1872年(明治5年)06月29日湯浅武庫正より二ツ胴乱釼差等製作伺

第一千九百九十五号
一 二ツ胴乱釼差帯皮管入金物共一式
 五千掛ヶ 惣金六千八百五拾両 但シ一掛ニ付金壱両壱分永百二十文
右近衛鎮台諸隊エ引替可相渡分御製作相成度此段御伺申候也
但シ係造兵出金 伺之通 六月二十九日 壬申六月二十九日  湯浅武庫正

釼差とは、剣差のことで銃剣の剣をカバーするもののこと。胴乱と釼差と帯皮と管入金物の4種類と見ればいいのでしょうか。 それを1セットあたり1両1分120文で5000セット作って6850両で発注するということのようです。


  • 公開日 2023-02-25
  • 最終更新日 2023-02-25
  • 投稿者 太田垣