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鞄の掲示板過去ログ2006年2月

2006/2/1 0:00:15 by

エルベシャプリエについて 投稿者:なな 投稿日: 2月28日(火)19時23分37秒

てるるさんへ
お探しのエルベシャプリエですが、現在代官山に独立店舗がありますので
そちらに問い合わせされてはいかがでしょうか?
(TEL:03-5728-7077)

楽天市場(http://www.rakuten.co.jp/sunnysideup/477613/)のショップでも
取扱いがあるようです。

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ミュージックケースに関して 投稿者:HONDA-BAGS 投稿日: 2月28日(火)01時31分8秒

吉田カバンのミュージックケースでしたら
モノマガジンの平成10年3月2日号のP51にも紹介されています。
ブライドルレザーシリーズの一点で
当時の価格で6万7千円(税抜き)です。

どんなものか言葉では説明しにくいので
下記に切抜きをアップロードしました。
⇒ http://honda-bags.com/dallesbagclub/img/yoshida_musicbag.jpg

放浪者さんへ>
もし放浪者さんへさんがお探しのものでしたら
おそらく生産中止になっているとは思いますが
吉田カバンもしくはお近くの取り扱い店に問い合わせれば良いと思います。

なお、このデザインはイギリスのW&H Giddenというメーカーにもありましたが
ここも、すでに買収されてしまい今では入手は難しいかもしれません。

以上参考までに
http://honda-bags.com/dallesbagclub/

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re:ミュージックケース 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月27日(月)07時23分58秒    編集済

No.5さんへ>
ご指摘のミュージックケースが、私が先に書いた「丸いパイプがむき出しになっていて、持ち手をそれにひっかけるようにする鞄」というやつです。たしかに「革-男の極上レザーアイテム750」に載っていました。見逃していましたね。

さて、この鞄、「吉田カバン完全読本」のP45にも同じ鞄が載っていたのですが、残念ながら現在は生産中止のようです。参考商品として載っていました。 Luggage labelのBridleというシリーズのようです。たぶん良質のブライドルレザーが入手できない等の理由なのでしょう。

また、日下公司のサイトは現在リニューアル中で見ることができませんね。

放浪者さんへ>
日下公司の掲示板は活きているので掲示板かメールなど問い合わせて写真だけでも入手されてはどうでしょうか。
http://www.kusaka.net/
http://323.teacup.com/kusaka/bbs

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放浪者様 投稿者:No.5 投稿日: 2月27日(月)00時56分14秒

一般に、ミュージックケースと呼ばれる鞄でしょうか。もしそれであれば、私も、モノマガジンのような雑誌で見た記憶はあります。手元の資料では、2004年に学研から出版されたムック本「革-男のレザーアイテム750」の40頁に、ラゲッジレーベルのものが載っていました。残念ながら、型番等はありませんが、値段は78,750円です。札幌の日下工房さんにも、ほぼ同じ形状の鞄がありました。

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nahok 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月26日(日)23時38分44秒

やすとみさんへ>
nahokのホームページに載っている取り扱い店リストでは、駄目なんでしょうか?
http://www.nahok.com/
http://www.nahok.com/buy.html

主に楽器店で扱っているようですね。
通販も可能なようですし、問い合わせてみてはいかがでしょう?

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放浪者さんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月26日(日)23時34分41秒

うーむ、吉田カバンでその手のやつはちょっと心当たりがありません。
(もしかして私が知らないだけなのかもしれませんが)

鞄の素材はナイロン、革、布のいずれだったか記憶にありませんか?
また「金属棒」は、金属がむき出しになっていましたか?それとも革などで包まれていましたか?φ20と書かれているところを見ると、丸い棒のように思いますが、棒の断面は四角いでしょうか?丸いでしょうか?

この手の鞄は、棒を鞄の上に通すことから棒屋根と呼ばれることもあります。
かなりクラシックなスタイルなので、monoマガジンに載るかなぁという気もしますが。
「棒屋根 鞄」で検索してみてください。なにか収穫があるかもしれません。
http://www.rakuten.co.jp/e-ebisuya/493704/493740/

あと、国産ではありませんがビル・アンバーグというブランドで通称ロケットバッグと呼ばれているものもちょっと似ています。
http://www.billamberg.com/collections/classics/index.asp

あと、丸いパイプがむき出しになっていて、持ち手をそれにひっかけるようにする鞄も写真で見たことがあるのですが、文字ではうまく表せません。(ネットでも写真を探せませんでした)

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ナホック ジャーマニー 投稿者:やすとみ 投稿日: 2月26日(日)22時36分36秒

NAHOKのブリーフケースを探しています。
nahok germanyは、楽器ケースを作っているところだそうで、盛り上がっているのがヨーロッパの防水生地とデザインが映画評論家の木村奈保子さんだとか。
東急ハンズで以前見たのですが、あまり置いていない。神戸本社だから三宮にあると聞いたけど、遠いし、手に入れる方法を知りたいです。

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吉田?のブリーフケースを探しております。 投稿者:放浪者 投稿日: 2月26日(日)14時25分9秒

太田垣様、初めて投稿させていただきます。じつは探し物があり放浪しているとここにたどり着きました。30代の会社員です。数年前に鞄を特集している特別号(モノマガジンであったと思います。)で日本製(吉田?)の鞄で開口部にφ20ぐらいの金属棒が水平に配置されており、それが留め金の役目を果たしているような物を見たことがあります。いまになって、その鞄をさがしているのですが、全くみつかりません。もしヒントでもお分かりになれば大変助かるのですが、お教え願えないでしょうか?まことに勝手を言って申し訳ありません。よろしくおねがいします。

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「言海」について 投稿者:EB 投稿日: 2月25日(土)14時27分14秒

太田垣様 ご出張中にお手数をかけましたが、仰るように、複数のPCから投稿しても同じIPになりますから、1/23通りすがりさんとEB、1/23 トムさんと2/04 Adornoさんが「同一人物と思われても仕方ない」とは断言できませんね。小さい一箇所のサーバーやPCから複数人が通信していることもありますしね。また、2/24 通りすがりさん、2/22 おおたがきさん、2/04 諏訪さんが別々のIPでも同一人物ではないという確固たる証拠にもなりませんしね。
いづれにしても、通りすがりさん≠EBの点だけは「鞄屋の奥様」のためにも断言しておきましょう。誰だかもう分かっていますが。
そして、マァ殆ど無意味な投稿( EB(EXTRA BAG)殿 投稿者:通りすがり 投稿日:2月24日)に端を発した無用な応酬、行事役の匿名の乱入、掲示板閲覧者の皆様には全く馬鹿馬鹿しいことで、私の投稿の分についてはお詫びをしておきます。
『箴言集』には、「愚者には愚に従って答えるな、君が愚者にならないために。愚者には愚に従って答えよ、愚者が己を賢者と思わないために」と書かれています。で、ここ迄で投稿を終了させるのも勿体無いので、最後に、太田垣様が『日本における「鞄」ことはじめ【05】 明治20年 近代日本初の国語辞典「言海」』で触れていない重要な点について書いておきます。「もう知っている」という方も「そんな話はどうでもいい」という方もおられるでしょう。これらの方々には、再び少しの間のご容赦を願います。

> 第三回内国勧業博覧会の第一部第八類の審査官は、主任・西村勝三、列座・多賀谷端刻、林兼吉郎でした。西村勝三は、有名な西村茂樹の実弟で、明治期の靴産業の大立者でした。出品の分類や名称に関して、審査員の意向が反映したのは間違いないようですが、この関連の調査を私はまだ殆ど行っておりません。【註 出品の林と列座の林は同一人物】 (中略)大槻文彦の『言海』第二冊にも「鞄」の語が登載されたことでもあるし、カバンの方も「鞄」の文字を積極的に使用して行こうと関係者が考えたかどうかは分かりません。(投稿日2月23日)

これだけでお分かりになる方には、ピーンと来ると思います。
問題点は、大槻文彦、西村茂樹(文部省時代の上司。宮中顧問官。後援者)、西村勝三(茂樹の実弟、靴産業界の大立者)の関係です。
大槻文彦の『ことばのうみのおくがき』などをお読みでない方のために、少し説明します。『言海』編纂は、明治八(1875)年に当時文部省職員の大槻文彦が課長の西村茂樹に編纂を命じられてから始まりました。その後、様々な事情があって政府事業から大槻文彦の個人的仕事となってしまったのですが、その大槻の仕事を影で支援したのが、西村茂樹でした。
大槻文彦と西村茂樹やその周辺人物と関係が深いことは間違いない事実です。しかし、大槻と西村の関係の中で、『言海』編纂過程での製革や靴に関する用語や用例の採択に西村勝三がどのように関係したかという詳しいことは西村勝三の人物伝(人物列伝所収のものや東京靴工倶楽部の顕彰伝など)を見た程度では、よく分からないのです。残念ながら細かい記述の確実な資料が乏しく、憶測の域を出ません。ましてや鞄については、というところですが、探索する価値はありそうです。

次の問題点は、「鞄」の語の『言海』登載時期ですが、『ことばのうみのおくがき』には、「明治二十一年十月にいたりて、時の編輯局長伊澤修二君、命を傳へられて、自費をもて刊行せむには、本書稿本全部下賜せらるべしとなり、(中略)、私財をかきあつめて資本をそなへ、富田鐵之助君、及び同郷なる木村信卿君、大野清敬君の賛成もありて、いよ/\心を強うし、踊躍して恩命を拜しぬ。(中略)、十月二十六日、稿本を下賜せられ、やがて、同じ工塲にて、私版として刊行することとはなりぬ。刊行のはじめ、中田大久保の二氏、閑散なりしかば、家にやどして、活字の?正せむことを托しぬ。稿本も、はじめは、初稿のまゝにて、たゞちに活字に付せむの心にて、本文のはじめなる數頁は、實にそのごとくしたりしが、數年前の舊稿、今にいたりて仔細に見もてゆけば、あかぬ所のみ多く出できて、かさねて稿本を訂正する事とし、?訂塗抹すれば、二氏淨書してたゞちに活字に付し、活字は、初より二回の?正とさだめたれば、一版面、三人して、六回の?正とはなりぬ。かくてより、今年の落成にいたるまで、二年半の歳月は、世のまじらひをも絶ちて、晝となく夜となく、たゞこの訂正?合にのみ打ちかゝりて、更に他事をかへりみず。さてまた、篇中の體裁も、注釋文も、初稿とは大に面目をあらためぬ。」とあります。
つまり、「鞄」という文字の『言海』登載が、上記の校正中、つまり1888年11月から第二册(自か至さ)出版の1889年10月31日までの間に行われたことは確実ですが、何に基づいたのか、誰の提言または知見に基づいたのか、ヨリ古いものヨリ確実なものを求めてさらに調査中というところです(既述)。

ということで、これから先は、興味をお持ちの方や太田垣様が研究されると宜しいでしょう。

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EBさんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月25日(土)08時17分34秒

2/24の通りすがりさんは、たぶんこの掲示板のHTMLソースコードを見て判断しているのでしょう。(ソースコードには投稿時のIPアドレスが記録されています)

まぁ、同じIPだとしても会社等からゲートウェイを通せば複数のPCから投稿しても同じIPになりますし、自宅と会社、ネットカフェ、プロクシ接続、携帯電話と、同一人物でもIPアドレスを変更することも可能ですので、確固たる証拠にはならないのですが…。

ソースコードから抜き出した記録では、
———————————————————————-
01/23 通りすがりさん tkbn116080.catv.ppp.infoweb.ne.jp(220.146.43.80)
02/25 EBさん     tkbn116080.catv.ppp.infoweb.ne.jp(220.146.43.80)
———————————————————————-
01/23 トムさん    vip1.lcv.ne.jp(202.122.192.129)
02/04 Adornoさん   vip1.lcv.ne.jp(202.122.192.129)
———————————————————————-
ということで、同一人物と思われても仕方ないでしょう。
ちなみに、EBさんが気にされている、私を含めた3名ですが
———————————————————————-
02/24 通りすがりさん 211.233.29.176
02/22 おおたがき   p84ce90.tkyoac00.ap.so-net.ne.jp(210.132.206.144)
02/04 諏訪さん    12.167.138.13
———————————————————————-
となっています。211.233.29.176:80は、韓国のプロクシのようです。

PS この投稿は出先からなので、いつもとは違うIPです。

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通りすがり殿 投稿者:EB 投稿日: 2月25日(土)02時35分41秒

私事で恐縮ですが、一言だけ反撃。

「EB(EXTRA BAG)殿 投稿者:通りすがり 投稿日: 2月24日(金)20時06分39秒」
>そろそろ私に変身するのかい
未だに懲りない「かばん屋の妻」様   投稿者:通りすがり 投稿日: 1月23日(月)06時17分5秒
お書きになった方は、当方への皮肉・当てこすりのつもりなのでしょうかね? この方は、「このへんで手仕舞いを 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月23日(月)20時38分55秒」の内容をもう一度よく読みかえすべきではないでしょうかね。

それにしても、「Adorno(トム)様 投稿者:諏訪 投稿日: 2月 4日(土)23時53分34秒  もういい加減にしてはどうかね」の内容といい、上記の内容といい、EB(EXTRA BAG) =通りすがり、Adorno=トム、などと投稿者を決め付けているようですが、最終的に同定できるか否かの根拠をお持ちなのは本掲示板の管理人様のみでしょうから、「通りすがり」氏や「諏訪」氏は太田垣様と思われてしまうのではないでしょうかね?
管理人様はどのように考えておられるのでしょうかね?

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EB(EXTRA BAG)殿 投稿者:通りすがり 投稿日: 2月24日(金)20時06分39秒

そろそろ私に変身するのかい

未だに懲りない「かばん屋の妻」様   投稿者:通りすがり 投稿日: 1月23日(月)06時17分5秒

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開催年の訂正 投稿者:EB(EXTRA BAG) 投稿日: 2月24日(金)07時30分56秒

今朝、掲示板を読み直していて、勧業博覧会の開催年の書き誤りに気付きました。訂正いたします。

(誤)「明治二十四(1891)年の第三回内国勧業博覧会)→(正)「明治二十三(1890)年の第三回内国勧業博覧会」

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鞄の事物起源  投稿者:EB(EXTRA BAG) 投稿日: 2月23日(木)00時01分44秒

樋口@tanizawa様、初めてお目にかかります。
>私などは興味を持って拝見しているので残念ではありますが,もし何らかの成果があれば,改めて掲載していただければ幸いです。
ご会釈の言とは承知しておりますが、思わぬところに読者の方がおられ、恐縮に存じます。資料を紹介しながらの論述は、どうしても長文化し、また素人談義にしては擬似専門的になりがちです。つまりは、掲示板に馴染にくいようです。それに、素人が大発見だなどと思っていることは、大抵すでに誰かが何処かで発表したモノや全くラチモナイモノであることが多いものです。タイシタ業績だと得々と提出して来た者に対して「○○に目を通しましたか? 同じ主題でモット優れたものが既に書かれていますよ」「重要な××に論及していないのはどうしてですか? 結論に変わりはありませんか?」で、提出者がシュンとなる。これは日常でもよくあることです。他山の石としております。

太田垣様へ
>またそのときはご意見お願いします。
太田垣様の手で「鞄事始」が纏められることを念願しつつ、そのささやかな協力者、つまり資料の提供者としてありたいと思っております。所蔵資料から画像資料を作成するのは結構手間がかかるのですが、再度提供できるものがあるやも知れません。その節にはご遠慮なくどうぞ。

掲示板をご覧の皆様方へ
もう打ち切ろうと思っていたのですが、樋口様の口車に乗って鞄事始に関する文字通り最後の投稿をさせて戴き、今まで紹介した資料を通しての「問題の所在」を指摘と、定説(?)ならぬ俗説への駁文とさせて戴きます。長文のほどご容赦願います。

>「それにしても鞄という漢字は突如現れて広まってゆきます。私は谷澤氏およびその周辺がかなり大きな役割を果たしていたのではないかと想像しています」という大田垣様のご見解を否定するつもりはありませんが、ご想像の根拠は何でしょうか? 商工録等には谷澤の名前は殆ど出てきません。口碑によるのでしょうか。太田垣様とは逆に、谷澤が今日、自己の役割を実態以上に誇大に宣伝しているという想像もできます。どちらにしても、多様な資料を掘り起こさないと憶測の域を出ないようです。
ということを2月19日の投稿に書きました。
これに対して樋口様が「商売上,都合よい部分のみ掻い摘んで強調するといった傾向は無いともいいがたいのですが云々」とお書きになっておられますが、斯様な些か幼稚、些か見当外れなリフレクションに対しは、誤解を先ず解いておきたいと思います。

谷澤禎三氏晩年の回顧談は少し承知しております。政治家でも経済人でも学者でも、誰の回想録・回顧談でも、記憶違いがある他に過去の事跡や役割についての誤謬や誇張がないかどうか、そのまま鵜呑みにせずに多様な資料で傍証する必要があります。このような作業を行なうことで、その回想録・回顧談の信憑性・信頼性が増し、初めて論考の資料として用いることができるのです。その点で、太田垣様のご想像にはHPに掲載されている論拠だけでは疑いが残るのではないかと書いたのが、文章の本意です【勿論先に断りましたように所詮は皆「素人談義」なのですから、学術の水準での厳密さを求めているわけではありません】

「商工録等には谷澤の名前は殆ど出てきません」の説明を致します。第一回、第二回内国勧業博覧会資料の『内国勧業博覧会出品目録』、『内国勧業博覧会審査評語』、『内国勧業博覧会賞牌褒状授与人名録』等の何処に谷澤禎三の文字が出ているのでしょうか。
明治十年代のまだ若い谷澤が内国勧業博覧会に関与できたとすると、それはあくまでも鞄商大阪屋・川上藤兵衛の下でのことと考えるべきでしょう。この時代の川上と谷澤の仕事上の関係はどうだったのでしょうか? 勧業博覧会への川上の出品に谷澤はどのように関ったのでしょうか? 川上と谷澤との関係は、口伝などではなく確実な資史料によってその詳細が明らかにされるべき問題です。

鞄カバンという語がいつ頃誰によって使われ始めたのか、またいつ頃広く社会的に認知されたのか、これが解決すべき主題です。
このためには、主に1880年代後半の活字資料を経年的網羅的にあたり、‘かばん’の意に用いられた「鞄」の文字とそれに付された「カバン」のルビの初出を探せばよいわけです。しかし、このような文献学・書誌学的調査には大変な労力を要します。また、近代文献資料は古代・中世に比べると圧倒的に多量なので、調査には見落としという危険が常に背中合わせにある怖い世界です。個人が片手間にできることでありませんし、また発見したとしても更に博捜しなければ不確実で、容易に発表できるものではありません。非常に解決困難な問題です。
しかし、「谷澤禎三が鞄という文字を作った」という説は明らかな謬見です。『康煕字典』などという大げさなものを持ち出さなくても、当時のありふれた字典、例えば三浦道斎(茂樹)編『新鐫校正大增補字林玉篇大全』(1872)や三宅少太郎編『新編字書』(1883)にも鞄の文字は登載されています。ただ、鞄ハク、ハウ、ホウと鞄カバンの語義は全く違います。谷澤が鞄の文字が従来から存在することを知らずにいて、自分が作ったと錯覚していたとしても、これは単なる錯誤に過ぎず、「谷澤禎三が鞄という文字を作った」ということにはなりません

そこでこの主題への別な接近法です。内国勧業博覧会の資料からは、要約すると次のことが推測されるというのが、これまで数回の私の投稿の内容でした。
‘かばん’とは何ぞやという定義・概念規定の問題があるにせよ、明治十(1877)年の内国勧業博覧会では、‘かばん’は胴亂・革包・カバン等の言葉で表現されているが、革包は‘かばん’だけを指す言葉ではなかった。明治十三(1880)年の宮城県博覧会では、‘かばん’はカバンと表記されていた。明治十四(1881)年の第二回内国勧業博覧会で、‘かばん’は革包カバンと表記されるようになった。

ところで、明治二十四(1891)年の第三回内国勧業博覧会では、『内国勧業博覧会参考品目録』に「革包 福田清五郎」、「革包 小和田順之助」などの記載があり、また『内国勧業博覧会褒賞授与人名録』には「大鞄、堤鞄、口開堤鞄 … 林謙吉郎」、「鞄 … 相場新吉」、「鞄各種 … 森田直七」などの記載があります。ここに至って内国勧業博覧会では、‘かばん’を表記するのに「鞄」の文字が使われ始めました。【註 「相場新吉」は「相場眞吉」の誤植であろう】
第三回内国勧業博覧会の第一部第八類の審査官は、主任・西村勝三、列座・多賀谷端刻、林兼吉郎でした。西村勝三は、有名な西村茂樹の実弟で、明治期の靴産業の大立者でした。出品の分類や名称に関して、審査員の意向が反映したのは間違いないようですが、この関連の調査を私はまだ殆ど行っておりません。【註 出品の林と列座の林は同一人物】
靴という言葉は古くから用いられており、『大日本商人録』にも靴商の項があります(前述。2月17日投稿)。大槻文彦の『言海』第二冊(1890)にも「鞄」の語が登載されたことでもあるし、カバンの方も「鞄」の文字を積極的に使用して行こうと関係者が考えたかどうかは分かりません。この辺の事情を明らかにするためには、興味と関心をお持ちの方にご研究をお願いしたいところです。
また、明治天皇は各種博覧会・展覧会に行幸し、かなり丁寧に出品を見て廻り、いろいろと下問したということですから、こちらの線から当たることも必要かも知れません。天皇が気に入って買い上げた美術品等は、宮内庁尚蔵館に保管されていますし、関連記録類も多いのではないかと思います。

さらに、より重要な事実は、『日本全国商工人名録』にも名前がないことです。谷澤が川上から独立して店を持った後に刊行された『日本全国商工人名録』(1892.4)の東京府武蔵国の部には、「革鞄商」の項に12名(川上藤兵衛・早川八五郎など)、その他にも「袋物問屋」の項に17名、「袋物商」の項に30名に就いての、主な取扱商品・屋号・住所・主人の名が掲載されています(同書p41-p44)。そして「袋物問屋」の項にも「袋物商」の項にも、鞄の取扱業者が含まれています。然るに、谷澤商店、谷澤禎三の記載はありません。これは何故でしょうか? 当時、谷澤は何をしていたのでしょうか? 谷澤商店はどのような状態だったのでしょうか? … この空白の理由を実証的に究明しなければなりません。
といっても、短絡的に「谷澤はまだ若造で店も新興店だったから、人名録には掲載されなかったのだ/人より早く鞄の語を看板に掲げたという話はおかしいのではないか」と即断されても困ります。また、このような空白の事実を認めない頑迷な方にも困ります。物事を実証的に解明するには、博覧会の公式記録や商人録といった資料から取り出された事柄のひとつひとつを、他の信頼の置ける資史料によって検証して行くことが、学術的な研究でなくても、当然必要な作業だと考えています。

再び、樋口@tanizawa様へ
>本来であればこのような検証は私どもの側で行い,皆様にご提示できる状態を作るべきなのでしょう。管見,微力ではありますが,お役に立てることがあればとは思っているのですが、
とすれば、樋口様には谷澤側資料(家蔵資料)で実証的に疑問点に答えて戴くことを期待したいものです。確かに、東京の京橋地区は維新・震災・戦災によって公的にも私的(家蔵)にも資史料の少ないところのようで、直ぐに結論が出るようなことではないと思いますが、ここに期待しておきます。

最後に掲示板をご覧の皆様方、太田垣様へ
長々と恐縮でした。
鞄のことに限らず何事も分からないことだらけです。道楽は学問に尽きるといいます。私自身は空き時間に興味本位で調査中です。とはいえ、この投稿文を書いていることを含め、本来の仕事をしないで貴方は何をしているの!、と山の神に叱られています。
そこで妄想です。生活の面倒は見てやるから鞄の研究をやれという奇特な方がおられたら、遅ればせながら仕事替えをしてもよいのですが、…、いや冗談です。(苦笑)

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鞄職人と鞄好き 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月22日(水)22時41分27秒

いつものように「鞄」をキーワードにネット検索をかけていたら、
「ほぼ日刊イトイ新聞」がひっかかってきた。
なにかと思ったら、↓の文章の最後の方に鞄職人の話が…。
http://www.1101.com/otousan/1998-11-10.html
これが書かれたのが98年。さて、現状はどうだろうか。

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まとめレス 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月22日(水)21時23分56秒

みこさんへ>
なぜかダコタって多いんですよね。プリンセスバッグのダコタで合っていてよかったです。
問合せはうまくいったのかな。

てるるさんへ>
掲示板ではこの手の取り扱い店探しの質問への回答率は昔からよくないので、あまり期待しないで下さい。Herve Chapelierのホームページを見ても取り扱い店情報などが見つからないので探すのはなかなか難しいですね。
http://www.herve-chapelier.com/
Productsの中に966SCという大型のトラベルバッグ 80cmx50cmx43cmがありますが、これでしょうか。

京都人さんへ>
使う目的が定まらないと使い勝手は云々できないですし、最初の投稿にあった革かナイロンか、ダレスかブリーフかというご質問に関しては私の考えを少し前に書いてみました。残っている話としては、「かっこよさ」ということになります。個人的な好き嫌いを別とすると、TUMIのような一種の標準原器も必要なのかと思い挙げてみました。
他の「標準原器」としては、吉田カバンやマンダリナダック、少し値段は張りますが、felisi等を研究してみてはどうでしょうか。

ねこらびほさんへ>
お久しぶりです。ソメスさんに相談されたのですね。
(なんとなくそういう予感はあったのですが)
やはり、対面で相談に乗るほうが確実ですし、買うほうも安心ですよね。こういうお店を一つ持っていると鞄の選び方もずいぶんと違ってくると思います。この先、ソメスとはまた別のキャラクターの鞄メーカーを開拓してゆくと面白いかもしれませんね。

マンダリナダックはもともとゴム素材等を使ってブレイクしたりした過去がありますので、革素材にこだわりを持って「いない」ところが面白いところです。ちょっとひねりの聞いた小技やアイデアが入り込んでいて楽しい気持ちになります。

EBさんへ>
いろいろご指摘ありがとうございます。一度、得られたところや解決しないといけない課題などをホームページに反映させて整理してみます。またそのときはご意見お願いします。

樋口@tanizawaさんへ>
私一人で成果を独り占めしていても面白くありませんので、不備な点もひっくるめて公開して行きます。(ただ、いつになるかわかりませんが)
検証できない事柄には懐疑的な態度で挑むのが正しいスタンスなんでしょうけど、楽しくなければ続けてゆく根性もなくなりそうですので、これまでの定説を覆すような決定的な証拠が出てくるまでは、従来の定説にしたがっておこうと思います。そのほうがドラマチックで夢がありますし。

情報が整理できて、いろいろ再発見がまとまれば、「そのとき歴史が動いた」風な番組企画をどこかのテレビ局に売り込んだりして。

はむさんへ>
ファンレターどうもありがとうございます(^o^)
修理ですか。鞄を作るのとはまた違った大変さのあるお仕事だったんですね。
また修理関係の質問の中で分かる事がありましたら、教えてくださいまし(^^;

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(無題) 投稿者:はむ 投稿日: 2月22日(水)20時21分16秒

はじめまして。実は私は、今までスーツケースの修理に携わっておりました。ここのBBSは、修理のヒントになる事も多く、たまーに覗かせて頂いておりました。この度、業務縮小により、修理から撤退することに。 たくさんのカバンと出会いました。直すほうの身としては、ここの皆様のカバンに対する真摯な思いを胸に、(もちろん修理にだされたオーナー様の)頑張ってきました。これからはカバンからは、遠ざかった仕事につきますが、こちらはまた覗かせて頂きますね。 1ファンより

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Re:鞄の起源 投稿者:樋口@tanizawa 投稿日: 2月21日(火)10時21分35秒

太田垣様。ご無沙汰しております。

EB(EXTRA BAG) 様。
> 掲示板閲覧の皆様にはさほど興味のないことを長々と書くのも憚られますので、ここで打ち切ります。
> 後は太田垣様と個人的なやり取りでといたしましょう。
私などは興味を持って拝見しているので残念ではありますが,もし何らかの成果があれば,改めて掲載していただければ幸いです。

> 谷澤が今日、自己の役割を実態以上に誇大に宣伝
商売上,都合よい部分のみ掻い摘んで強調するといった傾向は無いともいいがたいのですが,少なくとも,明らかに事実と反するような部分があれば,訂正していきたいとは思います。というより,本来であればこのような検証は私どもの側で行い,皆様にご提示できる状態を作るべきなのでしょう。管見,微力ではありますが,お役に立てることがあればとは思っているのですが,力不足のため太田垣様やEB(EXTRA BAG)様の貴重な時間を割いての研究結果をあてにする状態はお恥ずかしいしだいです。

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多慶屋さん 投稿者:ねこらびほ 投稿日: 2月21日(火)09時37分39秒

過去ログを拝見していたら、多慶屋さんにTUMIがあると載っていたので、
シャンプーを買いに寄り道したついでに覗いて来ました。

B館5階だったかな、紳士インポートバッグ売り場にありました。
TUMIを直に手にとっての見るのは初めてでしたが、本当にしっかりとした生地と作りでなるほど人気のわけがわかりました。
私には型番など詳しいことはわかりませんが、ブーリフケースを中心に結構いろんな型があり、お値段は希望小売価格の数千円~一万円程度お安いようです。
トート・バッグも置いてあり、アロイというのでしょうか、グレーっぽい色のものは春夏の通勤用に私も欲しいなぁと思ったりしました。
ただ、あのしっかりしたナイロン生地だと、サマーニットの体側部分があっという間に擦れてダマダマになってしまうかしら?

TUMIの他にもフェリージやゴールドファイル、マンダリナダックなどのビジネスバッグが置いてありました。
フェリージは、ナイロン地×革のブリーフケースが何色か並んでました。
こちらはゴールドファイルと同様にガラスケースに入っていたため、手にとって見ることは出来ませんでした。(お店の人に声をかければもちろんOKでしょうが)
マンダリナダックはナイロン地のちょっと大き目のバッグが2~3型あり、お値段は希望小売価格の約一万円引きといったところでしょうか。

話はズレますが、マンダリナダックは数年前に仕事(学会参加という名の観光)でイタリアに行く前に、英国人ビジネスマンに「イタリアへ行くならマンダリナダックの革のバッグを是非買ってくるといいよ。ウチの奥さんがここのバッグに夢中なんだ」と勧められ、初めてその名を知りました。
そこで「せっかくだから、革のバッグを買って帰ろう」と現地のセレクトショップや直営店を覗いてみたところ、展示の主流はカラフルなナイロン製のシリーズで、その時は意外に思いました。
しかし店の人からも革製の物を勧められ、とても安くなっていたこともあってビジネス用にとナッパのバッグとお財布を購入しましたが、
今考えてみると、マンダリナダックらしからぬ品を買ってきてしまったのかしら?
但し、革の手触りも使い勝手も良好で、内部のポケットの位置やさりげなく付けられた取り外し可能の手鏡など、働く女性の心をよくわかっているなぁと感心。件のビジネスマンの奥さんが夢中になるのもわかる気がしました。

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続・サブバッグ 投稿者:ねこらびほ 投稿日: 2月21日(火)08時36分53秒

サブバッグの件で投稿&質問させていただいたねこらびほです。
色々とご助言ありがとうございました。
あの後、色々と迷ったのですが、やはり帆布は色落ちが心配なのと
ソメスさんで手頃なのが見つかったため、結局革のトートを購入しました。
ジャストA4サイズ(よってA4ファイルは厳しい)のしっかりした黒の革で持ち手がヌメ革です。
お値段も万札+コインとお手頃でした。
ソメスさんの方でも本社から色々と取り寄せて下さったのですが、
今時分の服装やメインバッグとのコーディネイトを考えて、少々無難な選択にしました。

以前は一年中プラダのナイロンで済ませてましたが、服装に合わせて今年はバッグも春夏ものを揃えてみようかと思っています。
色も少し明るめで、耐水性のある素材を選びたいです。
またその節には色々と相談させてくださいませ。

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太田垣様宛 追伸 投稿者:EB(EXTRA BAG) 投稿日: 2月20日(月)13時17分50秒

太田垣様  恐縮ですが、前回・前々回投稿の補足をさせて戴きます。

2月17日の投稿「太田垣様」の中で、
>「革包」という言葉がカバンの意味を表す言葉として当時あり、それを用いての語義説明なのでしょうか? しかし、古くから「革包拵」や「革包胴」という言葉があり、「革包」カハツツミの語義からすれば、「革包」という言葉がカバンの意味を表すものとして直ちに用いられたとは考え難いようです。
と、書きました。これについては重要な事項を省略して書きましたので、誤解をなくすためにも、少し具体的に敷衍します。

明治十三(1880)年の宮城県博覧会に折山藤助がカバンを17個出品しましたが、『宮城県博覧会出品目録』に拠れば出品の表記は「カバン」でした。折山藤助は、翌明治十四(1881)年の第二回内国勧業博覧会にも出品しましたが、その表記は「革包」でした。第二回『内国勧業博覧会審査評語』(1882.1刊)には、早川八五郎の出品「革包」の評語に「旅行ノ用ニ適ス」とあり、林てう、折山藤助の出品「革包」の評語に「旅行ノ具ニシテ運搬ノ便ナリ」とあります。つまり、1881年頃に「カバン」の中でも革製のものが「革包」と呼ばれるようになったのではないかという推定が成り立ちます。 【註 明治十三年の博覧会に北村半兵衛が出品したものは籐細工の「カバン」でした。】

> 博覧会規則で和英対訳の小札を付けることになっていた。
出品の英訳された小札については未見です(もはや存在しないかも知れません)が、第二回『内国勧業博覧会列品訳名 農商務省博覧会掛編』(1885年増補訂正)に拠って英訳語を調べると、「革包 Valise」、「手提革包・堤革嚢 A portmanteau」となっていて、「手提革包」の語には「テサゲカバン」とルビが振ってあります。この頃(1881~1885)に、政府は革包をカバンと読ませていたことが分かります。
革包カバンは、Valise、Portmanteauの訳語が当てられていたことから、これらの輸入品を原型に製作されということが推定されるかも知れません。

【因みに、前回紹介した出品目録中、 胴亂は A portmanteau、烟袋・煙草入は A tobacco pouch、荷袋は A purse、袋は A bag、文庫は A box made of paper, lacquered 】

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おおたがきさまへ 投稿者:京都人 投稿日: 2月20日(月)03時01分29秒

tumiの鞄は確かに性能良さそうですがナイロンバッグにこの値段はちょっと高い気がします
ほしいのはブランドではなくて使い勝手ですので

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おおたがきさまへ 投稿者:京都人 投稿日: 2月19日(日)13時46分28秒

有難うございます
参考にさせていただきます

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拝復 太田垣様 投稿者:EB(EXTRA BAG) 投稿日: 2月19日(日)07時52分41秒

>調べたいと思いつつも、どうでもいいことでもあるし(笑)、
となると、遠方から拙宅書斎や某所研究室・資料室においで戴いても、成果はいか程でしょうか。と、マァ、軽くジャブを放っておいて(笑)、素人談義に入ります。【掲示板閲覧の皆様には、太田垣様と私との素人同士2人の応酬、その迷走振りは、平にご容赦願います】

辞典類を参照されるならば、高橋五郎の漢英対照『いろは辭典』(1888.5)だけではなく、『英和対譯辭書』(1872.9)、『英和字彙』(1873.1)、『英和小字典』(1873.12)などに登載されたBag等の類語についても、その訳語も確認されておくことを奨めます。
商業資料も『大日本商人録』の東京の部(1880.7)と横浜の部(1881.4)、吉田保次郎『東京名家繁盛図録』(1883)、新井藤次郎『東京勢閣図録』(1885)、長井良知『東京百事便』(1890.7)、上原東一郎『東京買物獨案内』(1890)、岡村清吉『東京名家獨案内』(1890)、『日本全国商工人名録』(1892.4)、賀集三平『東京諸營業員録』(1894)、『日本商工營業録』(1901)、『東京模範商工品録』(1907)、『東京商工録』(1910)、『日本皮革商工人名録』(1910)などは国立国会図書館で閲覧できます。

次に、明治十年の内国勧業博覧会関連の文献資料は、太田垣様が閲覧された『内国勧業博覧会審査評語』の他に、『内国勧業博覧会諸規則』、『内国勧業博覧会出品目録』、『内国勧業博覧会賞牌褒状授与人名録』、『内国勧業博覧会委員報告書』などがあり、国立国会図書館(電子版も可)で閲覧できます。
出品目録では、福田政次郎の出品には「文庫(一)牛皮角形(二)麻布 胴亂(三)牛皮蟇口 ○革包(四)角形 ○吹革(五)茄子形」、田中伊三郎の出品には「革包(一)牛革眞鍮金具 ○辨當箱(二)小倉織象革前後開 ○煙草入(三)象革茶色 ○額(四)革杉網細川紙」、川上藤兵衛の出品には「胴亂(一)牛革堤籃形、… ○界紙入(二)、… ○革包(三)布製鈍方形」と記述されています。
太田垣様は、少なくとも審査評語の該当箇所と出品目録(第二区第五類)の該当箇所を対照の上で、メモを書かれ、公表されたものとは思いますが、説明文から見ると疑問も残ります。もしご覧になっておらず、またお望みならば、出品目録の該当箇所の映像資料を送ります。
【なお、言わずもがなのことですが、現在の言葉や概念をそのまま用いて、当時の事物を推定することは危険です。衣匣という言葉はシナの調度(結婚の際の調度や旅遊の際の道具でもある)に由来し、衣匣は、シナの小説や絵画に描かれ、またご指摘の通り朝鮮民主主義人民共和国平壌特別市楽浪区域貞柏洞の墳墓(王光墓)からも出土されたようですが、これらをもって明治日本の「衣匣」を類推するのは軽率に過ぎると思います。同じく、「櫛の箱一具、衣箱コロモハコ一具」となどという日本の衣装箱や長持・中持の類から、どのような形でどのような寸法であるかを類推するのも軽率なことです】
勧業博覧会に出品された福田政次郎の「衣匣」については、現物もしくは図版・記録類を見ていないので言及することはできませんが、実見したそれより昔の携帯用とも思われる皮箱・漆皮箱(上下に重ねる形式)の類は大体35×45×9cm程度のものでした。鉄道・馬車の発達に伴い大型化したことも推測されますが、太田垣様のように「匣は、大型の衣装トランクのことを言っているのではないか」として、大型のトランクと推定することには少し飛躍があると感じます。何方かに、実物かその詳細記録を基にご示教願えると幸いなのですが。

ところで、委員報告書の兵庫県の部にも面白い記載がありました。革箪笥・革小箱を出品した浦上や平井に対して「女用ノ小ナル手提物ノ類ヲ造ラバ佳ナラン」という評語です。また、出品目録によれば兵庫県の平井市平の出品は、ずばり「カバン」の名称で、柳製堤匣です。こちらの方が鞄事始に近い気もします。
なお、賞牌褒状授与人名録には、旭玉山(牙彫)、高村東雲(木彫)、清水六兵衛(陶器)、永楽善五郎(陶器)、西村勝三(靴製造)など馴染みの名が記されています。高村光雲の『幕末維新懐古談』ではこの勧業博覧会のことが述べられています。高村東雲の場合は、龍紋賞ということもあり、当時の讀賣に記事が掲載されたそうです。

>それにしても鞄という漢字は突如現れて広まってゆきます。私は谷澤氏およびその周辺がかなり大きな役割を果たしていたのではないかと想像しています。
ご見解を否定するつもりはありませんが、ご想像の根拠は何でしょうか? 商工録等には谷澤の名前は殆ど出てきません。口碑によるのでしょうか。太田垣様とは逆に、谷澤が今日、自己の役割を実態以上に誇大に宣伝しているという想像もできます。どちらにしても、多様な資料を掘り起こさないと憶測の域を出ないようです。

最後に、カバンといえば、やはり軍用と学用です。太田垣様が引用された『砲兵射撃教範附録』(1888.9)の図は正しくショルダーバッグですが、「携帯カバン」の語が何から齎されたのか、陸軍の砲兵学校のこの教本はどこの国のものに拠るのか、何語からの翻訳か、を知りたいと思います。「軍用カバン」が、「学校カバン」と共に、カバンという物と言葉の普及大衆化に深く関係していることは容易に想像されますが、この点についても、どなたかにご示教願えると幸いです。

追記  以上の内容および前回投稿内容は格別に調査したことではなく、だいぶ以前に別件を調査した際の余禄のようなもので、あまり学術的な話ではありません(よって素人談義と申し上げました)。書くべきことは残っておりますが、掲示板閲覧の皆様にはさほど興味のないことを長々と書くのも憚られますので、ここで打ち切ります。後は太田垣様と個人的なやり取りでといたしましょう。
また、先程「どなたかにご示教願えると幸いなのですが」と書きましたが正直あまり期待はできません。今は本業の時間を割いて鞄について研究調査することも出来かねますので、折に触れて自ら調査をしたり、友人達(正真正銘の碩学)から話を聞いたりしたいと思います。格別な収穫があれば、その際に投稿したいと存じます。

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京都人さんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月18日(土)11時39分42秒

楽天で人気のある革のバッグとしては、土屋鞄工房やヘルツあたりのようですね。
HERZ 3WAYダレス 34125円あたりは比較的安くて良いのですが数ヶ月待ちですね。
http://www.rakuten.co.jp/porco-rosso/467905/478087/377030/

ナイロン鞄だとTUMIのポートフォリオ・ブリーフとかもあります。
http://www.rakuten.co.jp/daiko/443880/700583/

比較的安い商品が並んでいる楽天ショップとしては桜市場の鹿鳴館コーナーでしょうか
http://www.rakuten.co.jp/sakura1/391914/
http://www.rakuten.co.jp/sakura1/391914/475450/

ほかにもいろいろあると思いますよ。

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おおたがきさまへ 投稿者:京都人 投稿日: 2月18日(土)09時31分45秒

そうですね確かに部署も決ってないのに高い鞄は無謀かもしれませんね
予算無視で考えるとダレスバッグとブリーフケースはどちらがいいのでしょうか?
でもipod何かを入れようと思うと皮製の物は少ないイメージがあるのですがどうなのでしょうか?
参考にしてるのは楽天市場なんかを参考にさせてもらってますが人気ランキングの上位を
閉める物はちょっと高すぎる気がして

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京都人さんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月17日(金)22時58分0秒

15000円であれば、予算的にダレスはちょっと難しいかと思います。

鞄の位置づけですが、長く使いたいという気持ちは分かるのですが、とりあえずリクルート用の使いきりで考えたほうがいいと思います。どんな会社のどんな部署でどんな仕事になるか分からないうちに気合の入った鞄を買ってしまっても、お蔵入りしてしまう可能性が高いです。

実用性を考えるなら折り畳み傘が入れやすいとか、A4用の《ファイル》や《封筒》が入る大きさを考えてみてはいかがでしょうか?電車通勤が長くなりそうなら、MDやi-podなんかをスマートに収納できるポケットも欲しいところですね。

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EBさんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月17日(金)22時08分27秒

EBさん、いろいろお調べ頂きありがとうございます。

> 高橋五郎の漢英対照『いろは辭典』(1888.5)には「かばん」の語義説明に「革包」の文字が使われ「革の手提 A leather trunk」と説明されています。

これは未見です。是非、確認したいと思います。
明治初期の資料にはカパン等と書かれたものもあります。(誤植かもしれませんが)

それにしても鞄という漢字は突如現れて広まってゆきます。私は谷澤氏およびその周辺がかなり大きな役割を果たしていたのではないかと想像しています。

ただ、「革包」→「鞄」という説には私は否定的です。実は、先の博覧会の資料の中には、「革包」の他に「革包家具」というのも見られ、鞄とは別に、革で包んだものという認識はしっかりあったと思われます。革包家具がどんなものかはよくわかりませんが。

むしろ提籃(ていらん:提げるカゴの意)、提嚢(ていのう:提げる袋)といったように手で提げるというところに注目した熟語のほうが自然な気がします。

「革包文匣」と匣の解釈ですが、文匣は時代が下れば文庫となって定着する小箱で、その点は理解しているつもりです。ただ、ここで衣匣は衣装ケースです。しかも旅行で使える衣装ケースとなると、ここで意味している匣は、かなり大きな箱を意味しているのではないかと思い、メモしたのです。

世界大百科事典の王光墓の項に、出土遺物として、冠帽、指輪、陶器、漆器などに混ざって衣匣や鏡奩(きょうれん:鏡を入れる箱) などの調度品が出たと書かれているらしいのですが、未確認です。もしお手許にあるのであれば、ご確認いただきたく。

また、提匣という言葉も見えます。柳で編んだ手提げ箱なのでしょうが、竹で編んだ提籃と違って、もっとハードケース、ハコのような意匠を持っているのではないかと思われます。

> 出品には博覧会規則で和英対訳の小札を付けることになっていたのですが、それには何と書かれていたのでしょうか。

私の借りた本には残念ながら、対訳の記載はありませんでした。また、英語が併記されている資料についてもわかりません。なにか情報があればお願いいたします。

> また、田中伊三郎以下の説明文にも私には理解しかねる点があります。
これはどのあたりに理解しかねる点があるのでしょう?行厨とか烟袋でしょうか。

調べたいと思いつつも、どうでもいいことでもあるし(笑)、そもそもどんな本に当たれば出てくるのか、基礎知識が無いのが決定的に辛いところです。

手元にあるのは、モースの撮った写真集で、1880年~1910年頃の風俗が写真で残されています。中に京都・新京極の写真があって、「かばんくつ各種 trunk & shoes」という看板を掲げているものが見えますが、通行人の風俗は着物に草履です。明治期の新聞や雑誌を閲覧するのは、またずいぶん先になりそうです。

あ、もしかしてEBさんの書斎(?)にお邪魔して、一緒に文献を当たれば、いろんなことが瞬時に解けるような気がしてきました。お邪魔可能であれば、別途メールでもいただけませんか?

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太田垣様へ 投稿者:EB(EXTRA BAG) 投稿日: 2月17日(金)17時33分48秒

太田垣様
「【長文】鞄の言葉の起源に関するメモ(2月16日21時16分)」並びに「日本における『鞄』ことはじめ研究」を拝読いたしました。博捜されており特段付け加えるべきこともありませんが、関連して少しだけ書かせて戴きます。太田垣様がご存知のことを書き連ねる点には、ご容赦願います。

国語辞典で、「カバン」という語彙が登載され「鞄」の文字が当てられたのは、大槻文彦の『言海』第二冊(1890)が初出ですが、高橋五郎の漢英対照『いろは辭典』(1888.5)には「かばん」の語義説明に「革包」の文字が使われ「革の手提 A leather trunk」と説明されています。
これに関して、「革包」という言葉がカバンの意味を表す言葉として当時あり、それを用いての語義説明なのでしょうか? しかし、古くから「革包拵」や「革包胴」という言葉があり、「革包」カハツツミの語義からすれば、「革包」という言葉がカバンの意味を表すものとして直ちに用いられたとは考え難いようです。或いは「鞄」の文字(その字義とカバンの意味は異なるが)は古く存在したが、活字がなかったため一見すると二文字に見える「革包」で代用したのでしょうか? これも複数の書物に「革包」とあるので、活字の代用と考えることはできません。或いは「革」と「包」から作字されたという文字の成立過程を辞典の記述もなぞっているのでしょうか? しかし、カバンの意味を表す言葉として「革」と「包」から文字が作られ、結果として既存の「鞄」の文字と同一になったのではないかとする推定にも、有力な根拠は見出されません。確たるところは未だ不明と思われます。太田垣様はいかにお考えでしょうか。
その後の主な国語辞典では、大和田建樹の『日本大辭典』(1896.10)、藤井乙男の『帝國大辭典』(1896.10)、金沢庄三郎の『辭林』(1907.4)などに「かばん 鞄」の項目があります。しかし、英和辞典や和英辞典では、荒井郁之助・柴田昌吉・ヘボン・イーストレーキらの辞典には未だ訳語や語彙説明に「かばん/鞄」の文字はなく、和田垣洋三の『新英和辭典』(1901.11)、神田乃武の『新譯英和辭典』(1902.6)まで下ります。

さて、『大日本商人録』の東京の部(1880.7)と横浜の部(1881.4)には、「靴」商の項はありますが、「カバン」「鞄」商の項はありません。『日本全国商工人名録』(1892.4)には「鞄」商の項があり、商人名や住所が登載されています。また、長井良知の『東京百事便』(1890.7)にも、「皮鞄商」の項があり、商人名や住所が登載されています。
因みに、室町三丁目から銀座四丁目までの「通り(今でいう中央通り)」に面して在った鞄製造・販売店の名を順々に記すと、西側は、鞄商・吉川銀二郎、鞄商大阪屋・川上藤兵衛、鞄舗・飯島駒吉、鞄商・高能赤太郎、鞄商越前屋・和田文七、鞄商・谷澤禎三、鞄商・林策一郎、東側は、 鞄小売商・荒井卯三郎、鞄商鞆繪屋支店・相場眞吉、鞄陳列所紀伊國屋・宮本善之助、鞄商・丸林庄吉、鞄商・津田吉七、鞄商・瀧田六郎、革鞄商鞆繪屋支店・相場眞吉、鞄小間物商・橋本半次郎、などです。【註 鞆繪屋は靴商。鞄販売の支店が2店舗あった】 この他に丸善など輸入商品の取扱店でも鞄を販売していました。また、行李商も大阪屋市右衛門など数店ありました。
室町三丁目から銀座四丁目までの大通りに面した鞄店の数が、全店舗数(含む会社)485に対して3~4%に及んだことは、日本橋・京橋・銀座界隈の鞄店の集積状況として、近代商業史的には注目すべきことかも知れません。

【失礼を省みず付け加えるに】同じ内国勧業博覧会への村上清兵衛の出品に「革包文匣」があります。匣コウの字義は小箱ですから、博覧会事務局が文字を正しく使っているとすれば、「匣は、大型の衣装トランクのことを言っているのではないかと思われます」という太田垣様の見解はいかがかと思われます。出品には博覧会規則で和英対訳の小札を付けることになっていたのですが、それには何と書かれていたのでしょうか。また、田中伊三郎以下の説明文にも私には理解しかねる点があります。再度江戸期末から明治初期の社会風俗資料に当たられてお調べになった方が宜しいのではないかと思われます。また、鞄の広告が明治初期の東京や横浜の新聞、雑誌、商工録などに掲載されていますが、一枚の挿絵はクドクドシイ説明文に勝ります。既にご覧になられていることと思いますが…。

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エルベシャプリエの特大サイズ探しています。名古屋市西区近郊でご存知ないでしょうか? 投稿者:てるる 投稿日: 2月17日(金)14時47分21秒

エルベシャプリエの特大サイズのトートーバッグ名古屋市西区近郊で取扱い店舗ご存知ないでしょうか?6年ほど前すごく流行して、2個購入したのですが、一個は大サイズで、自宅にあるのですが、旅行にぴったりの、特大サイズで、お気に入りでしたが、自宅のどこを探しても、見当たりません。 購入した店舗や・デパート・エクセル等に問い合わせしましたが、取扱いがありません。オークションで見ても、特大サイズがありません。

ご存知でしたら、どうかメール下さい。宜しくお願い致します。

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おおたがきさまへ 投稿者:京都人 投稿日: 2月17日(金)14時08分21秒

どうも有難うございます
私は水商売を昔やっていたので、背広はそういう着こなし方では、結構着慣れています
バレンタインのプレゼントに、鞄を買ってくれるとの事なのですが。そんなに高い物を
買って負担を掛けたくないなということで、一万五千円以内で就職してからも使って
いきたいので必要としてる機能等が実はよくわかっていない状態なのです。
本当に初心者なのでアドバイスありがたく思っています
撥水や2WAYやマチが広がったりといろいろな機能がありますよね?
社会人になってからも使っていきたいので最低限必要なことはA4の書類が入ることと
かっこいい鞄を探しています
かなりわがままな条件ですがアドバイスいただけたら嬉しいです

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京都人さんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月17日(金)07時23分55秒

リクルート活動なんてもう20年ほど前の話ですので、最近のリクルート活動って1日に何社も廻って、会社説明資料とかで重たくなるのでしょうか?
もしせいぜい1日2社ぐらい訪問するのであれば、鞄の重さが5キロとか10キロになることは無いでしょう。素材は特にこだわらないと思います。革でもぜんぜん問題無いと思います。
(私のイメージでは)背広を着慣れていないのであれば、ダレスバッグはちょっと珍妙に感じます。ダレスにするなら薄マチのものがいいでしょう。
2WAYは背広にシワを作る原因になりかねません。好き好きですが、ムリに2WAYにする必要は無いでしょう。
鞄屋さんがリクルート用に用意している鞄は、ブリーフケースが多いと思います。訪問時に置く場所に困るときがあると思いますので、マチ幅は薄くても床に立てておけるものがあれば、便利だと思います。

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リクルートの鞄について 投稿者:京都人 投稿日: 2月17日(金)05時30分8秒

楽天市場で色々探してみたのですが結構迷ってしまいました
まずナイロンにするか牛革にするか・・・・
ダレスバッグにするかブリーフケースにするか
2WAYにするかしないか等です
やはり重たい鞄というのは疲れるものなのでしょうか?
意見お願いします

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【長文】鞄の言葉の起源に関するメモ 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月16日(木)21時16分7秒    編集済

今日、確定申告を提出したついでに、国会図書館で古い資料を少し漁ってきました。
後日、まとめようと思いますが、メモ書きとして書き置いておきます。

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原本代替請求記号  YDM42229 (マイクロフィッシュ)
タイトル      明治十年内国勧業博覧会審査評語
出版年       明10
全国書誌番号    40033899
書誌ID       000000451343
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この本は、明治10年の内国博覧会出品物に対し、審査員が表彰理由を述べた記録です。

これまでの調査で、提嚢などの言葉が使われていたのは知っていたのですが、今回この本をざっと見てみると、「牛革衣匣各種」という言葉がP100に見つかりました。
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仝 牛革衣匣各種 銀座三丁目 福田政次郎
革質精良ニシテ縫綴緊密ナリ旅行必要ノ具ヲ製スル着意ノ好キト勉励ノ功を嘉ス
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受賞理由からみると、匣は、大型の衣装トランクのことを言っているのではないかと思われます。ただし衣匣でネットを検索すると、「かくし」つまりポケットの事を指す記述もみつかります。

また、P108には、革製諸器として興味深い記述があります。ちょっと長いですが。
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仝 革製諸器 柴井町 田中伊三郎
革包ノ製熟皮清白ニシテ縫綴精緻其価亦廉ナリトス烟袋ノ釘縫好シト雖も象皮ヲ用ヰルモノ
稍強勁ニ失ス行厨ハ頗ル新型ニシテ遠携ニ便ナリ其扁額ノ如キハ値極テ貴シト雖モ金字及紋共ニ精美ニシテ且内部ニ物ヲ秘シ人ヲ知ルナカラシムルノ工夫ヲ費ス共ニ勉励ノ製ト為ス
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皮清白というので、ヌメ革の類でしょうか。烟袋は煙草入れではなくて、キセルそのもののようで、中国由来の言葉のようです。
http://www.tobacco.gov.cn/bowuguan/yanju.php

象革を使っているけど、ちょっと耐久性に欠けるとの評。行厨とはアウトドア用重箱型ランチボックスのようなもので、新型との評。

で、いずれも鞄の周辺の用具なのですが、今の鞄に通じる「提嚢」については、川上藤兵衛(銀座タニザワ初代谷澤禎三氏の師匠)のところで触れています。(P108)
ただ、革の鞄ではなく、布製の鞄のようです。ずっと革鞄だけだとおもっていたので、これは個人的には新発見かも。
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提嚢各種 通三丁目 川上藤兵衛
布包ノ旅■堅牢ノ製ナリ唐艸紋革製ノ提嚢ハ従来ハルシヤ革ト呼フモノニ類シ美ニシテ雅ナリ其縫綴モ亦精緻トス衆工ヲ課シテ蒐輯ニ勉ムルノ効ヲ観ル
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■=(たけかんむりに匣)
布製のトランクは丈夫で、唐草紋を施した革の鞄は、美しく縫製も良いという評。
ここでルシヤ革が何か良くわからないのですが、「ラシャ革」だとすると、羅紗のようなヌバック状のものなのか、「ペルシャ革」金唐革の一種なのか…。
下記の金唐革の解説ページに羅紗手という言葉が見えます。
http://wacoa.topica.ne.jp/wacoa/roots/index.html

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失礼いたしました! 投稿者:みこ 投稿日: 2月13日(月)22時50分42秒

太田垣さま>
そうです、そうです!プリンセスバックのです!
他にそんなにダコタという名前があるとは全く知りませんでした。
お手数をおかけし、本当に失礼いたしました。
さっそく問い合わせしてみようと思います。
知らなかったとはいえ、すみませんでした!

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INDEEDのダレスについて 投稿者:TT 投稿日: 2月13日(月)18時32分34秒

おおたがき様
INDEEDのバッグの件ありがとうございました。参考にさせていただきます。

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続まとめレス 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月12日(日)23時59分46秒    編集済

かねこさんへ>
アタッシュケースということですが、普通アタッシュにジッパーは付いていないので、どんな鞄なのかちょっとイメージが沸きません。あと、重なっている感じというのも、よくわからなくて。なんらかの鍵付きのファスナーか何かなんでしょうか。

↓あたりのホームページの用語を使って、説明いただけると嬉しいのですが。
http://www4.ocn.ne.jp/~sko/html/topics/topics_2.html

みこさんへ>
ダコタですが、プリンセスバッグが扱っているやつでしょうか。財布があるとするとこれかな、と思うのですが。
http://store.yahoo.co.jp/princessbag/dakota-bag.html
もしそうなら、プリンセスバッグに問い合わせれば納入先がわかると思います。

あるいは、アメリカでよく販売されているTUMIが作っているトラベルバッグのダコタでしょうか。これにも小物があるのかもしれませんので。
http://www.londonluggage.com/dakota_MTX.htm

ほかにもバッグでは、アルバカーキのダコタとか
http://www.goodleather.co.jp/003_dakota.html
シルバーレイククラブのオイル・ダコタ・レザーのシリーズとか
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sampei/silverlake-club.htm#オイルダコタ

いろいろダコタがあります。

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まとめレス 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月12日(日)23時37分10秒

2月に入ってからなんだかバタバタしていてお返事が遅れています。
日刊ゲンダイも結局買い漏らしてしまって、何が載っていたのか確認できずじまい(^^;

シュレジンジャー>
トーリンさんが扱いを始めたのですね。情報感謝です。中堅どころの鞄専業メーカーさんですし、サポートラインとかも比較的安定するのかな。

グルカ>
推測ですが、多分在庫の有無に関係なくホームページに載せていると思います。
在庫管理と精密に連動したホームページの受発注システムって相当大変ですから。
廃盤になったら、ホームページから商品情報を削除する程度でしょう。

Yasuさんへ>
ブライドルの手入れですが、私が唯一ブライドルで持っているのは、札挟み、財布、名刺入れです。これらは普段から手にしているものなので、特段油分を補給しなくてもいい状態を保っているように思います。私だったらディアマントでもメルトニアンでもどちらでもいいような感じですが…。
Adornoさんが書かれているSwaine Adeneyのアドバイスは貴重な話ですね。革の製造過程で使ったクリームを分売して、失われた油脂と同じ油脂を継続的に補給するという考えなのですね。

TTさんへ>
INDEEDのダレスはまだ見たことがありませんね。
http://yes-indeed.com/business.html
上記ホームページによると、Borsaというイタリア・テンペシテ(TEMPESTI)社のオイルレザーを使った鞄と、Grantという国産サドルレザーの2つのラインがあるようです。Grantの方は裁断から縫製まで一人でやっているようなので、物を見て良ければお買い得かもしれませんね。

マーユさんへ>
情報ありがとうございます。
バターとかオリーブオイルとかをうっかり飛ばしてしまうと、雨ジミよりも大変ですよね。
手垢の黒ずみを綺麗にするクリームとか欲しくなりますね(^^;

ねこらびほさんへ>
色落ちの話ですが、多少は避けられないでしょうね。私は休日用にグーワタナベの生成りのバッグを一つ持っていますが、生成りですので、特に色移りや色落ちの経験はありません。多くの帆布は蝋がしみこませてあったりするので、買いたての頃は防水スプレーは必要無いように思います。

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Dakotaのお財布 投稿者:みこ 投稿日: 2月10日(金)22時41分57秒

こんにちは、みこと申します。

財布を新調しようと思っており、Dakotaの財布に
しようかと思っています。ネットでも買えるのだと思いますが、
いろんな種類を実際に手にとって選びたいので、Dakota製品を
東京都内、もしくは横浜あたりで取り扱っているお店を是非
教えていただけないでしょうか。地方在住で、近々上京する
機会があるので、そのときにと思っていますが、どこを
探したらいいのかわかりません・・・。
今のところ、有楽町西武と銀座三越などならあるかなぁ・・・と
思っていますが、どうでしょうか?
宜しくお願いいたします!

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re:開かなくて困っています 投稿者:かおり 投稿日: 2月10日(金)13時35分16秒

デジカメ等で写真アップされてはどうでしょうか?
どなたか回答できるかもしれませんよ

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開かなくて困っています 投稿者:かねこ 投稿日: 2月10日(金)00時26分30秒

以前使用していたアタッシュケースなのですが、
どうしても開け方を思い出せません。
ジッパーの何と呼ぶのか分らないのですが、
通常開けるときに引っ張る部分が、
2つ重なっていて離すことができません。
鍵は使っていなかったと思うので、
簡単に開けられるはずなのです。
以前も、「な~んだこうやって開けるんだ~」と
思って開いた記憶があるのだけど・・・
どうしても思い出せません。
ずっと探していた大事な物が入っている可能性が高いのです。

どなたか教えていただけないでしょうか。

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サブバッグ 投稿者:ねこらびほ 投稿日: 2月 7日(火)16時31分35秒

おおたがき様

布のバッグというご提案ありがとうございました。
街でステキなバッグを見かけて以来、帆布のバッグに以前から興味があったので早速リンクをたどってHPを見てみました。
それぞれに個性があり、使いやすさへの工夫があり、で心惹かれましたが、グーワタナベ、犬印鞄製作所、FACTORY KOSHIKO、BLOOK HMなどが個人的には好みが合いました。
一澤帆布は例の騒ぎのせいか現在通信販売はやっていないのでしょうか、残念なことにHPでも商品を見ることが出来ませんでした。

さて、帆布のバッグを通勤用のサブバッグにと考えた時に、色落ちの点でためらいを感じています。
通勤用にと考えますと、生成りの帆布ではちょっとカジュアル過ぎるように思います(夏などは良いかもしれませんが)。ある程度濃い色の方が(メインバッグとの組み合わせ的にも)しっくり来ると思うのですが、そうなると色落ちが気にかかります。
特に中に入れるものがお弁当やペットボトルだったり、腕にかけて肘の所で持つとなると、水分や摩擦での色落ちが心配です。
実際どの程度の色落ちがあるのでしょうか?また、防水スプレーなどで色止めの効果はあるのでしょうか?
帆布系のバッグをご利用経験のある方のコメントをいただければ是非参考にしたいのですが・・・。

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マーユ様へ 投稿者:Yasu 投稿日: 2月 7日(火)15時18分7秒

Yasuです。ありがとうございます。
私のは、濃い色なので色の変化や汚れは目立ちません。
今、皆様から教えてもらった方法で少しずつ部分的にやってみてます。
いずれにしても油分のつけ過ぎには注意します。

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代理したいです 投稿者:汪 投稿日: 2月 7日(火)12時12分7秒

上海の汪と申します。上海はいまどんどん発展しており、日本のカバンは例えば吉田とか人気になっております。僕は上海で日本ブランドの代理とかいろいろサポートをしたいです。興味がある方がメール及び僕の携帯へ13816130510に電話くれませんか。よろしく御願い致します。

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(無題) 投稿者:マーユ 投稿日: 2月 6日(月)20時05分20秒

ブライドルレザーほど高価な革ではないのですが、似た製造法の革のバッグを使っています。参考になるかどうかは分かりませんが、使用して感じた事を書いてみます。私のバッグの革は、植物タンニン鞣しのサドルレザーに強制的にロウを含ませた物です。白い粉のような物が出てきますが、柔らかい布で拭いてやると白い粉が消え光沢が出てきます。タンニン鞣しなので焼けて色が変化してきています。雨ジミはできにくいのですが、持ち手は手脂で黒ずんできます。油脂は吸うようです。汚れはそれほど気になりませんが、傷にはめっぽう弱いです。爪が当たっただけで傷として残ってしまいます。基本的には牛のヌメ革と同じような扱いをしています。たまにラナパーを少し付けたスポンジで拭いてやるぐらいです。低粘度のオイルを付け過ぎるとオイルを吸って色が濃く変化しますので注意が必要かも。

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INDEEDのダレスについて 投稿者:TT 投稿日: 2月 5日(日)22時46分45秒

こんにちは、突然ですがINDEEDのダレスについて、ご存知の方がおられれば、評価と言うか、ご意見を頂けないでしょうか?オイルレザーの手作りとの事ですが・・・。
http://sound.jp/tuws/

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EB(EXTRA BAG)様へ 投稿者:Yasu 投稿日: 2月 5日(日)09時50分26秒

Yasuです。

すみません。いろいろお尋ねしすぎたかもしれません・・・
手入れに関しては少しずつ部分的に試してみます。
私の場合は逆に湿度が比較的高い場所に置いてるのでそれに合わせてやっいいきたいと思います。

金に糸目をつけない・・・というのは普通のサラリーマンですので・・・
時間をかけていろいろと探してみます。
ありがとうございました。

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重ねてYasu様へ 投稿者:EB(EXTRA BAG) 投稿日: 2月 5日(日)02時49分54秒

ブライドルレザーの鞄の手入れ法に関して再度のお尋ねがありましたので、お答えいたします。【但し、前回記しましたように「ブライドルレザーの鞄といっても様々、また使用方法も様々でしょうから、最適の方法はご自身でお考え戴くしかないと思いますが、もし信頼の置ける鞄製作者をご存知ならば、鞄持参で手入れ法をお尋ねになるのも一法かと存じます」ということには変わりありませんし、また私は別段「鞄に相当、精通」してもおりませんので、その点をご斟酌下さい】

「②固く絞った布で水拭き、半時位乾燥させる」に関し、一般には水分は皮革に禁物と言われていますが、私の場合、鞄の置かれている仕事部屋や自宅クローゼットが密閉された24時間強制換気の場所であって湿度が低く乾燥状態なので、「革は乾燥し過ぎると劣化する」という鞄屋さんの助言を入れて、汚れ落としを兼ね水拭きを行っています。二十年近く行っていますが、あくまでも私の場合の手入れ法です。Yasu様の場合に適切か否かは、ご事情・ご環境によると思います。
「乳化性クリーム」は千数百円程度のTanned Leather用です。成分は不明ですが、蝋成分の比較的少ない乳化性のものにしています。これも適否は判りません。部分的に試されるのが宜しいでしょう。私は鞄の付属品のネームタグと鍵ケースで行いました。

> 今も以前の品質を維持しているようなお勧めの鞄とかはありますか?
鞄についての知見に乏しく、また多くの鞄を使用したり多数の方の使用感を伺ったりしておりませんので、私にはお答えできません。ご容赦願います。
品質のために金に糸目を付けない鞄、つまり作り手の高度な技術が維持される体制があり、かつ高額な製造費を価格に転嫁できるような一品ものの鞄ならば、あるにはあるようですが…。

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Adorno(トム)様 投稿者:諏訪 投稿日: 2月 4日(土)23時53分34秒

もういい加減にしてはどうかね

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付記 投稿者:Adorno 投稿日: 2月 4日(土)21時22分44秒

ここでもう一つ学んだことについて付記します。「返信」と題した投稿で述べているように(これは繰り返し投稿文で言及していますが)、英国では近年の日本などのアジア諸国での英国製品の好調な売上などを背景にか、東洋人の購買層が再び増加しています。これはこれで歓迎すべきことです。しかし、一方で、この掲示板でも言及されている方がありますが、かっての(つまり一昔前の)製品、とりわけ、ブライドルハイド製品に関して申し上げれば、品質の変化は否めません。私見ではこれは購買層の変化があると思われます。つまり、英国人の有産階級の購買層(あるいは一定の評価の有る老舗の商店の顧客)から、ブランド商店(老舗のかばん屋であり洋服店であり)の顧客が「顔の見えない」旅行客に移ろってきたとい理解も可能です。わたしの知人によると、シャンペンの音をパンと立てて開けるやり方はアメリカ人が大挙してヨーロッパに訪れるようになってからだ、ということになります。それが証拠に昔からの高級な料亭ではソムリエが音を立てないで開けるじゃないか、と彼は論じています。たしかに、彼の説を正当化するわけでは有りませんが、古くからあるヨーロッパの料理店ではシャンペンを開けるのに音を立てるという光景は見たことがありません。これはヨーロッパの伝統ではなく外から派生したことです。同様に、戦後の復興によって日本だけでなく、冷戦、そして諸外国の反目は、アジア市場に工業的な利益をもたらします。そして、それによって、外貨との通貨の差が急激ではなくなった。1960年代はたしか一ポンドが1000円以上したと記憶しています。それから、外貨もてあまし、そして、空前の海外旅行ブームが到来し、日本人が世界中で買い物をするようになった。当然、それまでのメディアの啓蒙によって「一流品」というものが存在し、それを自前で贖うことが出来、しかも日本で買うよりも本国で贖うほが割安だということも知識と実践から広まっていく。そして、これは日本だけでなく、アジア諸国でも波及します。
1970年代からすでにヨーロッパに訪れる人は増えますが、以降、ヨーロッパの老舗と称される専門店、とりわけ、ルイヴィトンなどはバブル期は日本人の買い物に規制をかける(特定の商品は売らない)という状況になる。これがもたらしたものこそ「質」の変化ではないかと私が解するものです。つまり、かっての有産階級が常用していたものは、これは繰り返し書いていますが、とりわけ、消耗品である靴の場合、靴の手入れに関してはどの靴屋でも、”Please give them instructions to・・・”(お手入れに関しては・・のように指示されますと・・)と指導していました。けれども我々は環境の差こそあれ靴は自分で磨く。あるいは、履き潰してしまう人もあってこうしたことが解らずキョトンとした人もいましたっけ。つまり、顧客が変わってきた。いかに、有産階級の人間が昔からの贔屓の客であったにしても、彼等は膨大な量を贖ったり、コンスタントに訪れて買わない。むしろ、長年いとおしんで、10年、20年、という歳月をかけて毎年店に訪れて踵をを直したり、修繕する。つまり、客として、店が発展するにとっては、あまり「生産性」がない。けれども、新興層はパーッと現れて数十分か1時間で店の3日分の売上に価する商品を買う。そうするとこうした人々のニーズに合わせて商品が微妙に移ろってしまうのです。Swaine Adeneyの顧客(ピカデリー住所の)となれば、そうした人々が自らの手で贖った鞄を磨いたりはしません。ですからこそ、タローという、ブライドルレザー固有の白い油脂の斑点が浮かんでいる商品を店頭に売っていても、皮になめしの時に生じた小傷があろうと店頭に出しておく。客のほうでは磨けば解る。無論、中産階級の人々であっても磨けば解るぐらいの情報がある。然るに肝要なのは、こうした環境になじめない人々であり、彼等にとって磨けば光るとはいえ、ぴかぴかの商品をデパートの店頭で眺めている目には傷物に映ります。そこで、クレームが生ずる、説明しても、一人二人の数ではないし、店頭に掲示しても誰もが見るわけではない。そこで「変化」が要求されてくる。これはあくまでわたしの感想です。ゆえに、受け取る人間も、経験した人間も百人百様ですけれども、こうしたことは何もこの数十年で派生したことでは有りません。次に引用するのは、イーブリン・ウォオの「ブライツヘッド再び」の冒頭の部分、オックスフォードの寮生に使える召使の言葉です。”If you ask me sir,its`all on accont of the war.
It all came in with the men back from the war.They were too old and they didn`t know and they woldn`t learn.That`s the truth.”
この言葉が吐かれたのは第一次大戦後のイングランド、英国の紳士を育成する紳士のための学校の寮、そして幾世代の紳士の卵の世話をした人間の口からです。そして、会話は彼等が使えていた紳士、あるいは「紳士」と評されていた人間が存在しなくなったとうのは、「戦争」からだということに拠ります。たしかに、一つの小説の場面の会話の些細な一言に過ぎません。しかし、この戦争を経験したことによって生じた変化がどれほどのものか、つまり、この男の接してきた紳士、そして彼が目の前にする紳士の違いを端的に表すのみならず、「階級」というものの「移ろい」をえぐりだしているとわたしは思います。そしてそれはピーコック革命だ、あるいは、ビートルズだ、ローリングストーンズだ、ボウラーハットをカブッタ人間が滅亡する以前から、内在していた歴史の姿であるのではないでしょか。いささか、愚昧なことを酔いに負かせて書きなぐりました。申し訳ありません。

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返信 投稿者:Adorno 投稿日: 2月 4日(土)19時13分37秒

前回はwrap round strap case と書きましたがここで誤植があります。ここで前後の仔細を申し上げますと、当初は前記した形のものを予定しておりました。けれども、その後、使用については金具のみのデザインのほうが開閉に楽であることが(もう一つの事情は後述します)感じられ(wrap round strapというのは鞄に金具だけではなくストラップが付いていて開閉するのに手間がかかる)、これはデザインを変更しました。
Flap Over Caseというのは、書類鞄としては代表的な形の製品であり、開閉には金具を用います。この場合の代表的な金具の金属は真鍮ということになりますが、わたしは工房からメールで金具は通常のものを使用するという打診が来た時に、「金具のデザインに凝るというのは無粋なのでここでは金具を銀にしたい」と返答しました。彼らの応答は「それは難しい。金具に関しては伝統的にソリッドブラスを用いている」というものでしたが、”I insist on my idea.Please try it.”と返信してからしばらくして、” We will see how it works.”と応えが配信されました。
前記(2月1日投稿分)したように、わたしは鞄の基本は皮であると思います。それは靴も同様です。現在、ドイツのカールフロイデンブルク社の皮は希少になりました。P社に買収される以前に、英国のチャーチという会社がマスタークラスといって通常の製品よりも人間の手や、素材に費用をかけた靴を作っていました。とりわけ、120年だったか、P社買収以前の特別シリーズで同社が製造した靴には、このメーカーの材料が用いられています。さて、金具が決まり、皮が決まり、「じゃ、デザインは」というところで、わたしはWRAP WROUND STRAPS CASEと応えましたが、ここで、店の人が、「この種の鞄をお使いになるよりも、お客様ならばシンプルなデザインをお使いになるようがよろしいようで・・」と書いてきた。ここで後日談ですが、わたしが注文する前に、この店では「ご職業や、身体的特徴、どのような類のものを鞄に入れるか」といった質問がありました。ですから、彼等はわたしがどのような人間か、つまり、背広の内ポケットにペンを入れるか、頻繁に中のものを取り出すのか、こういうことを考えていると描いても語弊は有りますまい。
そこで彼らが提案してきたのは、トップフレームケースあるいはフラップオーヴァーケースであり、We recommend you to choose from these types.”と勧めててきました。そこで、わたしの応えは、フラップオーヴァーでした。無論、彼らの提案を却下することもできたでしょう。しかし、材質の件ですでに無理強いしているので、ここでは考えを取り下げました。わたしは接客のプロではないし彼等は何十年と客を見ている。
件の鞄ですが材質に関しても金具に関しても2月1日に記しているので割愛しますが、外見はまったく普通の黒い鞄です。これが1000ポンド以上とは誰も夢想しますまい。けれども、たしかに、ミシンと違って一律とは言えず、縫製はまぁ、一定ではなく、このあたりが「手」の持ち味でしょうかねェ。よく、ハンドメイドのネクタイ、とりわけ、イタリアの工房あたりのものだと、糸の解れが見えますが、そんな感じかな。長くなりましたが、ざっと、こんなところです。

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EB(EXTRA BAG)様へ 投稿者:Yasu 投稿日: 2月 4日(土)18時44分36秒

アドバイスありがとうございます。

私もブライドル以外の鞄はEB様とだいたい同様の手入れをしていました。ただ、水ぶきはブライドルに関してはやった事はありませんでした。
乳化性クリームとは靴や通常のなめしの革に使用する一般的なものでしょうか?
Adorno様からもアドバイス頂いたのでいろいろと少しずつ試しながらやってみます。

バレクストラはたしかになめしが変わりましたね。
革質がどうのというのはどこのメーカーも落ちてきてるとはよく聞きますね。
仕方のないところなんでしょうね。
ところでEB様は鞄に相当、精通されてるようにお見受けしますが、今も以前の品質を
維持してるようなお勧めの鞄とかはありますか?

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Adorno様へ 投稿者:EB(EXTRA BAG) 投稿日: 2月 4日(土)16時27分19秒

ご投稿『もう一つの鞄』(投稿日:2月 1日)を拝見いたしました。また昨年10月26日のご投稿では、「wrap round strapのケースは、昔その前を通る度にディスプレイを眺めていた店に注文しました」と書かれておられました。好奇心から勝手に店舗名などを推理しておりますが、もし差支えがなければ英国製鞄の紹介のために、前回のSwaine Adeney社製鞄と同じく、こちらの鞄についても詳細を公表して戴けると幸いです。

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Yasu様へ 投稿者:EB(EXTRA BAG) 投稿日: 2月 4日(土)16時24分52秒

ブライドルレザーの鞄の手入れに関しては、Adorno様から既にアドバイスがありますが、ご投稿中に私宛の文章を拝見したこともあり、少々思うところを書かせて戴きます。

ブライドルレザーの鞄といっても様々、また使用方法も様々でしょうから、最適の方法はご自身でお考え戴くしかないと思いますが、もし信頼の置ける鞄製作者をご存知ならば、鞄持参で手入れ法をお尋ねになるのも一法かと存じます。鞄販売店の店員では不適任の場合が多いようです。
私の場合は全くの我流ですが、①ブラシで埃などを落とす、②固く絞った布で水拭き、半時位乾燥させる、③油性汚れがあればクリーナーで拭き落とす、④乳化性クリームを塗布、半日ほど経てから磨く、ということを必要に応じて、④は年に数回、行っています。
なお、ブラシは天然素材の靴ブラシを、布は鞄の保護袋を大量に貰ったのでそれを適当な大きさに切って使用しています。(Stain RemoverやLeather Moisturizerは容易に入手できるものを使用していますが、商品名は略させて戴きます) この方法で適切か否かは正直申して判りません。

Valextraは会社の所有者が代わり、商品展開の変化(商品の多様化大衆化、婦人物の重点化)が現れつつあるようです。婦人用ハンドバッグやトートバッグの品目が増えたこともあり、「数年後、バレクストラの文字が女性のファッション雑誌に並んでいるかもしれませんね(太田垣様の言)」という訳です。
染色や鞣の違い、金具の違い等々、昔と〈作り〉が違って来たのは間違いありません。聞くところ(噂)では、Valextra社は、旧来の技術を維持継承するために一旦会社を辞めたベテラン職人の再雇用に努めているそうです。「最近のValextraは品質が落ち、価格だけが上がった」との声を聞くようになってしまっては、今後ValextraというBlandは成り立たなくなるでしょうから。
ところで、近年は製品数も増えて購買層も拡大しているようですが、ゾウなど稀少皮革製品の2倍以上の価格のアリゲーター製品を購入する客が大勢いるとは見えません。高級路線と大衆化路線をどう合致させるのでしょうか、興味はあります。Gucci社に倣うことはないとは思いますが…。
私は、稀少皮革製品(『世界の一流品大図鑑』某年版掲載品?) を定価の7割引で購入したので、この価格でならばソコソコの〈値ごろ感〉があります。また、鞄をご覧になった殆どの方が型押し製品と誤って判断されるので、動物愛護・自然保護を日頃主張している我が身にとっては甚だ好都合でもあります。
而して、「次のValextra製品の購入は?」と問われれば、やはり「今後の動向を見て…」でしょうか。

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Adorno様へ 投稿者:Yasu 投稿日: 2月 4日(土)15時54分33秒

Yasuです。ありがとうございます。

日本橋でしたら、近いので今度、寄って見ます。
ブライドルレザー専用のものがあるのですね。
しかも、そんなに長い時間置いてからブラッシングとは知らなかったです。

購入して試してみたいと思います。ありがとうございました。

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ブライドルハイドの手入れについて 投稿者:Adorno 投稿日: 2月 3日(金)17時33分33秒

Yasu様

ブライドルレザーの手入れですが、わたしの場合は、市販のBRIDLE LEATHER FEEDというクリームを使います。これは日本橋の丸善服飾館で購入することが可能です。たしか値段は千円前後です。ちなみに、このクリームは丸善で輸入しているSwaine Adeney とPapworthいずれの製品にも付随し、同じメーカーの手によるものであると思われます。Swaine Adeney製のトップフレームに付録として入っていたクリームにはSwaine Adeney Brigg Leather Feedとありますが、丸善で売っている製品と容器やクリームなどは同じです。
ケアーに関してですが、
Swaine Adeney社のアドヴァイスは、毎三ヶ月ごとにクリームを柔らかい布につけて、それで鞄に脂を与え(この場合同社は、allow leather to absord,preferably overnightと勧めています)鞄に脂分が染み込むまで一晩ほど待ってから、クリームを取り除き、ブラッシングをするように私共はお勧めしております、とのことです。尚、このブライドルレザーフードですけれども、材料はブライドルレザーの加工に用いるものを使っているようです。Swaine Adeney社ではこのブライドルレザーフードを使用すrことを推奨しているようです。

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ブライドルレザーの鞄の手入れ 投稿者:Yasu 投稿日: 2月 3日(金)16時40分36秒

こんにちは。Yasuといいます。
いつも、興味深く見させてもらってます。

ところで手持ちの鞄でブライドルレザーのものがあるのですが手入れ等は皆様はどうしてますか?
私は他の通常のなめしの革鞄は、コロニル社のプレミアムプロテクトやディアマント または
メルトニアンのデリケートクリームでたまに手入れしてますが、ブライドルレザーについては
手入れ方法がわかりません。よい方法があれば教えていただけますか。

EXTRA BAGさんへ

私も先日ヴァレクストラ銀座店を覗いてきました。以前、ヴァレクストラのブリーフを使用
していて(今は手放してしまいましたが)EXTRA BAGさんと同様に革のシボが以前と変わったように感じました。シボが大きくなったというか、細やかでなくなった。少し革の質感が落ちたように
感じました。価格は大分あがっていましたが・・・

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(無題) 投稿者:R 投稿日: 2月 3日(金)15時30分11秒

こんにちは、過去ログからずっと読みましてグルカの鞄に興味をもちました。
そこでグルカのHPから直接購入しようと思うのですが、HPに載っているカバンは
全て在庫があるものなのでしょうか?

http://www.ghurka.com

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70年前のトランク 投稿者:KKE 投稿日: 2月 3日(金)12時45分8秒

興味のある方は、、、、http://www.kabankoubouendou.com/toranku.html
前のは、失敗削除しといてください

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日刊ゲンダイ 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月 2日(木)23時21分52秒

明日2月3日のスポーツ紙日刊ゲンダイに、私のことが少し載るそうです。

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まとめレス 投稿者:おおたがき 投稿日: 2月 2日(木)23時14分5秒

まとめレス

C++さんへ>
2004年1月となると、また話が変わってくるのではありませんか?
前回は2005年1月頃と書かれていましたよね。
時期もあやふやで、雑誌名も最初は特集まで指定していたのが、雑誌名も不明となると、探しづらいですね。

外していると思いますが、ISABURO の CITY1.2.3あたりをチェックしてみてください
http://www.isaburo.com/

EXTRA BAGさんへ>
詳しい情報ありがとうございます。
稀少皮革のサポートに関しては、どこの大手ブランドも同じような状況なのかもしれませんね。

コーチが無骨な紳士モノといったイメージから、いまや女性向けの人気ブランドとなったように、数年後、バレクストラの文字が女性のファッション雑誌に並んでいるかもしれませんね。

ねこらびほさんへ>
すっかり鞄屋さん漬けの日々ですね。リンク集がお役に立っているようでとても嬉しいです。単に無言でお金を払って鞄を買うのではなく、お店の人や職人さんと話をしていくと、いろいろ勉強にもなるし、鞄も大切にしようと思うようになるので、楽しいでしょ。

メインバッグとサブバッグの使い分けも形になってきているようですし、ボチボチと理想のサブバッグのイメージ固めをしてゆくといいと思います。帆布系のバッグをお持ちで無いようなので、生成の綿バッグなんかをあわせてみてはどうでしょうか。

REMOさんへ>
うーん、ちょっと思い浮かばないので、もう少し考えさせてください。アタッシュケースではなくてアートディレクターが持つような薄マチの樹脂製バッグなどのほうがありそうな気がします。

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Re:シュレジンジャー 投稿者:通りすがりのトド 投稿日: 2月 2日(木)08時42分52秒

最近「㈱トーリン」で扱ってます.
問合せされてみられては!
シュレジンジャーについては
http://www.torin-bag.co.jp/schlesinger/index.html
トーリンの情報は
http://www.torin-bag.co.jp/history.html

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シュレジンジャー 投稿者:そら 投稿日: 2月 1日(水)22時37分59秒

どなたか教えてください。
シュレジンジャーのクラシック(ビジネスバック)を10年ぐらい前にNYで購入しました。
さすがに取っ手の部分がヘタってきてまして。革がボロボロの状態です。普通に修理に出すと違う形状の取っ手になってしまうと思うのですが、海外メーカーの場合、どうにもしょうが無いのでしょうか?

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工房訪問続き 投稿者:ねこらびほ 投稿日: 2月 1日(水)13時59分27秒

次に、柳橋のOz companyへ。
4階建てのビルの二階にある営業・ショールームを訪ねると、カラフルな女性物のバッグや小物がズラッと展示されているスペースで、社長の大関さんが笑顔で対応してくださいました。訪問の趣旨を伝えHPで見た体験教室にも関心があるとお話しましたところ、「ウチはアパレル・ブランドのオーダーが中心だが個人のオーダーもOK。但し、この間職員がゴソッと辞めたばかりで手が足りないので2月までは受けられない。教室の方も思ったように生徒さんも集まらず、人手が足りない中指導のためにスタッフの時間を割くことも困難なため、スタートの目処が立っていない」との残念なお返事でした。あわよくば、指導してもらいながら自分のサブバッグを手作りで♪・・・はムリでした(;_:)

その後、ソメスにも立ち寄ったのですが、いつもの担当の方が外出中だったため出直すことにし、後日改めてTelにて相談しました。
夫のポーチは「作っていない」とのことでしたが、私の方はすぐに「心当たりがある」とショールームと本社の在庫を確認後に折り返し連絡をいただき、いくつかの型と色を本社から取り寄せた後、ショールームに伺って見せていただくことになりました。

本当は、三筋一丁目にある、ちょっとお洒落な感じの工房にも寄りたかったのですが、空腹に負けて帰宅しました。そこは、ウィンドウからチラッと顔をのぞかせている製品がずっと気にかかっているのですが、比較的大振りの高級な紳士物のようなので、訪ねるのに今一歩勇気が出ぬままにいます。次の機会にはぜひ訪ねてみたいと思います。

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散歩がてら工房訪問 投稿者:ねこらびほ 投稿日: 2月 1日(水)13時54分13秒

先日、休日でお天気も良かったので、近所を散歩がてら、おおたがき様のリンクを頼りに工房をいくつか訪ねてみました。 目的はオーダーも考慮に入れての、私のサブバッグと夫のベルト
ポーチ探し。HPでザッとチェックしたものの、実際にどんな物を作っているのか、欲しいイメージに似た製品はありそうかを見るための下見の訪問です。
実名を出しましたので、差し障りがありましたらお手数ですがご削除くださいませ。

まずはArtisticBeautyへ。
HPの様子から、ショールームが併設されている工房なのかなと思っていましたが、伺ってみると台東区は工房のみで商品は店舗のある多摩プラーザのみにあるとのことでした。仕事の手を止めて対応してくださった社長の清水さんは、私の下げていたバッグを見るなり「それはソメスさんのですね。ウチもソメスさんの仕事をしているんですよ」とのこと。もともとは革への箔押しの仕事がメインだそうで、ちょうど仕上がった刻印入りソメスのパーツを見せてくださいました。
訪問の趣旨を伝えますと、どんな物が欲しいのか、絵なり紙の模型なりで伝えてもらえればオーダーが可能とのお返事。他のお客さんのオーダー例を挙げて説明してくださいました。
ちょうどそこへ取引先の人?と思われる来客があり、それが偶然次に伺おうと思っていた浅草革工房マニローの玉田さんでした。どうやら共同で色々な製品を作っているらしく、 清水さんの「この人は名工ですよ」
のご紹介にてそのまま話に参加してくださいました。中に入れる物や大体の大きさなどを話しますと、予算も「おそらく一万円台で充分だろう」「蓋やファスナー、ポケットなど、具体的に言ってくれれば、その通りに何でも作るよ」との嬉しいお返事でした。
しかし、私の方がそこまで詳細に夫の希望を聞き込んでいなかったため話をそれ以上進めることができず、ひとまずお暇いたしました。
帰りがけにマニローさんの工房の場所も確認しましたが、こちらはご主人がお留守とわかっていたのでお邪魔しませんでした。
どちらも、実際の製品を拝見できなかったのが少し心残りでしたが、なかなか頼もしく暖かなお二人でした。

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もう一つの鞄 投稿者:Adorno 投稿日: 2月 1日(水)08時11分46秒

昨年の投稿文でも述べましたが、わたしはどうということもないデザインの鞄をロンドンにある小さな鞄作家の工房に発注していましたが、ようやく届きました。
こちらはトップフレーム(ダレスバッグ)ではなく、フラップオーヴァーという形のもので、造りなどは一見すると書類鞄としてどこにもありふれた形でありますが、以前のSwaine Adeney社製の品が要所は手縫いですがほとんどの工程でミシンを用いているのに比し、こちらは人間の手で糸がかかっています。もう一つの拘りはイングリッシュスターリングシルヴァーを金具に用いていることです。English Sterling Silverというのは、英国の銀(ホールマークが刻印されている)あるいは銀製品であり、シェーフィールドという生産地で鋳造された品、あるいは銀食器などで有名です。わたしの鞄には純度925、ライオン、豹の頭、城のマークが刻印されており、また今回は単純な銀の金具に、18 karat gold vermeilといって、銀の台の上に18金を塗金した物を用いました。鞄の基本は良質の皮の加工という一語につきますが、これもドイツのカールフロイデンブルクのデッドストックです。
さて、この鞄を取り出すときにもう一つ面白いものを包装を解きながら見つけました。それは、タイムズ紙の書評で、ある東南アジア系の女性がイギリスに移民するにあたり経験しなければならなかった、苦しみについての物語ですが、これが英国では評判を呼んでいるようです。
わたしは本も読まずにあれこれ内容を詮索するのは愚昧なことと存じますが、つい、現実のロンドンにある状況について思いをはせました。現在、ロンドンではかってのニューヨークにあったように、イタリー人街、中華人街、アイリッシュ街といった通りが出来あがり、外国から越してきた低所得者、中小階級がひしめいてるようですが、とりわけ、昨年のテロリズムの地下鉄爆破に見られるように、東南アジア、とりわけ、インドシナ、バングラデッシュ、中東の一部の人々、こうした人々の経済環境の脆弱さ、教育の不均一、こうしたことが叫ばれ、そしてそれがゆえに流血を要しない人間まで犠牲になってしまうという現実があうのではないか、そんなことを感じます。しかし、一方でこの国に隷属していたインド人の繁栄も驚かされることがあり、ロンドンの一等地に(100億円ほどらしい!)居を構える大富豪もいます。わたしが学生時代にニューヨークのある学校で英文学を指導していた人の本に、帝国主義社会の植民地政策で最良の武器は文学+言語表現=教育であると描いていこうとした力作がありますが、この女性による物語など、「世界に冠たるナントカ帝国」の暗部にある人種問題を描いたものであるにちがいなく、早速本屋に取り寄せ願おうと思っています。

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鞄の掲示板過去ログ2006年1月

2006/1/1 0:00:41 by

続・Valextra製品の修理   投稿者:EXTRA BAG 投稿日: 1月22日(日)08時00分31秒

東京銀座のValextraの直営店にメンテナンスに関する質問をしました。これに対する簡単な回答が来ましたので、ご報告します。

ワシントン条約による規制で現在は使用できない皮革で作られた鞄の修理、例えばハンドル交換などを今後どのように実施して行くのかに関しては、Valextraとしては法令遵守をせざるを得ない、ワシントン条約で規制される商品は通関できないので、現時点ではイタリア国内の工房での修理は不可能である、という回答でした。建前上はこのように回答する以外ないようです。
修理をお急ぎでなければ暫くお待ち戴いた方が宜しいかと…日本国内での修理はあまりお薦めできませんという趣旨の付記があり、イタリア国内での修理は、「状況の変化待ち」という姿勢のようですが、条約内容の変更や条約からの脱退(日本とイタリアの2国とも)でもない限りありえない話で、数年内に実現する話ではないようです。
では一体どうするのか? 当面どうしてよいのかは、Valextra自身も見通しが立たないということのようです。最近の商品展開がアリゲーターや牛革製品に移行したのも、むべなるかなです。
【修理の「王道」は不明です。「裏道」は掲示板への掲載は不適切です。実のない報告で恐縮です。さらに続報をいたします】

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この掲示板のスタンスは 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月21日(土)22時32分31秒

鞄であれば、幼稚園の通園バッグから、ノベルティのバッグ、スーパーマーケットのエコバッグから、旅行用トランク、ランドセルに至るまで、なんでもありです。

そして、買い方、使い方、分解、改造、制作、素材談義にはじまって、職人の愚痴も、問屋のぼやきも、消費者のワガママやクレームも全部飲み込む掲示板でありたいと思います。

会話の流れをさえぎらないのであれば、宣伝広告も大歓迎です。

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最近の鞄の買い物 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月21日(土)22時22分9秒

ども、出先からの書き込みです。

生活環境が昨年末から変わって、いくつか鞄を買いました。嫁さんが、嫁さん側の友達等への内祝いとして嫁さんが犬印鞄製作所で10個近く、形や色の違う帆布バッグをセレクトして買って送ってもらいました。いろいろ色があり、直ぐに発送できるのがポイントだったようです。

その関連というわけでもないのですが、初詣は浅草寺に行き、雷門から仲通を抜け、お寺の裏からぐるっと馬道、二天門前と回って犬印の前を通ると、元旦にもかかわらず、お店が開いていました。中に入ると、店主は紋付でお出迎え。聞くと、参詣客もそこそこ流れてくるし、開けていればいくらかは来られるんじゃないかと思って…という答え。なるほど~。ずいぶん前に訪問したときより、棚が増えていろいろ商品も増えていました。

次に、嫁さんの通勤用のバッグ探し。b-staffや、UnisonDeptのようなブランドが好みとのことで、素材感があり、なおかつどこのデパートでも見つかるようなものでは無いものが良いということ。

結局、原宿のb-staffのショールームに見に行くものの、ひっかかるものは在庫が無かった。(応対はとても丁寧でした)

今度は日を改めて、銀座の銀盛堂でUnisonDeptをチェック。そこでUnisonDeptよりも面白いバッグがあったので、そこで購入。A4ファイルが入る程度で、通勤に使うトートバッグが良い、というリクエストに、店員さんがいくつか候補を提示。反応が強いものもを見て、さらにいくつか候補を提示してくれる。数個のバッグを目の前に並べて悩む嫁さん。
こういうときは、決心がつくまで泳がせておくのが得策とばかりに、私はしばしお店の奥にあるTHE BRIDGEのバッグなどを眺めておりました(笑)

結局、ひとつのバッグに決めたのですが、残念、ブランド名を忘れてしまいました。家に帰ったら、また書き足しておきます。

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再度「鞄職人の妻」様 投稿者:EB 投稿日: 1月21日(土)22時14分52秒

「鞄職人の妻」様
ご投稿「EB様 Adorno様 (投稿日:1月21日(土)15時38分)」がありましたので、簡単に私見を申し上げます。

前回の私の投稿の一部を再録いたします。
>「かばん屋の妻」様の生活実感に基づく英国観と、Adorno様や私の英国観が異なるのは当然のことです。日本についての認識も異なっているでしょう。第一、Adorno様の英国観の基になった豊かな英国知識や経験と、私の貧しいそれらも、多分にかけ離れているはずです。
誤解を恐れずに言えば、それぞれ属するSocietyが違うからだ、ともいえるでしょうか。

Adorno氏も私も、英国の特定の鞄に関係する範囲で英国社会や文化の或る特別な部分について語っていたのです。この掲示板が日英の比較(ヒカク皮革ではありませんぞ)文化論一般を語る場ではないからです。その英国観や英国像が「鞄職人の妻」様のそれと違っていることは当然で、今までの論議の内容に関する限りでは、どちらが正しいとは決められません。
15年前に東京に住んでおられ、その後渡英された「鞄職人の妻」様がどのような経歴をお持ちの方か、仔細は分りませんが、英国の実生活体験でも、「鞄職人の妻」様と、例えば(これはAdorno氏の例でも私の例でもありません。念のため)日本の大学を卒業してOxbridgeに留学された方とか、官庁や会社の滞在員として英国で仕事をされた方とかでは、交友範囲・生活圏、その他、出入りする店舗、購入する品物まで違うはずです。またそれらは、年齢や時代によっても違うはずです。これが現実です。
ある思想家・政治経済学者の有名なテーゼを連想しました。「Es ist nicht das Bewustsein der Menschen, das ihr Sein, sondern umgekehrt ihr gesellschaftliches Sein, das ihr Bewustsein bestimmt. 人間の意識がその存在を決定するのではなく、社会的存在がその意識を決定する」
それぞれの生活実感や周辺情報から、それぞれの「観」や「像」が作られているのです。その反復だけでは、知性も感性も停滞したままでしょうから、異なった主体(「鞄職人の妻」様、Adorno氏、私)間での双方向的な論議、つまり対話が必要となるのではないでしょうか。それには他者を他在として理解しょうとする姿勢が先ず大切だと思います。他者をステレオタイプと決め付けたとたんに陥穽に落ちてしまうのです。【何となく若い学生を諭すような口調になってしまったことをお詫びします】

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かばん屋野の妻様宛私信 投稿者:Adorno 投稿日: 1月21日(土)17時08分45秒

大変丁寧なご返事をいただき感謝しております。わたしも本来の趣旨を逸脱した投稿を乱筆し皆様方に迷惑をかけてしまいました。けれども、この議論を通して様々なことを学ぶことが出来、とりわけ、かばん屋さんの投稿文から示唆に富んだことを学ばせていただいております。
さて・・わたしは最早この一連の話題から退こうと思っておりましたが、やはり書かねばならぬことがあり、僭越ながら「私信」という形で投稿いたします。
かばん屋様、これはEB様も指摘されていますが、わたしは繰り返し書いているように、異文化に対する理解というのはその人間の環境、教育、こうしたことによって微妙に異なってくるとわたしは思います。わたしは「紳士淑女の国というブランドのマーケティングに荷担されている」という印象をわたしの投稿文があなたに与えているとしたらそれは残念なことです。わたしはここでイギリス文化について書いているわけではなく、前記しているように、あくまで「わたし」という一個の人間の体験を踏まえた事柄を書いているのです。ゆえに、わたしは、どこかの文化団体から営利目的のプロパガンダを推奨するように命じられているわけではありません。あなたが従来の報道でステレオタイプな事柄ばかり言及されていることに不満を持っていることは解りました。しかし、わたしは投稿文においてかなり述べていますが、わたしの英国観とあなたの英国観が同じであるといえるでしょか。毎年何千何万という人間が海外に行きます。旅行者、学生、商用、こうした人々は目的も環境も異なるはずです。誰もがローマのエデンやパリのリッツといった高級ホテルに泊まり、ミシェランの三ツ星レストランに食事を楽しみにいくはずがありません。同様に、皆が皆、マクダナルのハンバーガーや、ビックボーイのフライドエッグをコーラで腹に流し込み、一晩20ドルのモーテルに泊まったり、グレイハンドバスでアメリカを縦断するわけでもないのです。アメリカの偏狭の学校に行った人と、東部の名門大学で学んだ人ではまったく「世界観」が異なるとは思われませんか?ちょうど、スコットランド人は吝嗇で、アイルランド人は血の気が多い、これはステレオタイプの見方ですが、ある意味で真実でもあります。わたしはこうしたことを書くのは好きではありませんが、私自身、たまたま縁があって(わたしは何の関係も有りません)ヨーロッパの有産階級の生活を覗き見ることが出来ましたが、世の中というのは「有産階級」そして「生産階級」というものもあります。そしてclassというものがどの社会でも存在するのは事実です。これは日本においても同じことではないでしょうか。現在、日本の国会議員の血筋などを調べると二世議院や賛成議員というのが、珍しい生き物でないことが見えてきます。とりわけ、次期総理候補と評される人々は、二世議員ばかりではないでしょうか。わたしは議員という人々が「選ばれたオヒト」とは考えていませんが、こうした人達が育成された環境、情報力、家庭での教育といったものが、いかに電子技術の発達によって情報が普及していrとはいえ、教育施設などの十分な投資がなされていない環境で育成された人間との間に「はば」があるということは否定できません。
話題を変えますが、もう一点、かばん屋様にご質問させていただきたいと存じますが、「この掲示板では紳士淑女の扱う鞄について談義しており」と書いておられますけれども、わたしは太田垣様の趣旨は鞄、というジャンルについて広範囲の対話がされることを期待しておられるとわたしは勝手に思い込んでおりますが、どうお考えなのでしょか?けして言葉の揚げ足を取っているつもりはありません。
もう一度、わたしは最後に付記しますが、何万人の外国で学んだ人達の経験、体験、印象というのは異なるものです。学んだ学問、環境、人間、それぞれ異なった価値観や思想がありますよ。そして、こうした「違い」を楽しむことこそわたしは異文化理解の基だと思います。

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EB様 Adorno様 投稿者:かばん屋の妻 投稿日: 1月21日(土)15時38分35秒

EB様Adorno様
お二人の丁寧なご返答を、言葉では表せないほどありがたく読ませていただきました。なんだか、だっだこをなだめすかされているようで、ますますわが身が恥ずかしくなります。”相互の理解を深める”というありがたいお言葉をいただき、”雨降って地固まる”、軽はずみな行動でしたが、返って良かったのかとも思ったりします。(本当に反省してます)
さて、お二人との英国観の違いで私が反感を持った理由は、私が従来より、日英間それぞれのステレオタイプに大きなギャップがあることに不満を感じていることに起因します。マスメディアの報道の仕方などは日本の片思いと感じているのです。私には、お二人が”紳士淑女の国”というブランドのマーケティングに加担されていると感じられ、反発を感じたのです。もちろんこの掲示板では、紳士淑女の扱う鞄について談義しており、私の立場(英国の伝統的製品を日本に売る)から言えばそのステレオタイプは悪いことではありませんが。
それから、私が投稿した内容を夫はほとんど知りません。技術的なことは、訊きますがほとんどは私自身の興味、関心から来ていることです。今後投稿するときは(すっかりその気になっている)、夫の名前を出さずにおきます。ただし、”The proof of the pudding is in the eating.”が出来るときが来たら、その時は宣伝させていただきます。
太田垣様、この掲示板を私の感情的な事柄から、ひっかきまわしてすみませんでした。私にこのような機会を与えてくださったことを感謝いたします。それから、もう2度と乱用はしないと誓いますので、編集機能を戻していただけないでしょうか。

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蛇足に蛇足ながら 投稿者:Adorno 投稿日: 1月20日(金)15時01分3秒

そろそろ、この事柄について考察するというのは控えたいと思いますが、もう少しだけ世迷言を書かせていただきたいです。
まず、EB様がご指摘なさっているように、わたしはモノというのは長年の酷使の結果にその価値を論ずることが出来ると思います。人の手が加わった品が高品質の証と盲信されていますが、かならずしもそうではなく、ハンドメイドのネクタイでも糸が解れることはよくあります。英国製品には質実剛健で丈夫だという世評が有りますが、わたしの英国製の傘は強風の折に用いたわけでもないのに、骨がぽきんと折れてしまって修繕にとてもお金がかかりました。このブランドはとても評判がよいのですが、高名であろうとも、結局、私達はそれを日毎の暮らしで用いることによって「真価」を発見するのではないでしょうか。
わたしは自分の手にとって用いることのできない品を論評する能力を持っていません。ゆえに、判然としませんが、マッケンジーさんの鞄の映像やそのプライスを知って、「これはリアルな鞄だな」と思っています。それは、500ポンド以上の鞄をcommonersが購入するとは思えないからです。また、繰り返し申し上げていますが、わたしの投稿文には(気を害されていたらごめんなさい)個人を攻撃する意図はありません。差異があるとすれば必然として生じたのです。
1月20日のマッケンジーさんの投稿に「お二人の書かれていることに反感を持ちました」とありましたが、外国理解にせよ、モノの見方というのは人間の資質、環境、こうしたものが加味されることで微妙に変化していくものではないでしょうか。象牙のモルタルアパート(もしくは塔・・)に住んでいる人間が見識を持っていて煉瓦の家に住んでいる人間はそうでないということはありえません。
これは英国だけではありませんが、英国人と話していて、なぜ英国の犯罪件数はヨーロッパでも高い比率なのか、大英帝国と称してその国の言語に誇りを持っているのになぜ文盲のパーセンテージが近隣諸国と比べて高いのか、こうしたことを質していると、彼が、”It is a matter of pedigree.”と履き捨てるように呟いたことがあります。わたしの話しは演繹的というよりもわたしの体験ばかりで、逸話が多く、帰納的ですけれども、この体験はとてもわたしには意味がありました。英国で生活に慣れ始めると目に付く光景が有ります。カフェテラスで食事をしていて、隣のテーブルの人物が左手でフォークを使っているのに右手で水の入ったコップを持ったり、道順を教えてもらっていると、メイフェアを「マイフェア」と発音する人、こうした人々は大概ミドルクラス、つまり、commonersということになります。こうした人々もいれば、シェイクスピアを「シェイクスパー」と発音するオックスフォードブリッジ、あるいは貴族院に世襲の議席の持ち、人々に、Lord Maxwellなぞと紹介される人もいます。爵位を持つ人は、Lord Maxwell of 地名という称号で呼ばれる人もいます。わたしはコレッジで英国人と接していて、常に「クラス」というもので、教養、物腰、言葉遣いがかくも違うものかと圧倒されましたが、それは生活でも同じではないでしょうか。そして、21世紀に入り、自由経済による万民平等の自由を謳歌する生活が私達を満たしても、こうしたシステムは依然として存在しています。つまり、自由経済、教育の自由、こうしたことが謳われても、英国には広大な土地を所有するジェントリーという爵位を持たない有力者もあれば、肉体労働に従事して生活の糧を得る人達も存在し、一概に「平等」とはいえないとわたしは考えています。これに付随するようにIRAの問題や様々な人種問題が英国には存在していると思いますが、マッケンジーさん、いかがでしょうか?
つまり、キャメラのレンズを通してみる世界でも、その道具を手にした人間の感性、環境によって、同じ風景は異なって見えてくるのではないでしょうか?英国イコールこれだ!という紋切り型の答えがあれば便利です。しかし、これはお名前を記載してもよろしいと思うが、マークスアンドスペンサーの創業一族の男性と結婚された女性も書いているように、環境が異なるとあらゆることが異なった次元で見えてきます。だからこそ比較文化の仕事は面白いのですがね・・
蛇足に蛇足が続き、文章が饒舌になりすぎてしまいましたが、最後に、オーウェルという人の「動物農園」にあった(これはメライズしているので)一文を引用し、オーウェルという反骨精神のある人間が「人間=パワーを持った存在」をどう理解していたのか、そしてそれが小説の中のストーリーと同じく「英国」という社会へのメッセージであったのではないか(?)と思いながら失礼いたします。
Man is the only creature that consmes without prodcing. He does not give milk, he does not lay eggs, he is too weak to pull the plough, he cannot run fast enough to catch rabbits. Yet he is Lord of all the animals.He sets them to work, he gives back to them bare minimum that will prevent them from starving, and the rest he keeps for himself. Our labour tills the soil, or dung fetilizes it,and yet there is not one of s that owns more than his bare skin.

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「かばん屋の妻」様 投稿者:EB 投稿日: 1月20日(金)07時48分9秒

かばん屋の妻」様
私が発言するとますます「混乱させてしまうのではないかと危惧しつつ、少しばかり話の続きをさせて戴きます。
ご投稿から、ご主人の鞄作りに対する情熱と仕事に対する姿勢や作り手としての矜持は伝わって来ましたよ。それに、ご主人をモノの作り手として尊敬しておられることも。

消費者は、日常品であれ実用品であれ、長く愛用する手仕事による製品は、生産量も少なく価格も高いわけですから、工業製品よりもそれなりに優れた価値を求めています。「める」様のご投稿に含まれる幾分感情的な反発(失礼な断定については「める」様ご宥恕願います)の背景も十分理解されるべきでしょう。
以前も書きましたが、鞄の価値は作り手のお喋りや鞄に就いての情報で決まるものではありません。鞄の真価は多くの人々によって長年に亘って使用された結果で決められるべきものです(と考えています)。正しく“The proof of the pudding is in the eating.”なのです。違いますか?
製造者や販売者の肉声も、購入者の商品選択のヒントにはなるので有益でしょうし、特にその鞄に注目して貰うための宣伝・広告AdvertisementやPublic Relations(精確適切な製品説明など含めて)も必要となるでしょう。だから、製造者や販売者がこれらに関する「言説」を磨くことは今後ますます必要なことです。しかし本質的には、Adorno様も同様趣旨を語っておられましたが、マッケンジー氏だけでなく全てのモノ作りに携わるヒトは、「製品」の出来とそれを作り出す「技」の冴えで、購入者・愛用者と勝負して欲しいのです。思うに、「かばん屋の妻」様のお役目はそのために不断の研鑽を積まれるマッケンジー氏を支えることではないか、と。

「お二人の書かれていることに反感も持ちました。(特にお二人のイギリス感が私の庶民の間での経験とはかけ離れています。)なにくそと思って書いたこともあります」と1月20日(金)4時14分のご投稿に書かれておられます。「かばん屋の妻」様の生活実感に基づく英国観と、Adorno様や私の英国観が異なるのは当然のことです。日本についての認識も異なっているでしょう。第一、Adorno様の英国観の基になった豊かな英国知識や経験と、私の貧しいそれらも、多分にかけ離れているはずです。
誤解を恐れずに言えば、それぞれ属するSocietyが違うからだ、ともいえるでしょうか。それでも(簡単に投稿を削除したりせずに)対話を続けて行けば、相互の理解は深まると私は楽観的に考えています。
ということで、太田垣様が、「あー、かなりたくさん消してしまったんですね。もったいないですよ。(中略)「過去の投稿を削除するのは私にとって大変不快な出来事です」って書いて戻していただける程度ならば、そう書きたいぐらいです(^^; 」といわれる気持ちが良く分ります。「かばん屋の妻」様は、ご自身の投稿を全て削除した心算でしょうが、私は自分の投稿に関わる他の方のご投稿を全て記録しております。勿論「かばん屋の妻」様のご投稿も。そして、一度発言したものは、その事実を含め、抹消することは不可能です。無理強いはしませんが、その内に少しずつ戻して下されば、掲示板の読者の皆様方も喜ばれるのではないでしょうか。ご一考下さい。

「今後は読者として太田垣さんの掲示板を応援させていただきます」とのことですが、話題によっては呼び出しをかける方もおられるでしょうし、また、失礼ながら「かばん屋の妻」様のご性分では、今後も度々登場なさるのではないかと思います。新たな姿での再登場を期待しています。

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ありがとうございます 投稿者:かばん屋の妻 投稿日: 1月20日(金)04時14分42秒

みなさんこんにちわ
鞄に夢を詰め込む様イマノブ様
どうもありがとうございました。
昨日、今朝と私はかなり掲示板を読んで動転してしまいました。
正直 かーとなって削除しました。
EB様Adorno様、私は自分が無教養な分アカデミックな方にあこがれを抱いております。
数ヶ月前、お二人の文章を読みまして、このような方に夫の鞄を見ていただきたいと思いました。そのためには、私の日本語ではだめだと痛感し、作成していた日本語ページは削除しました。そして、太田垣さんの掲示板に投稿を始めた時、私のカキコにEB様がコメントを下さったときはどんなにうれしかったか、にんまりしました。おっしゃるとおり、私の書くことは、矛盾だらけですね。お二人の書かれていることに反感も持ちました。(特にお二人のイギリス感が私の庶民の間での経験とはかけ離れています。)なにくそと思って書いたこともあります。しかし、この間色々考えさせていただきました。本当に感謝しております。また、こんなことをつらつら書いているうちに誤解を招きそうなのでやめます。当分自粛したいと思います。

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おおたがき殿 投稿者:C++ 投稿日: 1月20日(金)00時48分30秒

追記ですみません。

私が見たbeginは、
2005年の1月中旬頃のコンビニで立ち読みした雑誌なので、
2004/11月号の次の号か、増刊号かもしれません。

お持ちでしたらで結構なのです。
もし該当するようなカバンがあれば、
また教えて頂けたら幸いです。

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おおたがき殿 投稿者:C++ 投稿日: 1月20日(金)00時32分37秒

情報提供、誠にありがとうございます。
早速メールで問い合わせました。

私の記憶ではキャリングケースではなく、
カバンの片側だけにプラスチック状のカバーみないな物が付け外しできて
ビジネスとカジュアル兼用が売り文句だったような気がします。
もう1年前の話なので記憶違いかもしれませんね^^;

余談のバッグ。
近所に取り扱ってるショップがあったので、
見に行ってみようと思います。

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C++さんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月19日(木)21時56分23秒

Begin 2004/11月号、手元にあります。
バゲージハンドラーズ ユニオン(会社の母体はサザビー)というブランドのタートルという商品のことだと思われます。本体はキャリーケースで、着脱できるシェルを背中に背負える代物です。
雑誌中での問合せ先は渋谷のCHAPT.168 TEL03-3780-6515となっています。

http://www.baggagehandlers-union.com/

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希望 投稿者:イマノブ 投稿日: 1月19日(木)21時05分34秒

殺伐とした時代だけに、この掲示板を見るときは優しい気持ちでいたいです。

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(無題) 投稿者:鞄に夢を詰め込む 投稿日: 1月19日(木)19時55分36秒

かばん屋の妻さんへ
私は、よんでいてあなたの投稿がすごく楽しかったです。それに、ためにもなりました。あなたが思うよりも、だれも迷惑も不快感も感じていないと思いますが…。また、ぜひ書き込んでくださいね。私の文章は、舌足らずですが、とても残念に思ったので。

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謝罪 投稿者:かばん屋の妻 投稿日: 1月19日(木)16時52分55秒

太田垣様、EB様、Adorno様める様皆様
私の、無責任な行動でご迷惑、不快感をかけたことをお詫びします。
める様私はめる様の質問には答えたと思いますがいかがでしょうか?それから、私の投稿を削除するときURLの欄までは気づきませんでした。EB様Adorno様の文章は本当にありがたく拝読させていただきました。自分自身の文章力のなさも痛感しました。書けば書くほど私自身も混乱してますますご迷惑となりそうなので、今後は読者として太田垣さんの掲示板を応援させていただきます。

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カフィーブレイク 投稿者:Adorno 投稿日: 1月19日(木)14時47分46秒

何かわたしの投稿とそれに付随した環境に異様な兆候が見られますので一筆加えたいと存じます。
現代では薄い皮が重用される、あるいは、表面を磨き上げた製品が消費者の需要に応える製品であって、昔ながらのぼってりとした厚い皮で作られる製品や表面に皮固有の傷がある製品は疎まれる、これはわたしにとって面白い考え方です。
投稿文で繰り返し言及しているようにわたしは鞄の専門家でも収集家でもありません。むしろ、わたしは職人の仕事に関しては門外漢であって、あくまで、わたしがこれまで歩んできた人生の中で僅かな金額で誂えることの出来る鞄や靴から得た体験(これは森有正さんのいう「経験」ではありませんよ)を稚拙な表現を駆使して書いただけに過ぎません。けれども、これまで注文した鞄や靴、あるいは薬入れ(ピルケース)などのケアーに話が及ぶと、これは靴の話ですが、販売員は必ず、靴を磨かれる場合は表皮はもとより靴の裏張りも磨かせるよう、あるいは、毎週お使いになった靴は週末に磨かせるようにお勧めいたします、と言います。つまり、こうした靴店では購入者(これは彼らが選別し、これはと思う客に対してでしょうが)自ずから靴墨を手にして顔に茶や黒の皮クリームをつけて奮闘するとは夢想にもしていないということでしょう。これは鞄についても同様ではないかとわたしは考えております。ぼってりとした厚い皮、それはわたしが購入したトップフレーム鞄よりも重くがっしりとしていますが、本来、ピカデリーのSwaine Adeney Brigg(現住所の商売は性格が少し異なるだろうが)で鞄を誂える御仁は、アカデミズムの世界の一部(医学界、司法界の人間を別にしても)を除いてこうした鞄を入手しても自らその鞄を持ち歩いたということは少ないはずです。欧米、あるいは欧米文化が人間の日々の営みに浸透している社会で暮らしていると管理階級になればなるほど、鞄というものと無縁になりますが、トニー・ブレアやラムズフェルトといった人間が会議や議席に出席するといって鞄を持っているでしょうか?つまり、最上の素材の鞄であろうと、1000ポンド以上する誂えの靴であろうと、そういったもののメンテナンスを購入者がするというのは日本的な光景だとわたしだけが考えているのでしょうかねェ。これはEB様が言及されていますが、時代が変わった、もしくは円高で円の価値が世界に冠たる存在になったからといっても、札束で文化の根幹が変わるということは有りません。欧米、オウベイ、と鸚鵡返しのように書いていると辟易としてきますけれど、手取り月給18万円のサラリーマンが生活は両親が面倒見てくれるという理由で1足10万する高級靴を贖えるのは日本という空間でしか成立しません。西洋ではそうした靴を所有するということは消耗品に投資することが可能な「階級」にしか成立しないのです。10年ぐらい前のマイケルダグラス主演の「ゲーム」という映画で、マイケルダグラス扮する実業家が履いていた靴の値段を聞いた相手の女が、唖然として、「あなたって本当に大金持ちなのね」という件がありますが、あれは皮肉でもなんでもなくそうした現実です。
わたしが学生時代に読んだ本に「有閑階級の理論」(The Theory of Leisure Class)という本がありました。ヴェブレンというシカゴ大学に奉職し、そしてその学説によって職を追われ憤死した人物の書いた書物で、彼はこの書物の中で伝統的な生産階級の「クラスシステム」に食い込み始めた新興階級のの思想の根幹を見事に描いておりますが、この書物を読んでいると、fullness of lifeというものがはたして何たるかよく描かれていきます。この本は泡沫ケイザイ下の日本では必読の書だと思っていましたが、ミニ泡沫経済の現在も面白い警鐘の書であることに変わりありますまい。
最後にマッケンジーさんにわたしは書かせていただきましたが、わたしはマッケンジーさんの御主人が職人であることはよく解りました。けれども、職人としての矜持があれば誰がなんと言おうと「言葉」ではなく、「腕」または「品物」の出来で勝負していただきたいと存じます。このサイトで投稿なさった職人さんの中にはすばらしい表現力をお持ちの方もあり、とても購買者として参考になる叡智にあふれた文がいくつもありました。仮に舌足らずな表現があったとはいえ一つ一つの言葉に「職人道」を歩む人の真摯な姿がありました。ですから、マッケンジーさんも、削除よりも研鑚を積まれ、「18世紀の皮製造業の歴史」のような題の本を上梓するよな気概を持っていただきたいと願ってやみません。文章を書く人間にとって文章は人間の顔です。ゆえに、皆、印象を保つ努力を惜しまずに励んでいるので、ぜひ、鞄道を極めていただきたいと祈っております。

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「かばん屋の妻」様、Adorno様 投稿者:EB 投稿日: 1月19日(木)09時40分21秒

掲示板の様相が一変していたので、多くの皆様には無関係のことであり恐縮ですが、一言させて戴きます。

「かばん屋の妻」様
少しばかり批判を受けたとか厳しい質問をされたからといってこれまでの発言を削除するのは、ご自身も自覚されているようですが、大人気ない行為ですね。私をはじめ掲示板の読者の方は、「かばん屋の妻」様のご投稿内容に矛盾撞着や不備や自己宣伝が多少あったとしても、そのことを含めてご投稿の価値を認めていたはずです。だから、いろいろな投稿者の方と対話が成立していたはずです。にもかかわらず、他者に託けて自分の都合で発表したことを一方的に編集したり削除したりするのでは、掲示板投稿者として不誠実な態度にではありませんか。掲示板でいままで成立していた沢山の対話の整合性を損ねますからね。
特に「出来たら、めるさんの投稿も削除していただけたらと思うのですが、太田垣さんいかがでしょうか(投稿者:かばん屋の妻 投稿日:1月18日)」などといって対論相手の方の投稿まで削除してくださいと管理人に要請するのは不見識で僭越なことだと思いますよ。「める」様のご投稿をどうするかは「める」様と太田垣様とが決める問題ではありませんか。貴女は、Adorno様のエールに答える以前に「める」様にそのことを謝罪をするとともに、「める」様の誤解の解消も含めて誠意を持って「める」様の質問に回答すべきだと思いますが、いかがお考えですか。それも出来ないようでは、自分に不都合な部分を削除して宣伝用httpだけは残して置くのはどういう了見なのかと、突っ込みを入れたくなりますネ。
毀誉褒貶は歓迎すべきことではありませんか。等閑視されるよりも良いことでしょう。まあ、貴女に対して心がけを説くほど親しい間柄でもないし、またお気に触るといけないので、ここらで止めますが、Intersubjective discussibility and criticizability 主体間での論議・批判可能性を構築【マア難しくいう必要もないですね、相手との対話が】出来ないようでは発言者としての資格を欠くことになりますよ、とだけは申して置きましょう。

Adorno様
Swaine & Adeney 製鞄のご説明および持論を含めた面白いお話を聞かせて下さり、有難うございます。私はこれからもう少し雑文を書かねばなりません。ということで、Adorno様のお話に関することは、またお会いする機会があればその時とさせて戴きたく存じます。

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adorno様 投稿者:かばん屋の妻 投稿日: 1月19日(木)02時58分43秒

アドルノ様どうもお気遣いいただきありがとうございました。今日はなんだか疲れる日でした。よく考えてみれば私の2度目の投稿はもし説明をちゃんとすれば、消す必要はなかったのではなかったかと後悔しています。自分の名前を出して投稿するのは難しいですね。あの質問が、購買者の側からであればなんら問題はなかったのでしょう。 私自身はもちろん、ブライダルハイドのケースを使ったことはありません。でも、夫はP社と取引があったことは確かですし、私自身もP社の方に展示会などでお会いしています。ちなみに私自身は他に職業を持っていましたが、会計担当と夫が皮の展示会、鞄の展示会、またタナリーに行くときに一緒に何度か行っています。実際に店頭にたってP社の鞄をポリッシュまたは、修理してくださいともってくる客にもお会いしています。そこで、日本の方がブライダルハイドの鞄を探すとき、その厚さなども考慮されてもいいのではないかと思い、あの投稿はいたしました。自社の名前を出すことで、販売目的と取られるでしょう。確かに、私には生活がかかっていますのでそういう気持ちがまったくないとはいえません。ただ、うちのように名の知られていない会社がここでこういうことを書いても、それほどうちの販売には影響しないと思っています。The proof of the pudding ~を身に着けないといけませんね。

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寝る前に 投稿者:Adorno 投稿日: 1月18日(水)23時01分46秒

今日は奮闘(?)して二回も投稿してしまいましたが、書いていてあれこれ自戒することもあり、皆様の文章を拝読することができて有意義な時間が持つことが出来ました。
これは三回目の投稿なのですが、少し気がかりなことがあるので書かせてください。
わたしはマッケンジーさんの文章を拝見することが出来てとても勉強させていただいていることに感謝しています。わたしは一購買者なので鞄に関しては無知です。ゆえに、マッケンジーさんの示唆に富んだ言葉を読み、御主人のウェブサイトも閲覧させていただき、マッケンジーさんのお作りになるフェレンツェスタイルの鞄などとてもいいなぁ、素敵だなぁ、と憧れています。ですから、こうしたことをわたしが書く非礼をお許しいただければ、マッケンジーさんどうか自信を持ってください。マッケンジーさんの御主人の鞄製品や仕事に対する姿勢への尊敬を持った文章を読むことで、「なるほど、溝いう見方もあるんのだな」と思う人もありますよ。疑心暗鬼にならずにうっちゃっておけばようじゃないですか?これはエールのつもりなので削除しないでください。それではもうベッドに行かねば・・

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探し物です。 投稿者:C++ 投稿日: 1月18日(水)22時47分54秒

はじめまして。C++と申します。
Beginという雑誌の 2004年11月号 靴と鞄 で紹介されたと記憶していますが、
先頭のページの方で、
プラスチックのカバーを付け外しできるカバンが紹介されていました。
その時は面白いカバンだなぁと見流したのですが、
ふと思い出すたびに段々と欲しくなってきました。
何方かメーカーでもご存知でしたら教えて頂けないでしょうか?
何でも構いませんので情報提供お願いします。

余談ですが、最近良いと思ったカバンがあります。
ドープ&ドラッガーの3wayZipウェストバッグです。
http://www.dopexdrakkar.com/acc/acc.html
外出する際に、バッグを持ち歩く程でもないけど、
ズボンのポケットでは足りないという時に便利そうで、
検討中です。

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つづき 投稿者:かばん屋の妻 投稿日: 1月18日(水)22時23分33秒

太田垣様今投稿したばかりのカキコに付け加えようとしたら、編集できなくなっていることに気づきました。お怒りでなければいいのですが。
私の質問は、薄いブライダルが、壊れやすいかということではなく、使ううちに深みが出るかというものでした。

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めるさま 投稿者:かばん屋の妻 投稿日: 1月18日(水)22時13分9秒

めるさま、太田垣様、みなさま 大変申し訳ないです。
やはり、この掲示板はかばん屋の書くところではないですね。
気をつけて書こうといいつつ、とんでもない質問をしたようですね。
この質問も削除させていただきました。
めるさま、夫はブライダルレザーでの鞄製作は、10年以上していません。ブライダルレザーのあまりにも完璧な表面に興味を失ったいうのが理由です。今回、この掲示板に妻である私が色々投稿するうち、日本の方がそれほど評価されているブライダルレザーを使ってみればと提案したのです。ただし、薄いブライダルレザーでブリーフケースを製作することはお断りしました。質の問題ではなく、スタイルがセルフスタンディング(鞄自体の重さでたつ)なので、夫は厚いレザーを使うのです。
かばん屋として、購入者の夢を壊すような投稿は、避けないといけませんね。大変申し訳ないです。出来たら、めるさんの投稿も削除していただけたらと思うのですが、太田垣さんいかがでしょうか。

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付記 投稿者:Adorno 投稿日: 1月18日(水)21時29分4秒

先程わたしの友人の英国人にskiverについて質したら、”What do you wish to know skiver linings ? Skiver is a sheepskin which is then cured and dyed Red or Green in most cases.”と返事がありましたので、ご報告します。

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ブライダルハイド 投稿者:める 投稿日: 1月18日(水)21時12分15秒

薄くなったブライダルハイドの鞄は使っても同じ味が出るものなのか、というご質問ですが、鞄職人さんの奥様がそうした質問をなさるのはどいうことでしょうか?ひょっとすると、数百ポンドを出した鞄でも皮は薄く、すぐ壊れるということなのでしょうか?そちらではたしか商品にプライドを持っておられると思いますが、購入者もかなりのお金を払って一生物を買うのに、プロがその商品の価値を問うというのはいかがなものか。それともそちらではそうした数年で皮がはがれる代物を加工しているのですか。

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雑感 投稿者:Adorno 投稿日: 1月18日(水)20時50分44秒

まず、この場を借りてマッケンジーさん、EBさんに親切にもご指導いただきましたことにお礼を申し上げます。
太田垣様、皆様、この数日くだらないことを投稿しておりますが、もう少し、思うことを書かせていただきたいと存じます。
まず、わたしのSwaine Adeneyの鞄の裏張りですが、これは普及製品(とはいえ500ポンド以上はするでしょうが)がスウェイドであったのに比して、わたしのトップフレーム(ダレス鞄)では皮ではなくEB氏が指摘なさっておられるように樹脂らしい素材が用いられています。これは「鞄談義」と題した拙稿で書きましたが、鞄のタグは、表皮と同じ皮を用いて、Swaine Adeney 1750と表記されています。また、SKIVERに関しては、前述した辞書の引用にあるように、It is used for hat linings,pocketbooks,bookbinding..とあるように、BOOKBINDING、たとえば外国語(ここでは思うに西洋の言葉)の書物に革表紙のものがあり、EB氏の孫引きで恐縮ですが、そうしたものを手にとっていただければ語感伝わるかな、と存じます。
さて、ここままでは本題ではなく、音楽でいえば前奏であって、主題はここから展開(?)していきます。
投稿仲間とEB氏からお言葉を頂戴いたしましたが、わたしはEB氏のような碩学ではありませんし、また、単に思いつきを書いているにすぎず、お恥ずかしいです。さて、わたしにとってのもモノを測る定規ですが、それは品質もさることながら、これは1月12日の投稿でも申し上げましたが、一つのブランド(あるいは工房)とそこに付随する物語、そして人間です。
何百年あるいは何十年という時間を間断なく同じ土地で商いをするというのは「持続」の美です。一人の腕の立つ職人がいて、彼の腕を愛でるパトロンがつき、町に一軒の工房兼店舗ができる。そしてそこで職人が腕を振るい、妻が帳場に立ち、歳月が流れ子供が生まれ、職工を雇い、店の間口を広くし・・こういう話はロンドンには幾つもあります。かって、東京にもこういった歴史を持つ店が幾つもあったけれど、東京(日本では)はサイクルが短く、泡沫経済の繁栄も手伝って「古いものは過ぎ去り」デザインビルディングと称するコルビジェの亜流のような人々の建物が乱立し、そういった流れの中で古い店も埋没してしまった。たしかに、昔ながらの風情を残している店もあるけれども、わたしが幼かったころに見たものではない。では、わたしの幼かったころに垣間見た商人の世界や老舗とはどのようなものであったか?
ロンドンに一軒の靴屋があります。昨今は英国靴が若い人を中心に持て囃されていて、この店にも、様々な問い合わせがある。この店は長い間同じ番地で商売をしていて、数年前に生じたイタリーの会社の老舗靴店の買収や、パリにある同名の店の繁盛振りを見ても動揺せずに昔ながらの商売をしています。それは何か?売り子と呼ばれる上等な服を着て靴もぴかぴか磨き上げられた若いアンちゃんが客に近づいて、ガムをグチャグチャさせながら、「カナイヘルプユー?」とは言わない。応対にしても、扉を開け、店に入ってエプロンをした職工さんが応対してくれるけれど、毎回この店で職人さんとやり取りするたびに思うのは、この手で紅茶なぞ淹れてもらっても飲まないだろうなぁ、と思うほどに手が油や皮の匂いが染み込んでいる。一度なぞ、客の足の木型を作っているとかで爪と指のあたりが木屑だらけのまま採寸をしてくれたこともありましたっけ。けれども、一度誂えた客の足の形、その人物の嗜好、癖、物腰、こうしたものを実によく覚えている。そして、雑談の最中に、「そういえば、5年前にお作りした靴の調子はいかがですか?今年はまだお手入れに戻ってまいりませんので・・」などと話してくる。わたしがこの店で靴を作るのは年に一回なのにどんな靴を持っているのかよく知っている。店にあらかじめ電話を入れ、この時間帯に行くつもりです、そう告げると販売員(職人で接客担当なのか、あるいはすべての職人が接客も担当するのか・・)が顧客の台帳を見てチェックしてくれるそうです。ちょいと病院に診察しに行くような、そんな感じなんだけれども、古い店員さんなぞと話す時間はわたしにとって無上の喜びで、わたしが好きだったノエル・カワードやヒッチコックと古参の職人ののやりとりを見た丁稚上がりの職人さんの話など、筆が立つなら一冊の本にしたいぐらい楽しいものがあります。
一度、接客してもらっているときに一枚のファックスが送ってきました。応対してくれた店員さんが話してくれたところによると、日本からのファックスで、自分の足のサイズと好みの靴の形が表記されていて、ロンドンまで来る余裕がないので、この靴特の靴を通信販売で買えないか、と書いてあったそうです。彼は皮肉たっぷり、日本のお客様はよいものがわかりますからなぁ、などと採寸してもらっているわたしが赤面するようなことを言いながら、ふと、”Would he be willing enough to come our shop ?”と呟いてわたしの顔を見てニヤっと笑いました。
つらつら書いていましたが、わたしはこうした態度が好きなので、無理をしてでもこの店で靴を誂えるのです。スノッブだ、イヤラシイ、わたしの家人はこの店の態度が嫌いです。けれども、わたしにとってモノというのは、店、そこに働く人間の立ち居振舞い、そして製品の質であって、わたしにとっては、その店でその人々に接して楽しまなければ「買い物」を満喫したとはいえない。つまり、それが、わたしにとって、店に付随する物語を楽しむ醍醐味でもあります。英国仕込みの紳士で、優れた批評文を書いたYという人が、英国文化について、「英国にあるのは日用品の文化であって、その特徴とか個性とかは髭を剃るのに使う湯の入れ物にも見られ、現にそれを収集しているものもあり、日用品がいずれもそうした念入りな細工の結果である以上安物は安物、高級品は高級品でそれぞれの持ち味があって、髭剃り用の刷毛一つで何千円もするのを今日でも作って売っている。また日用品の文化というのは、生活そのものが文化であるということであって、生活と文化のいずれかを取ることになれば当然、生活は文化に優先するから英国では文化は生活の別名にすぎないということになる。」書いていますが、わたしにとって、英国の道具、それは嗜好品というよりも、生活に欠くべからずものというのが、手に取る度にそこにある自分の物語、そしてその店にまつわる物語、そしてそうした物語にあふれた生活を楽しむことに繋がっているとかいても、けして間違ってはいません。誰だったかが、Fullness of life is to express social prestige-status.と書いていましたが、日本で一流の音楽家が来ると、S席なぞ数万円(だいぶ前のウィーン国立歌劇場の公演は6万8千円だったかしら)しますが、実はこうした人達の演奏会に客が入るからこそ、若手の音楽家の演奏会に音楽事務所が手を差し伸べられるんだゾ、とわたしの友人の音楽関係者が豪語していましたが、職人維持のために大量生産に手を染めるというのは何か物悲しい事実でもあります。とはいえ、我々はそれぞれが与えられた環境の中で生活し、ものを考え、そして働き、子供を育て、老い、死んでいきます。時代の変遷の中でその変化に耐えて生きていく人もあり朽ちる人もある。人それぞれですな。

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ブライダル(削除しました) 投稿者:懲りないかばん屋の妻 投稿日: 1月18日(水)19時56分44秒    編集済

太田垣さん どうもすみません。全部削除というのも大人気ないと思ったんですけど、不快なものを残しておいてもと思いまして、削除したことは後悔してないですよ。
で、しょうこりなく、書かせていただきますが、ブライダルハイドのケースに関し、軽量化は時代の流れとはいえ、薄くなったブライダルハイドも、使えば使うほど味が出てくるものなのか、使用経験のある方にお聞きしてみたいのですが。
これなら、大丈夫でしょうか。今後、気をつけて書きますのでよろしくお願いします。

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マッケンジーさんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月18日(水)19時41分13秒

あー、かなりたくさん消してしまったんですね。もったいないですよ。

こういうのはパソコン通信の時代からよくある事なので、目くじらを立てることも無いのですが、「過去の投稿を削除するのは私にとって大変不快な出来事です」って書いて戻していただける程度ならば、そう書きたいぐらいです(^^;

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ぽっぽさんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月18日(水)19時27分48秒

今日も、会社の帰りにコンビニに寄ってグッズプレスを探してみたんですが、こういうときに限って見つからないものですね。ということでフォローできずにすみません。
そちらでは、本、見つかりませんか?

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削除 投稿者:マッケンジー 投稿日: 1月18日(水)18時57分20秒

私の礼儀知らずの投稿が不快と感じられる方がいらっしった様なので、私の過去の投稿を削除させていただきました。大変ご迷惑をおかげいたしました。

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お手入れ法ありがとうございます 投稿者:ねこらびほ 投稿日: 1月18日(水)13時49分35秒

おおたがき様、みなさま
さっそくの回答ありがとうございます。

イマノブ様>
あ様も書いておられましたが、防水スプレーなどのお手入れ品がかえって革を傷めてしまう場合があるのですね!気をつけなくては・・・・。『レザーカフェ』早速訪問し、ブックマークしました。こちらで扱っているスプレーなら安心なようですね。

マーユ様
シュリンクに限らず、凹凸のある革にオイルを塗るのは本当に難しいですね。私は、窪んだ部分にオイルが溜まってしまうことばかり気にしていましたが、そうですよね、それを防ごうとして拭きすぎれば凸の部分を傷めてしまうわけですものね・・・。確かに余計なことをするよりは何もしない方が賢明ですね。

おおたがき様
なるほど、買った所にメンテナンスに出すという方法があるんですね!ソメスの場合、東京にあるのは営業所だけのようなので、しばらく預けることになるのでしょうが、おっしゃるとおり梅雨時などをうまく利用してお願いしてみようと思います。
常時鞄の中に布を忍ばせておくというアイディアは早速帰ったら実行します。急な雨に降られて慌ててハンカチなどで拭くよりも、ずっと心強いですものね!

あ様
店頭で聞いた手入れ法の理由がよくわかりました。せっかくの仕上げを傷めてしまう恐れがあるからなのですね。ブラシでのお手入れは、やはり専用のブラシを専門店などで購入すべきでしょうか?ウエスというのは乾拭き用の布のことですよね?どちらを見ても「柔らかい布で」とあるのですが、ガーゼとかタオルなどでも大丈夫なのでしょうか?

革にもいろんな種類があって、それぞれに特徴や風合いも違うし、お手入れ方法も違ってくるのですね。もっと勉強して、鞄ともっと仲良く付き合える自分に成長したいものです。
ありがとうございました。

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シュリンク革 投稿者:あ 投稿日: 1月18日(水)11時47分58秒

革は鞣しや表面の仕上げによって手入れの仕方が変わってきます。ねこらびほサンの購入されたシュリンクの鞄は恐らくセミアニリンか顔料仕上げのクロム革なのでしょう。
セミアニリン及び顔料仕上げの革は表面に塗装処理を施しており、汚れ、水分などが革内部に浸透しにくくなっていて、プロテクトレザーなどとも呼ばれています。
防水スプレーや手入れ用クリームには有機溶剤を含むものもあり、塗膜を傷める可能性があります。仮に有機溶剤の含まないクリームで手入れをした場合、しっかりとふき取れるのであれば使用しても問題はないのでしょうが、シュリンク革は凹凸に入り込んだクリームの拭き残しが変質し結果的に塗膜にダメージを与える可能性もあります。
やはり店頭で聞かれた通り、基本の手入れ方法は乾拭きになると思います。シュリンク革は凹凸があるのでウエスだけではなくブラシも併用して使うとよいでしょう。
革製品を長持ちさせるコツはもちろん手入れもそうですが使い方も大事です。物を詰めすぎない、極端に重いもの入れることは避ける、使い終わったら中身を入れっぱなしにしない、毎日使用せず適度に休ませる、長期保管する場合、形を整える様にし直射日光が当たる場所を避け、湿気のこもらない風通しの良い場所で保管すること、これに尽きると思います。
かなり面倒ですけど、これで長持ちさせることが出来るはずですよ。

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太田垣様、Adorno様宛私信 投稿者:EB 投稿日: 1月18日(水)07時57分26秒

太田垣様ならびに本掲示板をご愛読の皆様におかれましては、長文の私信を掲載することをお許し戴きたく存じます。

太田垣様
Skiverが何たるかを一番簡単に実体験されるには、製本、つまり本の皮製の表紙・背表紙をご欄戴ければ宜しいでしょう。日本の書籍でも、羊皮のものは少ないですが、牛革のものは辞書やその他にかなり使用されています。
また、Swaine & Adeneyの鞄でいうTraditional Textured Green Skiver やRed Skiverが何たるかは、「皮の裏面側だとスエードですよね。(中略)SABさんが具体的に何の皮を使っておられるのかは知りません」といわれる鞄職夫人( “The proof of the pudding ~”という英国の流儀を身に付けておられないようですが)ではなく、購入者であるAdorno氏にお答えいただいた方がより適切と存じます。

Adorno様
投稿仲間(?)としての或る種の親しさと懐かしさを感じつつ、語らせて戴きます。ご宥恕ください。
Skiverの逐語的説明だけではなく、差し支えなければ、ご購入のSwaine & Adeney製鞄の内張りの具体的説明・解説をお聞かせ願えれば幸いです。
1月17日(火)付の太田垣様のまとめレスには、Adorno様は「昔のどっしりとした厚革の製品に郷愁をお持ちのようですが」とありましたが、Adorno様は、昨年の10月30日(日)や11月 3日(木)のご投稿を拝見しAdorno様の人物像を勝手に描いてのことで恐縮ですが、むしろ「モノに纏わるその所有者・愛用者の物語性」にご興味とご関心をお持ちのようにお見受けしました。とすると、その人物が愛用したモノとほぼ同じモノを「追体験」することができるかどうかということを、モノの選択上の重要な要素とされているのではないかと。ここから新たな物語性を紡ぎ出して、いろいろ御示教戴けれは、私としては過ぎることはありません。
話は一転します。
太田垣様のご投稿「ブランド化して品質が落ちる(投稿日:1月8日)」の前段とも被りますが、誰もが少しずつ豊かになり、社会的流動性も増した「大衆社会」では、薀蓄本や雑誌のブランド紹介情報に影響された人々の商品選択がより上層階級の所有品へと向かい、ごく一部の階級の専有物だった商品が「大衆化」されたことは民主的社会の恩恵といえるでしょう。しかし他方、この様な人々の急激な増加による需給の不均衡や、使用体験に乏しい彼らの軽率な評判などが、製造者側に軽便製法の導入、手頃価格に合わせるための品質の低下、伝統工法の衰退、牽いては工房・店舗の廃業を齎したことも事実です。老舗の資本系列が最近しばしば変わるのは、製品の質も含め店舗の格式を維持するのが困難な時代になったことの現れでしょうし、確立されたBland-imageを利用して新たな企業展開を行おうとする大資本による買収も、私の知るところでも数十に上ります。Blandの変化について、私が聞くところでは、「これは商品大衆化の一環である」とか、「興味や関心を持つ人々が増え、彼らが購入にかける金額も増えたにせよ、従来の特注品並みの価格では高額過ぎるため、日本の業者が製品仕様や製造方法にあれこれと注文を付けるので、比較的容易に手が出せる価格設定の商品展開にしている」とか、「特別な階層の顧客の特注品と、日本人やアメリカ人向けの量産品・既製品に分けて製造販売しているのは、量産品販売で儲けて、伝統的な工法、職人技・artisanの手仕事を維持する手立てにしているから」等の意見がありました。各社の今後の動向に注目です。
閑話閉題。
「ブランド化して品質が落ちた(太田垣様)」製品も多々あるでしょうが、品質が落ちたとすると消費者は早晩購入しなくなるだけでしょう。Bland-imageが、大衆化路線の過程で変容し失墜したところで、極僅かな従来からの顧客はともかく、大半の消費者には一体どれ程のことでしょう。製品も店舗も栄枯盛衰があって当然のことだと思います。
私の経験からですが、G社製の鞄も、最初のオーダー(私の注文品ではない。英国展の展示用を入手)が最もよい出来で、二代目(私のセミオーダー)がこれに次ぐ出来でしたが、G社が買収されるという噂の出た頃に某百貨店で輸入販売されていた製品(これも購入。欲しいという後輩に進呈)は全く別物の感がありました。G社もS社に買収されて以来、鞄の製造を原則行ってないと聞きました。
明治後期・大正・昭和一桁時代の上流階級や富裕層の生き残りの老人達(多分みな故人です。モノが悪くなったという繰言は年少の頃に聞かされました)は別として、私共のような還暦を迎えるまだまだ世代、かつ富裕でもない者が、昔はどうだったとか云って嘆くのは笑止の限りだと思っています。むしろ、それぞれが自らの生活の位相で様々なモノとの関係を再構築すべきではないかと思います。それが出来なければ、日本の、というか個人の消費生活は豊かにならないでしょうから。
さて、Adorno様がご投稿(『鞄談義』投稿日:1月12日)の末尾でいわれた「『究極の鞄』というのはまさに、青い鳥なのかもしれませんゾ」という点には、私も共感するものがあります。海外経験も豊富なAdorno様には、モノを過去の物語に準えるだけではなく、Adorno様とモノとの新たな物語性創造を期待して、縷々述べさせて戴きました。深謝。

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まとめレス 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月17日(火)23時43分17秒

βさんへ>
いつもフォローありがとうございます。

EBさんへ>
辞書・辞典からの詳しい考察、ありがとうございます。
現在の職人さんがどうあるべきかは一概には言えませんが、やはり先人が積み上げた技術を踏まえて更に創造的な仕事をお願いしたいものです。そして出来上がったモノは、買った人を裏切らない誠実なモノであって欲しいものです。

さて、Skiverについては、手元の英和辞書では見つからなくて、EBさんやAdornoさんが書かれているように、英英辞典で見つけることができました。とはいっても英英辞典は持っていないので、ネットでの検索です。
普段は、Cambridge Advanced Learner’s Dictionary
http://dictionary.cambridge.org/Default.asp?dict=CALD
で大体事足りるのですが、今回のは駄目でした。助かります。

革を「漉く」という言葉が、skiveとなんとなく似ているので、もしや…などと珍説を考えていました(笑)

Adornoさんへ>
“inferior”な質という表現に、妙に納得してしまいます。実際には適材適所で使われているわけで、裏地の革は表革と違って、内容物と常時摺りあうため、薄くて摩擦に強いものが使われる傾向があるようです。

昔のどっしりとした厚革の製品に郷愁をお持ちのようですが、少し前のマッケンジーさんの投稿にもあったように、日本の卸やら企画会社が「もっと薄い革で軽く作れ!」とヤイヤイ言っているのも原因の一つなのかもしれませんね。

ねこらびほさんへ>
私の革鞄の手入れはいい加減なものです。2ヶ月に1度くらいの頻度がいいのでしょうが、最近はラナパーというオイルを使って、半年に1度くらい拭いています。その程度でも結構状態は良いですよ。

で、最近思うのは、頻度とかオイルの銘柄よりも、やはり拭き方のよしあしが重要な要素なんだと思うのです。一番いいのは、買ったところに持ち込んでそこで磨いてもらうことだと思うのです。製造直販の所なら普通断らないと思います。

大抵はその場でやってくれるでしょうし、例えば梅雨時等、革の鞄を使う頻度が減るときなどに、1週間ぐらい鞄屋さんに預けておくという手もあると思います。

シュリンクレザーのバッグですが、雨や雪等の水分に気をつけたほうがいいと思います。鞄の中に、常時柔らかい布を忍ばせておいて(袋に入れておいたほうがいいですね)、水がついたら直ぐにふき取れるようにしておくといいと思います。そして年に1度、ソメスさんに持ち込んでメンテナンスしてもらうといいと思います。

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シュリンク 投稿者:マーユ 投稿日: 1月17日(火)21時50分51秒

本シュリンク革ってなんだろうと思っていたら、シュリンク加工した革の事ですね。
私は年に一二度、鞄にオイルを塗るのですが、シュリンク加工した革にオイルを綺麗に塗るのは、かなり難しいですし、磨きも巧くいきません。凸凹の凹に入ったオイルを拭き取るのはまったくもって難儀な話なのです。あまり拭き過ぎると革の凸の部分の銀面だけが傷みます。何もしないのが賢明かと思われます。

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シュラケンのお手入れ 投稿者:イマノブ 投稿日: 1月17日(火)21時11分56秒

最近シュラケンの鞄を購入しました。シュラケンは薬剤で革を縮めたものだそうです。そのため伸びる性格があるので裁断、補強を適切に行う必要があるそうです。しかし雨には強いようです。一般的な防水スプレーは革のコーティングに繋がり、革を痛めることも指摘されていますので、利用するケア用品は慎重に選ぶことが必要と思います。私自身は『レザーカフェ』http://www.happyvalue.com/sisaccs/に相談しながらケア用品を購入しています。しかしシュラケンといってもタナーが変われば性格も変わると思いますので、ソメスのアドバイスに従うことが適切とも感じます。

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削除 投稿者:マッケンジー 投稿日: 1月17日(火)20時59分32秒    編集済

ご指名いただいたようなので、書きます。スカイバーとは薄くそいだ皮のことですね。皮の裏面側だとスエードですよね。うちではパイピングには皮をそぐのですが、それに使う機械のことをスカイビングマシンと言います。SABさんが具体的に何の皮を使っておられるのかは知りません。パップワースのリッドオーバーケースのヒルトンクラスのライニングは、reconstituted レザーにコーティングがしてありました。マッケンジーではイタリアンハイドのライニングには豚を使います。(昔は庶民の旅行鞄は豚皮だったらしいですね。)羊だと伸びて扱いにくいそうです。今はイタリアで、牛の薄革が安く入手できるのでそれも使っています。
SABの本来の商品もパップワースで作成されているかは知りませんが、SABに買収されて以来、パップワースの修理の受け口は、SOL Leather になりました。
Craftsmanについて、私信に私のようなアカデミックでないものがコメントすることをお許しください。
老舗の職人さんともなると、敬意をもたれることもあるのかもしれませんが、マッケンジーのような一般の職人の社会的地位は低いです。プライドが何だといってもたかがかばん屋。Machinist(politically incorrectとは思いませんが)との差はないです。職業は?と訊かれて、日本語では ”職人” イタリア語では”artigiano”と答えますが、英語でcraftsmanとは答えないですよ。craftsといえば、素朴で洗練されていないというイメージがありますので、最近はcraftsmanを嫌い、クラフトアーティストと称する人もいます。太田垣さんのおっしゃっていた鞄アーティストですかね。さて、これ以上書いていますと、太田垣さんの掲示板も昔のほうががよかったなんておっしゃるかたが出てこられてはいけませんので失礼いたします。

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鞄のお手入れ 投稿者:ねこらびほ 投稿日: 1月17日(火)16時35分34秒

はじめまして。
蔵前に転居してきて、まわりに鞄の工房がたくさんあるためか、初めて鞄というものに興味を持ち始めました。特ににソメスさんに出会ってほれ込んでからは、これまで鞄や革についてあまりにも無関心であったと後悔し、少しは勉強しようとあちこちリンクをたどっているうちにこちらにたどり着きました。
過去ログもたどりながら、皆さんのお知恵から勉強させていただいている日々ですが、まだ全て読みきらぬうちに、ホントに初歩的な質問がしたくなり投稿させていただきました。もし既出でしたらご容赦くださいませ。

皆さんはホントのところ、バッグ・鞄の日常のお手入れって、どのくらいマメになさっているのでしょうか?
色々と調べたりお店の方に教わったところによると、いずれも「使用後は必ず柔らかい布で拭いて・・・云々」と同じような方法でした。
丁寧に作られたステキな鞄たちなので、きちんと手入れをして末永く使って生きたい気持ちは強くあります。
しかし、もともとズボラな性格であることは自分が一番良く知っており、マメなお手入れを続けていく自信が今ひとつありません。
そこで、皆さんは実際のところ、日常のお手入れはどの程度なさっているのでしょうか?
初心者でも続けられそうな『ここは外せないけど、ここはこの程度でも大丈夫!』といったポイントなどがあれば、ぜひ教えてくださいませ。

また、暮に本シュリンクのバッグを(セミオーダーですが)ソメスで作りました。
私にとっては鞄にこんなにお金をかけたのは初めてで、ホントに清水の舞台から飛び降りるつもりで手に入れたバッグで、大切に使っていきたいと思っています。
ところが、この本シュリンクという革はなにやら他の革よりもデリケート(?)らしく、スタッフの方もわざわざ本社に手入れ法を確認してくださり、「手入れはオイル等は使わずに、柔らかい布で拭くだけに。防水スプレーなども避けてください」と念を押されました。
でもそれをうかがった私は、
ホントにそれだけで大丈夫なの?それでちゃんと長持ちするのかなぁ?と(手入れを続ける根気強さもないクセに)不安になってしまいました。
どなたかこの革のご使用経験のおありの方がいらっしゃいましたら、ぜひアドバイスをお願いします。

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リアルポイント 投稿者:あや 投稿日: 1月16日(月)22時41分26秒

βさん、教えていただいてありがとうございました!
早速、問い合わせてみます♪
他にも調べてくださった方がいらっしゃればお礼申し上げます。。。

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(無題) 投稿者:Adorno 投稿日: 1月16日(月)20時33分18秒

スペリングがちょいと異なっていたので、もう一度、字引きの言葉を借用します。

An inferior quality of leather, made a split sheepskin,tanned by immersion in sumanc,and dyed. It is used for hat linings, pocketbooks,bookbinding,etc..

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skiver 投稿者:Adorno 投稿日: 1月16日(月)20時28分25秒

EB氏が指摘されたように本来わたしがskiverにつて言及せねばならなかったのですが、怠惰な性質に雑事が積み重なれてしまい、しばらくサイトをチェックしておりませんでした。
さて・・わたしの常用している辞書には、
An infrrior quality of leather, made a split shhepskin,tanned by immersion in sunmamc, and dyed. It is used for hat linings, pocketbooks,bookbindings,etc.或いは、The cutting material or machine used in splitting leather or skins as pigskin.と表記されております。まァ、わたしは鞄の専門家ではないので「裏張り」なぞと考えておりましたが、マッケンジーさん(ここでお名前を表記するのをお許しください)のご主人が専門家なので、専門職の人のディフィニッションを伺ってみたいと思います。EBさんに手間をかけさせて申し訳ありませんでしたが、毎回文章を拝読するたびにとても参考になります。わたしもG社がS社に買収される前にグラッドストン鞄を購入しておきたかった・・と後悔しております。とかく、革製品というのが磨き上げられ元皮固有の傷やタローがちょっと浮かび上がるのを不良品と評す人が購買者として市場に増えると従来商品を買っていた人達が遠のき、製品の質が異なっていくという現実を見ると、たまさか、「昔は・・」と口ずさみたくなるものです。(これは独り言)

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太田垣様宛私信 (2) 投稿者:EB 投稿日: 1月16日(月)15時05分49秒

太田垣様、ご投稿「re:鞄談義 投稿者:おおたがき 投稿日:1月12日(木)22時53分」に関して、「(ところでSkiverというのはどういう意味でしょう? 手元の辞書を見ても載っていないのですが)」とありました。本来はAdorno氏が回答すべきでしょう。既に、 太田垣様もお調べになったかも知れません。が、自宅の簡易辞書に記載があるので、一部を転載します。

● skiver n.
1. a soft, thin leather made from the outer half of split sheepskin and used for bookbindings, hat linings, etc,
2. a person who skives leather
3. a tool used in skiving leather
● Skiver sb. Also Skyver. 1800. [f. SKIVE v. + -ER.]
1. A thin kind of dressed leather split from the grain side of a sheep-skin and tanned in sumach, used for book-binding, lining hats, etc.
2. One who or that which skives ; esp. a workman who pares or splits leather 1875. Hence Skiver v. trans. to cut or pare (leather).

序に【Swaine Adeney Briggの輸入鞄】(投稿日: 1月 7日)の補足を少しさせて戴きます。
①内装は「Suede→Skiver(銀面付の皮)→樹脂コーティング」と変化して来たのではないかと推測します。
②保護袋は、昔は内装と同じ濃い緑色でしたが、現在の伊勢丹取扱品はこの色ではありません。
③Swaine Adeneyと系列店(Papworth等)の関係について聞きました。タブーらしく口籠りつつ答えてくれましたが、Adorno 氏の推測は「当たらずといえども…」ですかネ。

なお、どうでも宜しいことですが、私はSwaine Adeney製鞄についてあれこれ投稿していますが、必ずしも愛用者ではありません。むしろG社製鞄の愛用者です。こちらの話題が出たらImpression(使用感)などを投稿致します。

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太田垣様宛私信 (1) 投稿者:EB 投稿日: 1月16日(月)14時54分34秒

太田垣様、ご投稿(「CraftsmanとMachinist」投稿日:1月7日)を興味深く拝見しました。
Craftsman、Machinist、…の語義、用法・用例。このような問題に私の出る幕はありませんが、若干別な視点から書かせて戴きます。暇に任せて書いていますので、お忙しければ、ご笑殺ください。

Machinistという言葉は、18世紀初頭のフランス語(machiniste)からの借入語(1709初出)で、その語義は辞典に登載されているのでご覧願いたいのですが、19世紀後半のイギリスで縫製工が誕生するとその人々を意味する言葉(1879年初出)として1880年頃から用いられました。現在では、この語義は殆んど廃れていると思いますが、それでも鞄に関係してMachinistというと、一般の人は、分業・協業下で予め作られている部品を工業ミシンで文字通り機械的に縫製している人という感じを先ず抱くのではないでしょうか。これは、Native-speakerか否かということよりも、言語についての知性と感性に関わる問題でしょう。
Machinistという言葉に表向き「熟練していない」とか「程度の低い仕事をしている」とかのニュアンスはなくても、用い方によっては、欧米でPolitical Correct(社会的弱者の一層の差別を誘発しかねない言動は避けるという規範)に抵触し、発言者が社会的指弾を受けることもあるでしょう。PC問題の専門家の見解を確認してはいませんが、製造分野によっては口にしない方がよい言葉かも知れません。いずれにせよ、未だそういったニュアンスを感ずる人々がいるようなので、作り手が自らをCraftsmanとかArtisanとかいいたがるのでしょうが…。

因みに、日本語の「職人」という言葉の語義も用法も大きく変遷しています。網野氏によれば、「職人シキニン」という言葉は鎌倉時代には荘園の管理に携わる人々を指していて(『沙汰未練書』)、これが銅細工師や紺屋などの手工業者を指すようになったのは14世紀後半だそうです(『東寺百合文書』)。職人絵巻、『東北院歌合』『三十二番歌合』等には、医師クスシ・陰陽師・鍛冶・番匠・刀磨・鋳物師・巫カンナギ・山伏・僧侶・博打・海人・大原女・辻君が画かれています。つまり今でいう手工業者の他、芸能民・呪術師・宗教家などの多様な非農業民が「職人ショクニン」と呼ばれていたようです。主に「工作を職とする人」の意味で用いられたのは江戸時代以降のことです(『日葡辞書』)。
近代でも「職人」の定義や概念規定を試みることは難しいようです。例えば、柳宗悦氏は著述で「職人」という用語を慎重に避けているように見えます。

柳宗悦氏で想い起こしましたが、柳氏が日本各地の「手仕事」を採録した時、氏は「手仕事」の衰えを指摘し、嘆いています。
「手仕事」は優れたモノを生み出しているのか? この問いに、今なら氏は何と答えるでしょうか。【柳氏の射程はCraftsmanとかArtisanといわれる人々をも射貫いていました】

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リアルポイント 投稿者:β 投稿日: 1月16日(月)14時07分41秒    編集済

広尾にショップがあるようです。店名は「Robita」のようですが,リアルポイントの別ブランドも扱っているもよう。なお、2月を目処にHP準備中だそうです。
港区広尾1-11-5、Tel:03-5791-4790

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おおたがきさんへ 投稿者:あや 投稿日: 1月16日(月)00時21分20秒

1/9に書き込みをして、1/12にお返事をいただいた、あやです。
リアルポイントの「robita」について探していただいてありがとうございました。
タウンページまで調べていただいたんですね。・・・すみません。
やっぱりホームページは見当たりませんよねえ。
もう少し探してみる事にします。
ありがとうございました。

革の鞄、最近プレゼントされてから気に入って使っています。
「genten」です。
数ヶ月に1度、手入れをして大切にしています。
おおたがきさんのホームページ、これからも拝見させていただいて、また新しい革の鞄に出会いたいと思います。

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ビジネスバッグ 投稿者:ぽっぽ 投稿日: 1月14日(土)21時05分52秒

今月号ののグッズプレスの広告に載ってた多機能なバッグ、確か定価11,000でしたがどうでしょうか?
メーカー名を失念してしまったのですが、どなたか教えていただけないでしょうか・・・
確かHPアドレスも掲載されていたのですが・・・

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ありがとうございます☆ 投稿者:きのこ 投稿日: 1月14日(土)19時04分44秒

前にタウンページで調べたことがあったのですが、「大阪市」と思い込んでいて検索できませんでした。
東大阪市だったんですね。
一度 電話して、販売されている店舗を問い合わせてみます。
ありがとうございました!!

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きのこさんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月14日(土)09時24分1秒

リンクが切れていたようですね。メンテナンスが追いついていない状態でご迷惑おかけしています。さて、Circleのホームページはやはり繋がりません。
インターネットタウンページで 店舗名「サークル」、住所「大阪府東大阪市」で検索すると、ハンドバッグ製造・卸として1社だけひっかかります。間違っているかもしれませんので、電話番号などの掲載は控えますが、一度検索してみてください。
http://www.itp.ne.jp/

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削除しました 投稿者:マッケンジー 投稿日: 1月14日(土)06時48分29秒    編集済

太田垣さん どうもありがとうございます。イビザさんの講演録、拝読しました。規模はまったく違いますが、夫の考え方と通じるところもあると思いました。
太田垣さんの書かれたコメント、掲示板の皆さんのカキコを読んでいますと、日本人はおしゃれで購買力があるなという印象を持ちます。以前書いた”90% 云々は”あくまでもスコットランドという田舎の鞄屋の意見で、日本には当てはまらないでしょうね。
夫はお客さんが、鞄を大事にするなんて期待してないですね。よくもまあこれほど、ABUSE(乱暴にあつかうでしょうかね)出来るものだと感心する鞄がときどき修理に帰ってきます。でも、それほど痛んでも、使い続けたいとお客さんが思うのだからそれはそれでうれしいことです。20年以上前の鞄なんて、いい加減新しい鞄を買ってくれといいたくなります。だからうちはもうからないと。
ホームページを立ち上げて以来、注文のほとんどは、以前からMACKENZIEを知っている人たちですが、どうしてもMADE in UKの鞄がほしくて、ヤフーで90ページ目にうちを見つけて注文などというのもあるので不思議なものです。(正確にはイタリアで作ることもあると説明します)
太田垣さんのサイトを見たりするうち、次回夫と日本に行くときはどこかの工房をたずねようと話すようになりました。今まで夫は日本には革製品の伝統がないと決め付けていたんですが、私がそんなことはないと主張しています。それから、日本の会社に少し納めるようになり、イングリッシュブリーフの注文がきたのですが、始めはサドルハイドで作ると主張していたのを、ブライダルハイドで日本で挑戦してみればと私がすすめましたら(これもすべて掲示板の影響です)その気になったようです。ただ、日本側から、薄いブライダルでといわれ少し気分を害したようですけど。。。 あとホームページの作成にも、太田垣さんのリンクから、いろいろ参考にさせていただいています。夫のPCのお気に入りにも太田垣さんのイギリスのページを入れています。 新しくなる太田垣さんのホームページとても楽しみにしています。

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間違えました 投稿者:きのこ 投稿日: 1月13日(金)22時36分7秒

すみません…
Sant Mario’sです。

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Sant Mrio’sの財布 投稿者:きのこ 投稿日: 1月13日(金)22時28分26秒

Saint Mrio’sの財布を探しています。
5年くらい前に母が近鉄百貨店で購入したそうなのですが、臨時のお店だったようなので 今はどこで売っているのか分からないので、書き込ませていただきました。

こちらのHPで調べさせていただくと、Circleさんという会社が作っておられるようですが、貼っているリンクにとべないので、会社のHPが見れないのです。
もしその会社の電話番号やHPのアドレスをご存知でしたら 教えていただきたいです。
もちろん売っているお店をご存知でしたら、教えてください。

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サイトのリニューアルプラン 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月12日(木)23時29分48秒    編集済

Japanbag.comは約3年ごとに大規模リニューアルをしてきました。最初(97年~2000年)は黒い背景に白い文字のサイト構成でした。次のレイアウト(2000年~2003年)は、白バックに黒文字でバナー広告も入るように設計しました。今の構成にやや似ていますが、サイト情報はデータベース化していませんでした。そして、2003年3月から、サイト情報をデータベース化し現在のレイアウトにしたのですが、これもそろそろ3年になろうとしています。

そもそも3年もするとサイトの更新作業自体に飽きてしまうので、なにか技術的に新しい試みをしたくなってしまいます。

今考えていることは、

1 WikiPediaのような、みんなで作り上げる鞄辞典サイトのようなもの
http://ja.wikipedia.org/

ネンとかデシとかコバとか、ネットで検索してもあまりたいした情報がヒットしない用語を積極的に取り上げてゆき、私だけではなく何人(あるいは何万人でも良いのだが)かのボランティアがこの用語辞典を育ててゆくと面白いと思います。

同時に、様々なブランド情報を記載してゆけるようになれば便利だと思います。本家のWikipediaでも超有名なブランド(たとえばエルメス)は記述されているものの、もう少しマイナーなブランドまでサポートしたいところです。

特に、潰れて消えてしまったブランドに関する情報は、私のような立場のサイトが保存してゆかなければ誰も省みないのでは無いかと思います。長年使い慣れた鞄と同じものを探そうとして困っている人もきっと居るはずで、「そのブランドはもう無くなった」という情報も必要なはず。

実際、私のサイトを訪問した人の検索の記録を解析すると、メーカー名ではなく、商品名、ブランド名で探している人は結構多いみたいです。

2 地図情報とつながった、何か便利な機能

Googleのローカル検索のようなサービスが無料で提供できる時代なので、ブランド名を入れると、取り扱っている近隣の鞄屋さんを瞬時に探せる機能なんかがあればいいなぁと思ったりします。(でも、私にはそこまで作りこむ能力は無いので、実現は難しいです)

鞄関連の協会さんとかが協力して、鞄屋さんの住所名簿に緯度経度データを付与してくれたら、結構凄いものができるはずなんですが。たとえば「自宅から10キロ圏内にある、鞄教室」を地図上で検索したりできるようになるのですが。

3 掲載リンク集の機能強化

掲載リンクの中には、当サイトを見て掲載依頼をいただいて掲載したところも少なからずあります。私のサイトにアクセスするより、Google等で検索したほうがはやい場合もあります。それでは、私のサイトを使ってくれる理由が薄くなります。一つの入力枠に適当に用語を入れたら、しっかり検索できる機能を用意できたらいいなぁと思っています。

いろいろ考えはありますが、さて、ひとりでプログラム作るのに何年かかるか…(笑)
前回リニューアル時みたいに、ベースは誰かに作ってもらわないといけないし、サーバー
も乗り換えなければいけないなぁ。(月額ン万円クラスのものに変更するかな)

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re:鞄談義 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月12日(木)22時53分24秒

Adornoさん、お久しぶりです。
別注の鞄、少し重たかったですか。
内容物が紙製品中心となるとどうしても重たくなってしまいますね。
物の入れ方を変えて重心の位置を少し工夫すると、感じかたが変わるかもしれません。

明るい茶色の革に赤の裏地、悪く無いと思いますよ。
せっかく別注したのですから、おや?と思われるぐらいのほうが使っていて楽しいものです。表が黒で裏が赤という配色だとよく見るパターンですね。
(ところでSkiverというのはどういう意味でしょう?手元の辞書を見ても載っていないのですが)

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鞄談義 投稿者:Adorno 投稿日: 1月12日(木)13時10分15秒

昨年の末にSwaine Adeneyの鞄でお世話になりました。あれから月日が流れ、ようやく鞄が届きましたので、ご報告かねがねわたしも少し思うことを書かせていただきます。
まず、Swaineの鞄ですが、わたしにとって大型のトップフレーム鞄というのはなかなか扱いにくいです。書物を数冊(ペーパーバッグ、ハードカバーの本)それにメモ帳、そしてテーブル手帳、物差し、ルーペ、筆入れ、ピルケース(エナメル製)を入れて持ち歩いた日は肩がこってしまい、数日に渡って肩の痛みがとれませんでした。また、たしかに、物が何でも鞄の中に入ってしまうというのは小気味いいものですが、いざ、鞄の中に入れたメモを取り出すときに鞄の金具の丸いボッチを押して開閉するのは、いささか、面倒です。わたしは20年近くブルックス・ブラザーズのドクターズバッグと称すスコットランド製の鞄も愛用していますが、この形がトップフレームに若干類似しているとはいえ、体積が違い、英国人のような体つきではない小柄なわたしにとって、まだ扱いなれませんねぇ。
鞄のつくりですが、これはわたしが20年以上前にピカデリーで見たSwaineの製品、鞄や財布よりも皮が薄くなったような印象をわたしは抱いています。わたしが愛用している同社の財布もブライドルハイドで造られた製品ですが、こちらのほうが皮が肉厚で美味しそうです。つまり、皮が厚く、縫い糸も華奢というよりも「縫い付けてある」という表現が出来るほどがっしりしています。また、タグは鞄を開けると赤い樹脂の裏張りの中央にSwaine Adeney1750と四角い皮のロゴがあります。店のわたしの接客をしてくれたポールに言わせると、縫い糸は厳選したアイリッシュリネンだそうでです。裏張りは通常の製品は緑色のTraditional Textured Green Skiverが用いられるそうですが、わたしはこれをRed Skiverに特別に頼んだのですが、皮の色がチェストゥナットなので、色のコントラストを考えると「みどり」が相応しかったかもしれません。尚、これは推察の域ですが、鞄の中に入っていたケアーカードを見ると、工場がケンブリッジシャーにあり、これは同社の関連企業であるパップワース社がたしかケンブリッジ(性格にはウェセックスのほう)であることを考えると、工房は同じであるかもしれません。鞄の布袋もわたしが常用しているパップワースのフラップオーバー鞄と同じ色でした。ちなみに、この憶測に加味するように、両者はチェスターフィールドに工場があり、わたしが愛してやまないブリッグの傘もこの地域で作られているようです。
最後に、わたしは皆さんの白熱した論議に参戦するようなエネルギーはまったくありませんが、購買者の視点としてわたしが物に求めることを書かせていただきます。わたしが数ある鞄製品のブランドからSwaine Adeneyを選んだのは「物語」です。ヨーロッパでも、日本の老舗でも、商売が軌道に乗り二代、三代、と数百年続くという歴史があれば、そこにはクダラナイ話かもしれないが、
「あそこの宝石ってサラ・ベルナールの御贔屓なんですって」
「ジャーミン街の例の赤い看板が出ている店にチャーチルの車がつけてあった」

などという、まぁ、「ウワサ」のようなものがいくらでもあります。わたしがパリでもっとも好きな洋品店でも、
「私共ではヴァレリーのシャツやシャルル・ヴォワイェのシャツを誂えておりました」というショップトークがまだ客を魅了しています。それだけに、今でも、俳優や政治家のように舌や肉体が肥えた人間が通うというのは、けして過去の遺物で食っているのではなく、「名声」に頼るだけではなく、それを「維持」する努力がなされていると思いますねぇ。
英国には王室御用達協会なるものが存在し、定期的にその製品の性質を審査しているそうですが、この審査もけして甘くない。一度認証を与えるとそれが消えないという人もあるが、わたしの好きなカフ・リンクスの御用商人もかっては三つ(最高は四つある)のワラントを持っていましたが、今ではひとつしかありません。それだけにブランドとして名声を博したから大丈夫という商売は成り立ちません。
職人による手仕事かオートメーションか、これは実にたくさんの論議がありますが、ヨーロッパの老舗と称される店の9割以上は、産業革命という時代の後に成立しています。つまり、工場、量産、産業、こうしたシスティマティックの始祖の時代を見ています。まず、伝説的な職人があり、ダンナがつき、店が開かれ、ダンナのお友達が顧客になり、階級別に評判が広がり、職工を雇い、店を大きくし、支店が広がり、そして「ブランド」になる。昨今、日本では英国靴がブームですが、ジョージ・クレバリーの二人の弟子も名工とはいえ、その師の技術、発想、こうしたものを「商品」としてもはや自らの工房ではなく、別の工房に別注して造っていけば、それがクレバリーのデザインとはいえ、クレバリーと言い切れるか、わたしには解りません。名職人の息子が名職人とは限らないように、技術をいくら研鑚しても、それがエディソンがいったように「1%のひらめき」とはならない。まぁ、何を書いてきたのか解らなくなってきましたが、一人の名職人の名品を楽しむもよし、工房の整った鞄を楽しむもよし、それを是が非か論ずる楽しみもよし、けれど、「究極の鞄」というのはまさに、青い鳥なのかもしれませんゾ。

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あやさんへ 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月12日(木)07時14分53秒

リアルポイントの「robita」、会社の公式ページは無いし、ネットで販売している所でも大人気とか売り切れとかが多くて、実店舗の情報は見当たりませんね。インターネットタウンページで主要都市で検索しても見つかりませんでした。製造元の電話番号さえわかれば何とかなりそうな気がするのですが。

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レザーメッシュの鞄について 投稿者:あや 投稿日: 1月 9日(月)15時49分51秒

(有)リアルポイントの「robita」というブランドのバックを探しています。
妹にプレゼントしたいと思って探しているのですが、どこのお店に置いてあるのか分からず困っています。
宜しくお願いいたします。。

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まとめレス 投稿者:おおたがき 投稿日: 1月 9日(月)00時12分21秒

果て無き道さんへ>
ちょっと一息のお気遣いありがとうございます(^^;

イラシさんへ>
最近は写真をたくさん取り入れたサイトも増えていてなかなかいいですね。
とはいえ、ホームページを制作するほうは結構大変です。

自分で鞄の写真を撮ると直ぐにわかりますが、鞄の内側は光が当たりにくくて、撮影するのは大変ですし、革の表面の雰囲気は、相応のライティングと腕のあるカメラマンに撮ってもらわないと伝わりにくいと思います。

職人さんであればもちろん鞄の制作に全力を注ぎ込むのもよいでしょうし、作って売るのであれば、商品の説明や鞄の写真まで気を配るのもよいでしょうし、そのあたりは鞄工房やメーカーの考え方でいろいろだと思います。

「翻訳者」という説明はわかりやすいですよね。私のホームページが翻訳者の役割を果たしているかどうかは甚だ疑問ですが、そういった機能があるととてもいいですよね。

某さんへ>
いやいや、久しぶりに活発な議論が出来て大変嬉しく思います。数学や哲学の世界では問いを立てた人は答えを提示した人と同様尊敬されます。某さんの投じたご意見もまた、職人さんからユーザーまで様々な意見をあつめたわけで、尊敬に値します。また、ここに集う方々は大概紳士淑女ですから、書き込みは消さずに残しておきます。

職人の技量を見る基準として、縫製を挙げる人は多いですね。そして素材として革や金具、鞄の内側や隅っこの処理を挙げる人も多いです。

しっかりと手抜きの無い仕事が評価されるようになればいいですね。鞄の製造工程で出てくる手抜きの数々をこれからも暴露いただけると、とても勉強になりますし、楽しめます。あるいは修理で持ち込まれる粗悪品の壊れ方のパターンなんかも使う側にはわからない部分です。熱いハートはビシビシ伝わってきますので、これからもよろしくお願いいたします。

EXTRA BAGさんへ>
ValextraおよびSwaine Adeney Briggの詳しい情報ありがとうございます。特に修理体制の情報は大変貴重です。同じ革、同じ素材は駄目だとしても、使い手の気持ちを尊重し、その鞄が活きるような修理の仕方をしてくれるととても嬉しいものです。
バレクストラは6丁目ですか。そのうち覗いてみたいと思います。
実は私は、今日、銀座に居ました。銀盛堂さんで鞄を物色しておりました。
そういえば、GoldPfeilが銀座一丁目、ホテル西洋の向かい側あたりにありますね。

あと、奥さんの意見、カッコイイですね。

マッケンジーさんへ>
はるかイタリアの空の下で、この掲示板の事が話題になっている様を想うとなんだか不思議な感覚になります。どうか夫婦喧嘩にならないことを祈っております(^^;

かなり前の書き込みで例に挙げたイビサの鞄には、熱狂的なファンが付いていて、年間数百万円、数千万円と買うお客さんが居られるそうです(通算ではなく、年間ですよ。講演会で伺いました)。

あるお客さんなどは、鞄専用の部屋を持っていて700本の鞄がそこにおいてあるそうです。(毎日取り替えて使っても、2年かかりますね) それほど煩く宣伝しなくても、ここまで熱狂的なファンを作る鞄メーカーは、やはり凄いと思う一方で、そういう買い方はどうなんだろうと思ってしまいます。

↓にイビサ(ブランドはイビザ。当時の社名は吉田オリジナル)の講演録があります。私が聞いたものと大体同じですので、ご参考まで。(PDFファイルです)
http://www.gr.energia.co.jp/cpcenter/koen/no3.pdf

また、イビサとは別の小さな工房で聞いた話ですが、2万円ぐらいの色違いのバッグを全部買うお客さんがいらっしゃるそうです。

お客が買った鞄なので、どう使おうとお客の勝手なのでしょうが、使ってもらおうと思って作った職人さんとしては微妙な気持ちなんじゃないかと思ったり。

あと、マルベリーの件ですが、単に登録していないだけですね。また、そのうち登録しておきましょうか。ちなみにグッチもエルメスもリンクしていないと思います。そういった意味ではそうとう偏ったリンク集です(^^;

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感情的ですみません  投稿者: マッケンジー  投稿日: 1月 8日(日)03時28分40秒

みなさんこんにちわ。太田垣さんの掲示板にカキコをすると、泥沼にはまっていくような気がするのはどうしてでしょうか。
本当は私の実名を出さないほうがよかったのかも知れませんが、責任を持って書きたいとおもっているのでそうさせていただいています。
ただし、自分の発言を取り消したいということがたくさん出てきます。どうかご容赦ください。
まず、私は”大量生産されたものを購買者が求めているのなら、どこでつくられていても同じだと思います。”とういう暴言をしたことを某さんをはじめとする職人の方にお詫びしたいとおもいます。”MADE IN JAPAN=GOOD QUALITY”というイメージを作り、日本を世界に恥じない経済大国にしたのは、”いいものを作ろう”というプロ意識を持つ方々のおかげであって、これは必ずしもマーケティングだけのせいかではないということを某さんのカキコを読んであらためて理解しました。また、Craftsmanshipにしても必ずしも一人がはじめから最後までひとつのかばんを作るのと何人かの手によって作られるのと、優劣をつけることが出来るわけでもないということもわかりました。
太田垣さんのCraftsmanとMachinistの違いについてですが、物理的にはそうだとおもうのですが、私の考え、(あくまでも私個人の考えであるということを強調します)では、自分の作っているものに、誇りがもてるかどうかという心理的なものが入ってくると思うのです。小さな工房の従業員で何年も、かばんを作っていても、例えば目が少しづれていたりしても”えーい。客にはどうせわからない。とにかく縫ってしまえ”という態度の人もいます。これはCraftsmanとよべないと考えています。
「お客のアホな質問」すべてケースバイケースですね。
「新品に交換できないの?」明らかに、不良品の場合は交換ですね。
「同じ形なのに革のシワが違う。不良品じゃないの?」革が自然のものだとわかっていないお客さんですね。このあたりが、うちでは日本進出を考えなかった大きな要因ですね。日本の方はまったく同じものをほしがりますからね。
革のしわの出方とかを、どううまく切るかはCraftsmanかどうかの本質が出ると私は考えています。
「ここにある鞄の色違いを全種類頂戴(そんな客がいればいいですが!!)。変にけちをつけて値切ろうとする客は断ります。そのかわり、自分で完全じゃないと思う鞄は、セカンドとして値下げします。客からどこがセカンドなんだと聞かれて、私が応対する場合わからないこともあります。
Extra Bagさん またお会いしましたね。私は日本語がへたですが日本人です。鞄のことは夫と知り合うまで何も興味もなく、ブランドもよく知りません。私の発言は、”私の夫=職人”という盲信から来ているものです。この掲示板ののおかげで夫の仕事について考えたり話し合うようになって勉強させていただいています。
私自身は ”たかが鞄”と考えています。自分が気に入った鞄を買えればそれで良いじゃないですかと思っています。(ちなみに私は、花柄とかついた鞄が好きだったのですが今はそういうものを持つ事は許されていません。)

名前を出していいのかどうかわからないのですが、前から気になっていたので教えてください。
イギリスには”マルベリー”という鞄メーカーがあります。イギリスでは、ブランドとして通っていて今も高級というイメージがあると(一般庶民にとっては)のですが、太田垣さんのサイトに出てこないのはなぜですか?私がまだ東京に住んでいた15年前には日本橋のデパートでも売られていたと記憶しています。
編集済

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ブランド化して品質が落ちる  投稿者: おおたがき  投稿日: 1月 8日(日)00時41分27秒

> ブランドと職人については、職人=経営者の小さな工房が、実業家に買収されブランドとなり、品質が落ちたと昔ながらの顧客たちがため息をつくのをよく聞きます。

人気のレストランやラーメン屋さんなんかでもこういうのありますよね。鞄を作るための卓越した技術は直ぐには身に付かないもの。急拡大する会社やブランドは定番商品が無くなり、職人を店頭で見ることが出来なくなり、気が付けばメードインどこそこという、どこか遠い国の産物となってしまったりします。かつて熟練の職人が100%関わって作った鞄だったのが、10%くらい関わって作ったものに変わってしまったら、そりゃあ品質も落ちるでしょう。

あるいは、後継者が居なかったり育成に間に合わなかったりして品質を落とす場合がありますね。二代目は名人だったけど、三代目はねぇ、という話もきっと珍しい話では無いでしょう。

さて、「お客のアホな質問」とは、たとえば先のカキコでも書きましたが「新品に交換できないの?」とか、「同じ形なのに革のシワが違う。不良品じゃないの?」とかそういうたぐいです。あるいは、「ここにある鞄の色違いを全種類頂戴」という「絶対使い込む気ないでしょ?」と言いたくなる様なお客さんとか。

ここまで情報発信力の強化をすべきだと書き続けてきましたが、がんこ一徹の職人さんが居て、気に入ったお客にしか鞄を売らないというスタイルのお店もいいです。

お金さえあればどんな鞄も買える世の中ですが、イギリスあたりの古き良き伝統では、たとえお金があっても「あんたにはまだ似合わないよ」と言って(あるいは売り切れだとかなんとか言って)売ってくれないお店がありそうな気がします。お金があるだけではなかなかフルオーダーに応じてくれないスーパーブランドはありそうですが。

革のメンテナンスのイロハも知らない奴に売ってたまるか、という客と職人の真剣勝負があってもよいと思います。(良い鞄を見分ける方法を身に付けてそういう鞄屋に乗り込んでみたいものです)

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ありがとうございます!  投稿者: ほのボノ  投稿日: 1月 7日(土)18時49分37秒

おおたがき様
直々にレスつけて頂いて光栄です。ちょっとびっくりしました(笑)。
ベルトの商品展開ですね。まだ日本ではそんなに広く扱っていないかもしれませんが、気長に色々探して見ます。一目惚れしたレザーのトロリーを見つけるまで…

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鞄選び 雑感  投稿者: EXTRA BAG  投稿日: 1月 7日(土)14時52分8秒

商品を購入する場合に、何を選択の基準にしているのか、すべきなのか、どのような方法が有効なのか、とても難しい問題です。全ての人々やあらゆる商品に当て嵌まるような普遍的方法は到底ありえないでしょうが、こと鞄に限ったとしても、機能や形態や素材は多種多様、製造法や製造工程も様々、使い手の目的や用途や経済力も様々ですから、やはり難しい問題です。
太田垣様のサイトを時々訪問して、「間違いのない鞄選び/後悔しない鞄選び」のヒントを得ている私は、皆様の活発な議論を興味深く拝見しました。

昔から「賢い消費者」なる者が求められて来ました。一口に「もっと鞄のことを知るように努めるべきだ」といっても、購入候補に関する情報だけでもかなりになるはずです。商品情報を沢山集めて慎重に検討した上で「コダワリの鞄」を購入するという方がおられるにしても、太田垣様も指摘されているように、私達には日常生活に必要な商品をいろいろと吟味して買い求める余裕や力は少ないと思います。多くの消費者にとっては、一概に「賢い消費者」たることを求められてもそれは無理難題というものではないでしょうか。
かくて、「購入者(消費者)は、もっと商品について知ろうとすべきだ」という観点と「確かにそれは必要なことだが、多くの人は日常の多様な商品選択においてそのようなことを実行出来ないし、販売者や製造者が購入者の知りたいことに十分精確に答えていない(答えることが出来ない)のが現状だから、製造者や販売者は職業上の責務をより多く果たすべきだ」という観点のどちらにより重点を置くかということに論議は帰着すると思います。【商品選択の自己決定Self-determinationは望ましいが、情報の非対称性や業者のMoral-hazard等がある以上は、家父長的保護 Paternalismも必要だという、PL法制定過程での議論を想い起しました】
私は、消費者側の人間なので、職業上の責務を重くみる立場に組みします。また、仮に優れた商品を製造・販売していても、それについての明示的・具体的説明(広告宣伝ではない)ができない業者はやがて駆逐されて行くだろうと予感します。

ところで、Blandというものを一概に否定しなければならないことはないはずです。この点でも、太田垣様のご意見に賛成です。
大量「生産・消費・廃棄」が基底の経済社会では、商品(労働力も)購入に当たっては、国家や社会の規定した製品「規格」や職能「資格」が選択の目安となっています。Bland やBland-imageも、店舗や製品の商業上の表明や購入者達の評判の集積ということで、それらに準じた目安になっています。Bland-imageが、商品の信頼感の基となるのも、所有者の満足感の素になるのも、一向に差し支えがありません。商品の価値(品質等)が信頼感を裏切ったとき、そのBlandが社会から個別具体的に批判を受け、消えて行くだけです。また、所有者(愛用者なら一層)の満足感は、当人の専権なので、所有者が満足感を抱いていたら、批判も賞賛も嘲笑も気に留めないでしょう。Bland-imageの魔力でしょうね。
消費者やBland-imageを確立していない業者も、市場戦略(好ましいBland-imageを社会的に定着させることが有益だとして宣伝広告活動を広範に大量に実施していること)に反発するだけでなく、自らの立場での「Blandの効用」を考えることが必要だと思います。

(マッケンジー夫人はその発想法や語彙語法、知識などから判断すれば、日本の方らしいが)英国では“The proof of the pudding ~”といいます。いずれの鞄もその真価は、長年に亘って使用された結果で決められます。使用者・愛用者からのImpressionが数多く寄せられて、積み重ねられた後に、その鞄の社会的評価が定まります。それぞれのBland-imageもこのようにして出来上がって来たはずです。そこで私は、皆様から本掲示板に寄せられるImpression(使用感)の集積に注目しています。それは、時として消費者の評価という形でBland-imageの虚妄に対抗するものになります。Impression(使用感)専用の掲示板が今後数多く登場することに期待しています。

一方で、業者の方々からの投稿も寄せられています。製造者や販売者の肉声も商品選択のヒントにはなるので、興味深く拝見しています。しかし、鞄の真価は作り手のお喋りだけでは分りません。これらの方々には、購入者に向けて静かな声で慎み深い発言をして貰いたいものです。自己宣伝臭の強い発言や声高の押し付けがましい発言はご無用と存じます。

と、ここまで投稿文を入力したところで、妻が覗き見て、
「コダワリの鞄の知見を増やし選定の過程を楽しみながら、鞄を選ぶのも結構。『街で見かけた素敵な鞄を私も使いたい』という感性で鞄を選ぶのも結構。つまりは、どんな選び方もありじゃないの。芝居の舞台でなら『何をどう選ぼうと、鞄屋風情がごたごた云うんじゃねぇ!』と啖呵をきるところよ」
という率直な感想です。因みに、妻は長年フランスM社の或るタイプのハンドバッグのみを購入しています(私が買わされています。これなどはBlandに拠る購入以外の何物でもありません。苦笑)。

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鞄2題  投稿者: EXTRA BAG  投稿日: 1月 7日(土)13時01分32秒

【Valextra製品の修理について】
Valextraの直営店が東京の銀座6丁目に開店したので、行って来ました。鞄や革小物をいろいろと見せて貰い(国内では品揃えが一番充実している)、併せてメンテナンスに関する質問(ワシントン条約による規制で現在は使用できない皮革で作られた鞄の修理、例えばハンドルの交換などを今後どのような形で行ってくれるのか)をしました。「本社とも協議して回答いたします」ということになりましたが、その内容によっては愛用者への朗報となるかも知れません。回答がありましたら、本欄で改めて報告します。

【Swaine Adeney Briggの輸入鞄】
掲示板で英国製の鞄に言及したことでもあり、今どのような鞄が輸入されているのか、日本橋丸善と新宿伊勢丹で商品を見せて貰い、店員の方から少し話を伺いました。
Swaine & Adeneyの鞄をあれこれと見たのは20年以上前のことですが、当時の製品と比較すると、全体として皮革は薄めとなり(日本人向きに)軽量化されているようで、華奢な感じは否めません。ハンドルも細身となり、四隅に付けられた補強皮革も小さくなっています。ブライドル皮革の表面は傷もなく綺麗で、縫製はミシン縫いですが丹念に縫ってあります。内装は、昔の濃い緑色のスウェード張り(一般仕様)から、濃い緑色の樹脂コーティングに変わっています。これらの鞄がBriggが通販している製品と同等の仕様か否かは不明です。
丸善は、Briggと独自に取引しているとのことで、鞄の中に、MARUZENの名と、BriggのCompany LogoとCrestが刻印された小さなタグが付いています。Master SaddlerのWarrantやSerial Numberは刻印されていません。
伊勢丹新宿店は、松崎が代理店で、そこから入荷しているとのことです。中にBriggの名の刻印された小さなタグが付いていますが、WarrantやSerial Numberの類は刻印されていません。
価格は両店とも、英国で£895, £1050の商品が十数万円や二十万円超であり、他の紳士用鞄と比べて安いものではありません。購入者は鞄フリークが多いとのことです。

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CraftsmanとMachinist  投稿者: おおたがき  投稿日: 1月 7日(土)12時24分38秒

CraftsmanとMachinistですが、英語のネイティブスピーカーでもなんでもない私の推測で書きます。

誰が制作ノウハウの責任を持っているかでCraftsmanとMachinistの差が出てくるのではないでしょうか?

Machinistには、機械の組立て工のようなイメージがあります。製作ノウハウや技術は他の誰か(Engineerとか)が持っていて、その作業をコピーしているような感じがします。

Craftsmanの場合は、技術の巧い下手は問わず、その人のノウハウによって物が作られるような感じがします。

工程の一部をやるだけなのにCraftsmanと呼ぶのは、その部分に関して卓越した製作ノウハウを持っているから、敬意を込めてそう呼ばれるような気がします。

ちなみにOneLookというオンライン辞書で引いてみると
CRAFTSMAN a skilled worker who practices some trade or handicraft
MACHINIST a craftsman skilled in operating machine tools
ということで、craftsmanのうち、より機械化された作業工程で働く人がmachinistということで、あまり深い意味合いは無いように思います。

また、craftsmanと呼ぶ場合は「by hand」という事が強調され、machinistと呼ぶ場合は、「by operating tool」ということが強調されているように思います。

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re:ザネッラート  投稿者: おおたがき  投稿日: 1月 7日(土)12時09分48秒

ほのボノさん、こんにちわ。
イタリアの公式ホームページは
http://www.zanellato.com/
ですが、肝心の販売代理店リストのページ(Area Agenti)がエラーになって使えませんね。

日本語だと、↓このあたりが引っかかるので、なにか手がかりが得られるかもしれません。
http://www.beyes.jp/shop/epicuria/542057.php
http://www.beyes.jp/shop/epicuria/542438.php

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レス有難うございました。  投稿者: 某  投稿日: 1月 7日(土)01時43分28秒

レス書いて下さり有難う御座います。
双方立場があり、当方も勉強になりました。

年末に懺悔と希望を込めて書いたのですが。
気分を害された方には、申し訳ないです。
当方のカキコを、消去頂ける幸いです。

ただ国内の鞄メーカなり、職人のカキコが無いので、
業界内のこれから、どうなって行くのか心配です。

たとえが悪いんですが、米を作っている農家の方ですが、自分の食べる米は減農薬。
自分個人もですが、鞄を作る時に数を作る(最近はロット20から30個)ですが、
やはりミシンが走ると、ちょっと偶?に”よれる”事があります。
”使いに支障なし、生命には害ないだろ”と思い反省してます。
反省する点は、まだありますけど(^^;

以前も、アミ茄子カンで、ちょっと迷ってましけど思いなおして・・・・
台湾か中国か不明ですが、茄子カンの首のトコロの精度が悪いんです。
鞄金具屋さん曰く、アジア製の金具でも良くなったと言うけれども穴の遊びが大きいです。
金属の値段が上げってますが、海外と国内に製品を比べると値段は約倍します。
かなり前ですが、同じと金具屋さんの助言で購入して、イヤな目に遭って使ってません。
購入する場合は、こういう点を見て購入頂けたら幸いです。

あとはマチの角の部分に縫製で、特に幅が狭い商品の糸目が均等に縫えているか。
このヘンを見ると職人の技量が分かるかもしれません。

最後に機会がもしあればですが、最近のサーボモーター付き工業用ミシン縫ってみてください。
(一番回転を遅く設定すると、手で回して縫う感じで縫製可能です)
昔、家庭科で手を縫って人物も、ケガする事なく簡単に縫えました。
問題はカーブなりマチ部分の角の縫製です。
どんな感じで作っているのか実際に経験すると、購入時に見る点が変わると思います。
ミシンは縫製する為の機械です。
設定調整とアタッチメント(吊定規と押さえ)でシロウトでも縫えます。
ポイントは縫う速さに手と足が追いついて、シンクロするかです。

余談ですが、例年だと1月末か2月初旬にミシンショー開催。
残念ながらJIAM2008(国際アパレルマシンショー)からシンガポールにて開催。

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ザネッラート  投稿者: ほのボノ  投稿日: 1月 6日(金)11時33分21秒

はじめまして。最近イタリアの「ザネッラート」なるブランドの鞄に惹かれているのですが、ググってみても出てくるのは同名の音楽家ばかり。日本でザネッラートの取扱をしているお店に心当たりのある方、お教えいただければ幸いです。

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売り手の方はどう考えているのでしょう  投稿者: イマノブ  投稿日: 1月 5日(木)07時32分59秒

イラシさんが書かれているように「翻訳者」が私も必要だと考えます。それは買い手、作り手にとってもです。某さんもその苛立ちがあるのではないでしょうか。売り手はその役割が大きいように思います。量販店では鞄を販売する販売員に購入の相談をすると「用途・予算・好みの色」が聞かれ、それに応じた商品がいくつか紹介され、後はこちらの好みのデザインを選択するといったパターンです。専門店ではその鞄の優れたところを積極的にアピールしてきます。売り手が自社の商品を良く理解しているからでしょうか。そして量販店の販売員は理解していないのでしょうか。そうではなくあるメーカーを肩入れしているような誤解を避けようとしているのではないのでしょうか。もちろん個性といったレベルで特徴を紹介はできるでしょうが、商品の作りの良さ、素材の良さ(違いではなく)といったことになると優劣が出てしまうかもしれません。自動車はディーラー、電気製品は量販店といったところでの販売員を比較しても同じような印象があります。電気製品はメーカーが出しているカタログがありますから、それを購入者に見せて示唆することは比較的容易かも知れませんが、そういったカタログがない場合は難しいでしょうね。だからこそ作り手の努力が必要とも言えますね。しかしマッケンジーさんが言うように90%の消費者がそのような説明を必要としていなければ、やはり難しいですかね。そういった点から売り手の方はどう考えているのでしょうか?鞄は「たかが鞄」で終わるのか「されど鞄」になるのか…とても無責任な発言で申し訳ないのですが。

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Craftsman とmachinist  投稿者: マッケンジー  投稿日: 1月 5日(木)03時43分30秒

太田垣さん、果て無き道さん どうもありがとうございます。
やはり、論点が私違ってましたね。夫に翻訳しながら難しかったのは、それですね。
ただ、やはり私自身が訂正したほうがいいことがあります。
それは、CraftsmanとMachinistの解釈ですが、これはあくまでも私個人(職人の妻)の解釈としたほうがいいでしょう。
実際には、MachinistもCraftsmanに含まれると解釈の仕方はあると思います。
”明らかに流れ作業で作られているような海外の鞄のホームページを見ても、「伝統のcraftsmanship」といった表現が見られますし、かなりいい加減なんだろうと思います”
これは、必ずしもそうとはいえないのです。夫の言葉をかります。イギリスには、”bench-made”という特に靴づくりで使う言葉があるそうです。これはcraftsmanshipと流れ作業の中間。SWAINEさんなどがそれにあたるのでしょう。つまり注文したかばんは一人の手によって出来ているわけではないけれども、それぞれの箇所は、熟練したCraftsman(とします)の手によって作られているのです。
と書きますと、それではCraftsman=machinist=職人じゃないかといわれそうですが、やはり違うと思うのです。これをどう説明したら良いのか、考えておきます。
前回に続き、混乱するようなことを書いてすみません。
ブランドと職人については、職人=経営者の小さな工房が、実業家に買収されブランドとなり、品質が落ちたと昔ながらの顧客たちがため息をつくのをよく聞きます。(実名を出してもよいのですが。。。)これはどういうことなんでしょうね。
そして”作ることと売ることは本質的に別ではない”これはそうです。数ヶ月前にも書きましたが、夫はかばんを使われる(買われる)為に作っているのであって、飾り物を作っているわけではないのです。つまりArtistではないのです。
さて夫があほな質問にこたえるか?
消費者がもっと自分の購入するものに関心を持つことが理想ですが、おそらく90%の消費者は、値段かブランドネームでかばんを購入するでしょう。夫は、Craftsmanshipの概念に関心を持っている客には、材料、アフターケアーの説明など喜んでするといっています。あほな質問とは例えば?
消費者一人一人のニーズにこたえる。これは業者としてはかなり難しいでしょうね。職人としても、難しいです。例えば夫のところに、昔使っていたナイロンで出来たかばんを持ってきて、これを皮で作ってくれといわれたりすることもあります。出来ないですね。それから、自分でデザインして持ってくる。紙の上でよく見えても、実際に皮で作ってうまくいかないと思うと、夫は作る気をなくしますね。お客さんのデザインしたとおりに作っても、結局はうまく機能せずお客さんがこんなつもりではなかったということもあります。自分が職人より何でも知っていると思っているお客さんは難しいです。

某さんが書かれていた
”日本製って書いて、9割部品?にしてマトメだけ日本でとか。
不法残留のC国人が日本で作った日本の鞄。”これは、イタリアでもまったく同じなので興味深くおもわれました。そして、確かに太田垣さんのレスのとおりです。大量生産されたものを購買者が求めているのなら、どこでつくられていても同じだと思います。

まとまりのない文章ですみません
編集済

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消費者の立場から  投稿者: イラシ  投稿日: 1月 4日(水)23時37分37秒

失礼ながら、割り込ませていただきます。ちょっと脱線しますが外れてたら飛ばして結構です。

私は、今使っているカバンや財布が気に入っており、同じ物、または限りなく同じ機能とデザインのものを探していました。
しかし、探すといっても、別に明日のメシに食いっぱぐれるような深刻な話でもないですし、日々の生活においてもっと優先順位の高い物事や決断があるので、どこまで真剣に熱意を持って探していたかと言われると、?でした。
たまたま最近このHPをhitし、ずいぶん自分の中で情報の整理と真に欲しいカバンの整理が出来てきた気もします。
何がいいたいかというと、
①私のような、欲しいカバンはあるのだけれど、どうやって探せばいいかわからない、あるいは探す暇がない人は世の中に五万といるはず。
②同時に、探す努力やカバンの知識を習得する努力を怠っている人も沢山いる、ということです。
(私は両方に当てはまる)

一方、消費者から見て供給側というのは、①どれほど消費者のニーズをつかめているかは疑問(これはどの業界にも当てはまり、所謂マーケティングと言うものが出来ていない)であり、
②本当に消費者一人一人のニーズに応えようとしない業者も多い(これは最近いくつかの会社に私がメールで相談した感想です。なんだかんだ言っても少量生産ニーズだとわかると最初から相手にしてくれない)

で、私が消費者側の需要としてきっとあるのは、消費者と供給者をつなぐ「翻訳者」だと思っています。太田垣さんのHPはこの役割を相当果たしてくれていて、私は全てのコンテンツを読みきれていませんが、「消費者としてより手軽にカバンのことを知ろうとできる」HPとして大変重宝しています。
これは金融商品や、マンション選びでも同じ事が言えるでしょう。

翻訳者が沢山出現してくれる事を願っています。

あと、カバン屋のHPではもっと写真を沢山使って欲しいです。私はカバンを買うときは自分が入れようとする物を全て入れさせてもらって、入るかどうかや入ったときのかばんのふくらみなどを確認してから買うようにしています。そういうことはネット上では出来ないのですから、「カバンを消費者が買うときの行動」を想像して、写真を沢山入れてほしいです。(でもカバン職人は実際に売ったことがないからわからない人が多いのかもしれませんね!)

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お久しぶりです。  投稿者: 果て無き道  投稿日: 1月 4日(水)23時26分33秒

たいへん難しく且つ面白いお話し勉強になります。

作り手、売り手、買い手、これらは一見明確な立場を持っているかのように見えて実のところどのように頑固一徹な方でもそうではないですね。ポリシーの真意は思いのほか柔軟です。「買うプロ」という表現は言葉そのままには強く断定的なイメージがありますがその実情は畢竟程度の差のような気がします。自らの立場を明確にするとはそれを固定的なものにするということではないように思います。もっともみなさんそのようなことは十分承知の上でのことでしょうが老婆心ながら。私は30年以上純粋な買い手ですが時に「売るプロ」のように考え売り手に接することもあります。

≫ブランドとはマーケティングによって作られたもので、Craftsmanがブランドを作るわけではない。Craftsmanshipとは作るという態度であって売ることとは別のことである。もちろん生活をしなければいけないので、顧客というものも考えるが。

上記のようなマッケンジーさんのご主人のお話しはたいへんわかりやすいですね。作ることと売ることとは別だが、しかし売ること(顧客)も考える。それはつまり、作ることと売ることとは本質的に別ではないのでしょう。そしてそれは決して悪いことでも忌み嫌うべきことでもありません。当然至極のことだと思います。

横槍を入れるつもりはありませんし、みなさんがいろいろ承知の上で楽しまれているのだということもわかりますが、ちょっと一息という気持ちで書きました。他意はありませんのでご容赦ください。ではまた。

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re:職人とブランド  投稿者: おおたがき  投稿日: 1月 4日(水)07時34分37秒

最も明らかな論点は、「消費者は、買うプロとしてもっと知ろうとするべきだ」という所だと思います。私の立ち位置は、「同意する部分もあるけれど、多くの人はそういうふうな生活を送ることは出来ないから、作るプロ、売るプロとしての責務を果たす方がより重要ではないか」ということです。

私も某さんも、今回の議論の中では、作った人がそのまま売る直販のような職人さんは議論に含めていないつもりです。某さんの言う零細鞄職人とは、例えば資材等を他から提供され、いついつまでに何を何個作って納めなさいといった仕事をこなす人の事をいっているようです。場合によっては流れ作業の一部だけをやるような人をさすのではないかと思います。

したがって、マッケンジーさんが使うCraftsmanという言葉は、日本のホームページでは「鞄作家」とか「鞄アーティスト」といった言葉のほうがニュアンスとして近いかも知れません。日本語で普通に職人と言えば、machinist+craftsmanだと思いますが、今の議論では、machinistだけを対象にしていると思います。

ただ、明らかに流れ作業で作られているような海外の鞄のホームページを見ても、「伝統のcraftsmanship」といった表現が見られますし、かなりいい加減なんだろうと思います。

マッケンジーさんの旦那さんは「消費者は、買うプロとしてもっと知ろうとするべきだ」という考えをどう思いますか?そして、買うプロでは無い人がアホな質問をしたときに、熱意を持って返しておられますか?

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職人とブランド  投稿者: マッケンジー  投稿日: 1月 4日(水)03時50分32秒

こんにちわ おおたがきさんお久しぶりです。某さん始めまして、私はスコットランドのかばん職人の妻です。面白い論議が交わされているので、はいりたくてうずうずしていまsしたが、論点がいまいちはっきりわからず、迷っていました。夫にかいつまんで訳したところ、かけというので書きます。
Craftsmanshipとブランド
ブランドとはマーケティングによって作られたもので、Craftsmanがブランドを作るわけではない。Craftsmanshipとは作るという態度であって売ることとは別のことである。もちろん生活をしなければいけないので、顧客というものも考えるが。と夫はいっております。
ここで、職人とせず、Craftsmanと書いたのはもしかして日本語の職人とは英語で言うところのmachinistもふくむのか私にはわからないからです。
例えば、ブランドのかばんというのは、よっぽど特別のものでなければ、職人が一つづづ作っていることはありえません。工場で流れ作業の中で出来ていくものです。それと、職人が作ったものを並べるのは私には理解できません。
お二人はやはり私とは違うところで論議されているのかもしれませんね。
ちなみに私の夫は、客が嫌いです。もうちょっとあいそよくしたらとそばにいるとはらはらします。ただし、客のほうでも熱意を持っている人がいて、そういう客には熱意を持ってかえします。それから、ホームページを作る時間が取れなくて困っております。
http://www.mackenzieleather.co.uk

編集済

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パソコンの比喩と職人の暇な時間  投稿者: おおたがき  投稿日: 1月 3日(火)20時29分37秒

某さんのアップルとIBM互換機の話は、正直よくわかりません。なにを示唆されようとしているのでしょう?

アップルはパソコン事業では瀕死の重症で、OSはLinuxベースになり、iPODで起死回生のホームランを打った会社ですし、IBMは既にパソコン部門を中国の会社に売却しています。

製造から販売まで一気通貫で独占すれば、業界から疎んじがられて、シェアを取れずに苦しむという寓話も組み立てられますし、標準化を徹底してしまうと、自ら利益の源泉を放棄してしまうことになる、という話にも展開できます。

> 話はしたいですよ、けどホームページ作る時間があると思います。
職人にホームページを更新する時間があるのか?という問いにはあると答えたいと思いますね。絶対あります。

10分話をする時間があるのなら、10分相応のホームページが作れます。最近はブログという便利なものがあって、誰でも手軽に情報発信できます。お金だってさほどかかりません。携帯電話からだって更新できます。

ヤクルトの古田敦也さんだってプロ野球業界再編劇の真っ最中にブログやっているぐらいですから。零細鞄職人という職業は、古田敦也より忙しいのでしょうか。忙しすぎて携帯メールも打てないのでしょうか。

一晩で恐ろしい数の鞄を作れ、納品せよと指令がきて、そのくせ鞄ひとつ仕上げてもらえる工賃はホンの僅かという厳しい状態なのは承知の上です。でも、そこまで忙しくないと思うのですが。

それに、そんなに忙しいのであれば、買い手が素朴な質問をしたって、答えてもらえないじゃないですか(^^;

一方で、昨今の不況で仕事にありつけない鞄職人さんもたくさんおられると聞きます。そういうところ、うまくならないもんですかねぇ。
編集済

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日本の鞄百選  投稿者: おおたがき  投稿日: 1月 3日(火)20時19分16秒

「日本の鞄百選」は、面白い試みだと思います。それぞれの鞄が生まれた背景を組み合わせてプロジェクトX的にバックグラウンドの取材を丹念にやっても面白いでしょうし、使いつぶした鞄と、それを持っていた人、中に入れたものをセットにして展示すれば、ちょっとしたゲージツの域に達していたかもしれません。鞄を商品ではなく、日本文化が詰まった入れ物のように考えて企画を立てれば、お金を掛けなくても結構面白いと思うのですが。

日本の鞄産業は、漆器のような伝統工芸としては見てもらえず、アニメのような外貨を稼ぐ戦略サブカルチャーや世界ブランドでもありえず、ハイテクやバイオとも縁遠いという、なんとも中途半端な位置にあります。

それでも、世界中の有名ブランド鞄を見てきた消費者が育んできた日本の鞄の品質はそれなりに高いはずなのです。

ですから、「日本の鞄百選」は、有名タレントに高価な鞄を贈呈しておしまいという企画よりはずっと良い企画だと思います。毎年、この方向で伸ばして欲しい企画です。

さて、前回書き込んだ私の文章の中で、日本の鞄百選について触れましたが、あの文章の中では、鞄協会さん内部や業界の事情はどうでもいいのです。

日本の鞄百選という、一般消費者向けの協会のイベントでさえ、鞄販売のプロである店員が知らないのは、店員の勉強不足としか言えないわけですし、そんな店員さんを質問攻めにしたところで、時間の無駄です。某さんの理論を借りれば、勉強するのは発信側ではなく、受信する側ですから、協会の説明不足ではなく、店員の勉強不足なのです。

そして問題は、「私たちはどうやって、良質の店員さんに出会えばいいのか?」というこちです。消費者に与えられた主たるツールは雑誌の店舗情報とホームページ、そして口コミぐらいのものです。昔の人のほうが良く勉強していて買い上手だったとは決して思えません。
編集済

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ブランドを信用する買い手にも言い分はあります  投稿者: おおたがき  投稿日: 1月 3日(火)20時01分13秒

私は「買うプロとしてもっと知ろうとするべきだ」という考えには違和感があります。
なぜブランドが成立するのか、ということを考えて欲しいのです。

先に取り上げたパソコンの話は、「ブランドを盲信するな」と言っている人だって、産業が変われば結局ブランドを頼りにパソコンを選ぼうとしているじゃないかという皮肉な例です。イマノブさんが書かれているように、買い手は、良いものを買いたいと思いながらも、選ぶ指標が無いのです。

「買うプロとしてもっと知ろうとするべきだ」という主張をする人は、普段そういうふうな消費行動を取ることができるのでしょうか?

某さんは本棚を買うとき、家具屋さんにどこの工場でどうやって作ったものなのか店員に訊ねたことはありますか?牛肉のトレーサビリティを一度でも使ったことありますか?大型薄型テレビの購入を検討するときに、表示装置についてどの程度勉強すれば良いのでしょう?製造工場がISO9000シリーズを取得しているかどうかチェックしたりするのでしょうか?そんな人、私の周りには居ませんし、そんな人が普通にゴロゴロ居る世の中というのはありえないでしょう。

(ちなみに、某さんは最初の書き込みで耐震偽装の問題を「建設」業界のお話とお書きでしたが、その業界では「建設」と「建築」はそれなりに分かれていて、建築業界の人に建設業と言うと叱られます。小さくても優秀な工務店の腕のいい大工さんに家を建ててもらうときには、そういうことも勉強しないといけませんね。)

結局、限られた時間の中では知るにも限界があるので、信じるものが必要になるわけです。つまりブランドです。ブランドを育てるのは基本的に物を作る側の仕事であり、そこに口うるさい顧客や影響力の強い顧客(王様や大名、芸能人や文化人、その道のマニアなど)がいろいろと文句を言う中で、育ってゆくものです。
ブランドの本体は
私たちとメーカとの間の「約束」という無形価値(ブランドイメージともいう)と、
良い商品によるその「約束の実行」という有形価値
の両方がうまくかみ合ってはじめて出来上がるものです。

鞄業界ではありませんが、ある分野で圧倒的なブランド力を持つ会社の社長さんが「ブランドを傘に強気の商売をしていると俺の陰口を叩くヤツが居るが、悔しければブランドを確立すればいいんだ。ブランドを確立する努力さえせずに文句をいう奴は哀れだ」という趣旨の事を仰っていました。

使ってみなければわからないサービスや、類似品やまがいものなど玉石混交の商品が出回っている業界では、正しく理解してもらうために膨大な手間と労力を費やし、ブランドを維持しています。それは単に「財力に任せて宣伝している」というのとはまったく違う姿です。いくら宣伝したって、ブランド力は育ちません。

だから、ブランドは重要ですし、買い手は「ある程度」それを信頼し、おおよその目星をつけるのです。最後、実物と向き合ったときに、本当に対価を払う価値がある商品かどうかを自分の目で見分ける眼力が必要になります。これには、やはりその業界のプロに知恵を伝授いただかなければいけません。

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新品に直せみたいな顧客  投稿者: おおたがき  投稿日: 1月 3日(火)19時45分7秒

「修理」に関しては、この掲示板にもよく書き込みがありますが、新品に直せみたいな顧客は、修理現場としては一番困るんでしょうね。このあたり、某さんの仰る「買うプロとしてもっと知ろうとするべきだ」という意見に強く同意します。何が出来て何が出来ないのかを顧客は理解すべきでしょう。そのためには、どうやって鞄が作られているのかを、最低限理解してもらう必要がありますね。(安い鞄は、全自動ロボットが作っているのだと思っている人も居ましたから)

しかし、買い手の立場から言わせてもらうと、「今は、新品に直せみたいな顧客」や「交換して欲しいと言う人間」に、売り手は毎回しっかりと説明されていますか?知らないなりに顧客がどんどん質問をするというのはそういうことです。

最近の家電製品は、半田ごてで修理するのではなく、パーツを交換してしまいます。携帯電話なんかでもまるごと交換してしまいます。そういう生活の中で、鞄の修理もパーツ交換のようにできると消費者が考えるのは、至極当然のことです。

そして、こういった質問に対し、しっかりと答えている売り手の人がどのくらい居るのかと思います。口では「なんなりとご質問下さい」と言いながら、心の中で「めんどくさい客だな、新品同様なんかに直せるわけ無いだろ」とか思っているのでは無いかと。

更に言うと、家電製品のように新品同様に交換可能なものに思われてしまっている原因とは一体何なのか?ということを業界全体で考えて取り組まないと、この風潮は改まらないでしょうね。
編集済

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メーカー直販のホームページ  投稿者: おおたがき  投稿日: 1月 3日(火)19時17分43秒

メーカー直販のページは確かに楽しいです。
読んでいてためになりますし、どういうコンセプトなのかよくわかります。
力が入っています。
中には紛わしい説明や情報を流しているページもありますが、それでも表現しなければ始まらないことも多いので、それはそれで良いと思います。

卸や売り手の顔色を伺って価格決定権すら無い鞄メーカーは、今一度創業時の精神に立ち返るべきでしょうね。なにをもって商売の喜びとするか、見えなくなっているのでしょう。そんな鞄メーカーの弁護なんか、しなくていいと思います。いずれ潰れるのですから。

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今年もよろしくお願いします  投稿者: おおたがき  投稿日: 1月 3日(火)19時14分18秒

1997年にサイトを立ち上げてから、この夏で9年目に突入です。
なんだかんだいいながら長く続いたなぁと、我ながら感心しております。
今年も、同じような感じで続けばいいなぁと思っております。

さて、楽しい議論の続きを、この後立て続けに数件書き込みます…

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鞄職人の方々の仕事を理解できていませんが  投稿者: イマノブ  投稿日: 1月 2日(月)14時08分44秒

「作り手の誇りや労力を蔑ろにし、需要と供給の関係だけで価格が決められる現在の日本社会は貧しい。」という言葉を思い出しました。買い手>売り手>作り手という関係が明確な状態ですと作り手の方は意見しにくいと思います。買い手は鞄に求める価値が多様ですので、求める価値、各自の収入等で購入する鞄を決めていると思います。しかし安かろう悪かろうというような品を求める買い手はいないと思います。だからこそ買い手がしっかりと良い品を見極める力を持たなければ、良い作り手を消耗させてしまい、結果的に高価な品以外に良い品がなくなる事になってしまうと思います。買い手の力を付けるためにも、買い手が売り手にしっかりと聞くためにも、情報を作り手から発信していただければ嬉しいです。良い鞄がどういうものかを知れば、それに見合った価格を納得し購入する買い手が増えると思います。少なくとも太田垣さんこの掲示板を見る人は良い鞄を探している人ですし、決して少なくない買い手が見ています。どうぞよろしくお願いします。

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