1896年(明治29年)日台会話大全
明治29年2月出版の台湾語会話の本。
皮箱(皮カパン)
と書かれている。
最初の方で「我」をゴアと発音すべく書いてあるので、いわゆるマンダリン(北京語)ではなく、タイトル通り、台湾語を説明する本のようである。 皮箱は、現代台湾語でも、phuê-siunnまたはphê-siunnと発音するようなので、ルビは間違っていない。
面白いのは、明治29年ともなれば、「鞄」あるいは「カバン」と書かれているのが普通であるが、本書では、明治10年代頃までの表記に見られる「カパン」が用いられている。
水上梅彦 著『日台会話大全』,民友社,明29.2. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/869486/ https://dl.ndl.go.jp/pid/869486/1/130
- 公開日 2026-01-04
- 最終更新日 2026-01-04
- 投稿者 太田垣
