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日本における「鞄」事始め研究
1876年(明治11年)名古屋博覧会

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  • 投稿者太田垣

平凡社の『改訂新版 世界大百科事典』で「かばん」を引いてみると、興味深い記述があります。

(略)一八七八年、名古屋の博覧会に大阪の森田直七が出品した際の褒賞状には、かたかなでカバンと書かれてあった。また同年、東京府勧工場に谷澤禎三が出品した飾箱の上の看板に〈鞄〉の字が使われたが、これは革包の二字を合体したもので、当時一般には革盤(かわばん)と呼んでいた。漢字の鞄は元来なめし革・革なめし職人を指す。(以下略)
出典:『改訂新版 世界大百科事典』(平凡社)

1878年(明治11年)に、名古屋で開催された博覧会というのは、名古屋博物館のオープニングイベントとして開催された博覧会のことと思われます。

東京大学総合図書館には「田中芳男文庫」という蔵書があり、この中に『名古屋博覽會出品目録、全賞牌授與審査薦告評語』という資料がありますので、恐らくはこの中に掲載されているのでしょう。筆者は残念ながらまだ確認する機会に恵まれていません。

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