1874年(明治07年)4月9日西郷都督ヨリ黒田次官ヘ玄武丸蕃行借入云々往復翰(四月八日)

著者:蕃地事務局//開拓次官 黒田清隆//開拓次官黒田

玄武丸という舟が清国の芝罘港(現在の烟台)と台湾の往来した時の伺い書のうちのひとつ。 船積み品のひとつとして「書籍入カバン 一ツ」とあります。 「書籍入箱 一ツ」や「篭長持 四荷」などとは区別されているので、形状は異なる頃がわかります。

玄武丸船積箇数并人員書御回ニ付現地取調候処
釘 四十五束
戸 三百二十
繩 三千五百把
松一間四寸敷居 三百三十
杉小割 百本
松丸尺二寸角 二百二十本
籠長持 四荷
蝋燭小箱 六十二
書籍入カバン 一ツ
書籍入箱   一ツ
大砲 二門
人員 弐百人


  • 公開日 2023-01-10
  • 最終更新日 2023-01-20
  • 投稿者 太田垣