待った。 スシローはSDG'sということで、養殖の魚にこだわるしなぞろえだった。くら寿司が世界の食品を並べたのとは対照的だった。
チーム石黒のアンドロイドの世界は、できの悪いSFを体験しているようで、ちょっと薄気味悪かったです。 石黒さんのアンドロイドの世界観ってあんな感じなんでしょうか。 それこそ今テレビでやっている、ワンピースのパンクハザードのような記憶を蓄積する世界のほうがよほど、面白く感じますし、L.M.ビジョルドのヴォルコシガン・サーガなんかでは、もっと深く考えているように思いました。
オマーンのテーマは「水」。日本に住んでいると当たり前のように感じている水を改めてこういうふうにプレゼンテーションされると、初心に帰るというか不思議な感じがしました。 若干、押しつけがましいところもあるのですが、オマーンにとって水はいのちを繋ぐ大切な資源なのですね。 ここで「乳香」なるものを初めて知りました。
中国館前の広場のあたりまで割と並んでいましたが、行列は見かけよりも早く進みました。18:00頃に並び始めましたが、18:15位には建物の中に入れました。 見た目よりもサクサクと入場できる印象です。
さて、この中国餡は、アメリカ館よりも広く、3500平米で、外国パビリオンの中では最大の広さを誇ります。 私が強く惹かれているのはその展示物以上に、あちらこちらに掲示されている漢詩です。 入場してすぐに、直径8メートルくらいの巨大な円盤状のディスプレイに二十四節気や古代中国の星座・天空図などが掲示され、その傍らには秦の始皇帝が指示したことが書かれている銅版(たぶんレプリカ)などが展示されていました。 私は天井付近からプロジェクションマッピングで瀧のように流れ落ち、床面にも投影される、漢字にまつわることわざをずっと眺めていました。一周するのに40分くらいありました。
進んでゆくと、日中国交正常化の際の周恩来主席が若き日に京都で学んでいた時に作った詩文「雨中嵐山」が掲示されていたりしました。 更に進むと、現代中国での生活の説明や、宇宙開発へとつながってゆく。そしてあまり話題にはならないが、月の裏側の石なども展示してある。正直なところ、アメリカが展示した大昔のアポロ計画月の石よりも、無人探査機「嫦娥」による月の裏側の石の方が見る価値はあるのではないかと思いました。 (石というには余りにも小さなかけらでしたが)
お土産コーナーでは安っぽいパンダ系のグッズが目につきますが、もっといろいろあるはずです。
朝9:00過ぎに西ゲート到着。入場は9:30頃
朝9:45で、すでにイタリア館の前には長い列
ユーロ・パビリオン
エジプト館
スシローの順番待ちの伝票
Commons A ウガンダ
Commons A ルワンダ
バルバドル
北マケドニア
ブルンジ
オーストラリア
スシローで遅い昼食
チーム - 石黒浩・シグネチャーパビリオン「いのちの未来」