1876年(明治11年)パリ万国博覧会

明治十一年(一八七六)に開かれたパリ万国博覧会の出品目録の中に、「姫路革カパン、文庫 浦上卯七郎」という表現が確認できます。
カバンではなくカンという表記に読めますが、誤植もしくは印刷のにじみなのかもしれません。
こちらもカパンとはいうものの、「文庫」と書いてありますので、姫路の皮革を使用した書状入れではないかと推測します。

1900年のパリ万博とは別物です。


  • 公開日 2013-12-09
  • 最終更新日 2013-12-09
  • 投稿者 太田垣