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原皮価格の高騰トレンド

米国の原皮価格の推移グラフがあったので、紹介しておきます。

http://ecodb.net/exec/trans_image.php?type=PCP&d=PHIDE_USD&ym=M&cr=

原皮価格の推移 - 世界経済のネタ帳

米国の牛原皮は、2009年から高騰を続けており、特に米国産原皮の輸出先の半分を占める中国国内での購入意欲が高まっている様子です。

一方、米国産牛原皮の生産量は米国内での牛肉消費が低迷しているのが波及し、前年を5%程度下回る見通しだという新聞報道もありました。

日本ではこれに加え昨年からの円安傾向が加わり、ダブルパンチとなっていて、結果、指標となるテキサスヘビーステア(去勢牛)は1枚あたり1万1850円(中心値)で、昨年秋の直近安値から1350円(約13%)上昇し、約22年ぶりの高値となっています。

日本で加工される牛革の場合は、電力、原油の高騰も加わるので、値上げ傾向はさらに強まると思われます。日本で皮革製品の価格転嫁が進むのがいつ頃なのかはわかりませんが、体感では、小さな工房や、工房系ランドセルは軒並み10%程度の価格アップ(あるいは相応の皮革量の削減)が進んでいるように感じます。

良い皮革をよい価格で購入したいなら早いうちがいいかもしれませんね。(消費税も上がりますし)

原油価格の変化はこんなかんじ。

原油価格(平均)の推移 - 世界経済のネタ帳