1877年(明治10年)京都博覧会出展の鞄

1871年(明治4年)、日本で初めての博覧会が京都で開催されました。 第一回の場所は西本願寺。その後、京都市勧業館などで開催されるようになりました。

博覧会に関する資料の中にカバンが二つほど確認できます。主な資料は以下のとおり。

一 銅カハン 辯当 二組 吉田文助

一 カバン 辯當入 四ツ 龜山豊三郎

金属製弁当箱がカハンと呼ばれています。どのようなものだったのでしょうか。 この2つは、水差しや盃、ちょうちん等に並んでリストされています。

次のページには、布や籐・竹細工等の中に、カハンの文字が見えます。

一 籐細工茶籠カハン 山中總助


  • 公開日 2024-07-27
  • 最終更新日 2024-07-27
  • 投稿者 太田垣