1881年(明治13年) 春霞黄金の双蝶

明治13年5月に出版された講談調の小説、春霞黄金の双蝶という11回シリーズの小説の第三回 「 繋ぐべき岸も浪速のすて小舟 よしあしの間にただよひぞする  」という段の中に、カバンという言葉が出てきます。

偖も金之助は旅亭の拂を爲やうとて開たカバンの金のみか衣類其餘の品までも紛失たのに

若松永胤という人が書いた軽い小説ですが、カバンの中身を盗まれてしまうというシチュエーションです。

春霞黄金の双蝶


  • 公開日 2023-01-01
  • 最終更新日 2023-01-01
  • 投稿者 太田垣