【本】創作市場〈第37号〉革に遊ぶ
2007/9/5 0:00:18 by 太田垣
![]() 創作市場〈第37号〉革に遊ぶ
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| VATARUさん、野谷久仁子さん、Taka Fine LeatherのTakaさんなど、革を用いた創作活動をしている人の創作の現場が伝わってくる本。マリア書房という少々小さな出版社が出しているので、なかなか書店でお目にかかることは少ない。 |
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| VATARUさん、野谷久仁子さん、Taka Fine LeatherのTakaさんなど、革を用いた創作活動をしている人の創作の現場が伝わってくる本。マリア書房という少々小さな出版社が出しているので、なかなか書店でお目にかかることは少ない。 |
![]() 革工芸手縫いの真髄
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| 本格的な革工芸に携わる人のバイブル的書籍。出版時期がすこし前のため、レイアウトや編集が古臭いが、本格的な革の縫い方を学習したい人や、プロを目指す人には必携の書籍である。平成13年の三訂版以降、重版していないようで市場に出回っている量が少なく、Amazon等でもプレミア価格となっている場合が多い。Leather Craft.jpなどの革工芸店等を当たると在庫があるかもしれない。 |
![]() 鞄が欲しい―万年筆画家が描いた50のカバン遍歴 (〓文庫)
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古山浩一さんは、万年筆画家として各方面で活躍されているが、鞄を沢山所有し、そして使用していることでも知られている。本書は文庫本であるが、氏がピックアップした印象深い鞄をいくつか取り上げ、それにまつわる鞄との出会いの話、使い勝手、印象などを自由に書いている。ファッション評論家の書くものと違い、自分で使った感想が率直に書かれているのがユニークである。なによりページを飾る鞄を描いたカラーの万年筆画が美しく、氏の鞄への愛情が伝わってくる。鞄の情報を仕入れるためというよりも、どういう視点や気持で鞄と出会うのか、接するのかという感覚に触れるための本である。機能だけでもデザインだけでもない鞄捜しの何か、である。 |
![]() 鞄の力―旅せよと叫ぶカバン (ワールド・ムック (592))
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ワールドフォトプレス渾身の編集。XXの力シリーズ。 どうしてもカタログ雑誌的な編集が多くなりがちであるが、この本は鞄そのものの存在意義や意味をビジュアルな形で表現しようとしている。記事の内容は商品ではなく、鞄にまつわる様々なシーンが中心である。 表紙裏の謝辞にはこう書いてある。「『鞄の力』では、鞄ショップの棚には並んでいない品揃えを目指しました。使う人との結びつきから見た鞄です。広範な知識と卓越した視線で、鞄の真実を考察してくださった執筆者の皆さん、鞄の魅力を引き出してくださった写真家の方々、そしてこんなにもたくさんの鞄を世に送り出してくれて、この本をまとめるチャレンジを与えてくださった先人のすべてに感謝いたします」 江戸時代の旅支度、ファスナー物語、ジャガー鞄店、馬場万の秋山哲夫さんなどの鞄職人からエースやイケテイといった量産メーカーまで幅広いセレクトは、2006年現在の鞄のありようをそのまま写し取っているといえよう。 |
![]() 世界の傑作カバン (ワールド・ムック―世界の傑作品 (502))
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| ワールドフォトプレス社のロングラン企画ワールドムックシリーズの中のサブシリーズ「世界の傑作品」のひとつ。基本レイアウトは2ページ見開きを1ブランドに贅沢に使い、右ページにそのブランドを代表する鞄の写真がひとコマ、左におなじ鞄の写真が小さく正面、側面、上方等から分解撮影され、説明文が入っているという構成。トートバッグから革のブリーフケース、バックパックからスーツケースまで幅広くセレクトしてあり、国産の手縫い鞄の紹介も詳しい。商品ラインナップをいろいろ見るには少々物足りないが、各メーカーの雰囲気の違いを読み取るには良い写真がセレクトしてある。 |
![]() 手縫いで作る革のカバン
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「手縫いで作る革のカバン」というこの本は、吉田カバンの創業者吉田吉蔵氏の娘さんであり、現在も鞄の創作活動をしている野谷さんが執筆した本です。 書いてある内容はとても親切で、鞄を作るときに考慮しなければいけないいろいろなことにまで話が及んでいるので、初心者にも分かりやすいつくりになっています。しかし、作る鞄そのものはかなり本格的なもので、鞄作りの奥の深さや難しさも一緒に体感できてしまう内容になっています。いざ作ろうと思うと、お金で買える物はなんでも揃える事はできるけど、それなりの鞄を仕立てるにはそれなりの技術が必要で、その技術が足りない事を痛感させられる内容でもあります。したがって、ちょっと鞄でも作ってみるか、という軽い気持ちで取り組むと挫折するかもしれません。 手芸の延長としての書籍ではなく、革鞄制作の専門書というのは、日本語ではほとんどありません。あったとしても古い本で写真などが不鮮明です。写真が美しくわかりやすい点を考えても、この本は革の鞄作りの初心者には定番となる本でしょう。 |
![]() 〈鞄〉〈靴〉〈腕時計〉完全メンテナンスマニュアル―大事な逸品と一生付き合うための必須ノウハウが満載 (Gakken Mook)
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ときどき鞄関係の本を紹介することにします。
この本は、やや薄目のムック本です。1アイテムでは本にならないからか、鞄、靴、腕時計の3アイテムを1冊で説明しています。革鞄だけではなく、ナイロンや布鞄に関しても、素人が実践できるメンテナンス作業はひととおり載っており、保管の仕方などひととおり網羅している。普段特集記事のオマケのように扱われるメンテナンスの話をフィーチャーした本は非常に少ないので、まとめ資料としては良いと思います。もうすこしレザーケア商品のバリエーションを紹介して欲しかったと思います。あと、ネットで調べればわかるような常識的な話も多いので、ある程度ネットで知識を得た人にとっては、たいして新しいノウハウは見つけられないと思います。 |