月別アーカイブ: 2009年3月

【本】ノッテオリテ プレ創刊号

大阪市交通局があたらしく市営地下鉄のフリーペーパー「ノッテオリテ」を発行することになったようで、ここ数日駅のところどころで見かける。

http://www.kotsu.city.osaka.jp/news/houdou/h20/090319_notteorite.html

その表紙には、4色の革とステッチ。ちょっと気になって、中を開けると、「こだわりの逸品」という特集で大阪の手作り鞄の老舗工房「馬場万」の記事が数ページに渡って掲載されている。関西の鞄工房は、なかなか東京中心の雑誌には載らないので、その取材量とともに貴重かも。

ところで、本といえば、東京のOKADA Maroquinierさんのブログでなにやら、鞄の制作過程を、なにかの本の記事にする企画が進行中のようで、こちらも興味深いところです。出版社のTAC Creativeは、少し前に「手縫いで作る男の革小物」という本を出していますので、その続編のような企画なのでしょうか。

http://ameblo.jp/okada-maroquinier/

2ちゃんねるの鞄コッソリアンケート

鞄をどうやって携帯しているか、を2000人にきいたアンケート。年齢性別などの混ざり方、偏り方はむちゃくちゃだとおもうので、なんの参考にもならないのだろうけど、面白い視点のアンケートだと思った。

http://find.2ch.net/enq/result.php/29939/l50

いつも持ち歩いている鞄(のようなもの)、どうやって持ってる?
選択肢が思ったより多くなりましたが、 注意深く読んで選んでもらえるとうれしいです。

1 背負っている 240 (12%)
2 右手で持っている 372 (18.6%)
3 左肩ストラップで右側に鞄がある 254 (12.7%)
4 左肩ストラップで左側に鞄がある 227 (11.4%)
5 左手で持っている 269 (13.5%)
6 右肩ストラップで左側に鞄がある 200 (10%)
7 右肩ストラップで右側に鞄がある 333 (16.7%)
8 ウェストポーチ式 56 (2.8%)
9 抱えている 49 (2.5%)
無視 7

バックパックのブタ鼻

バックパックにときどきついている、革の小さな意匠のようなもの、あれは「ブタ鼻」というらしい。yahoo!の知恵袋やExcite Newsの小ネタとして取り上げられていた。英語ではなんというんでしょうね。

http://www.excite.co.jp/News/bit/E1226892477002.html

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1222945977

アートフィアーのドクターバッグがドイツの賞を受賞

豊岡のカバンメーカー、アートフィアのドクターバッグがドイツのIndustrie Forum Design Hannover(http://www.ifdesign.de/)でIF Design賞を受賞した記事が読売、毎日、朝日等の新聞のローカル記事として取り上げられています。この賞、いわば日本のグッドデザイン賞みたいなものです。

とはいえ、新聞は、実際にiFのページに載っている場所は書いてくれないので探してみると、ありました。

そして、ついでなのでほかにどんなバッグが入賞しているのかを探してみると

  • 紙のように軽く薄いけど、丈夫な「PAPIER」(ドイツのAuthentics社)
  • 旅行用のトイレタリー道具入れ「Check-in Bag」(デンマークのStelton社)
  • 自転車の荷台に振り分けてつけるサイクリングバッグ「Dog Bag」(オーストラリアのKnog社)

などが選ばれていました。

過去の受賞のなかで気になったのは、シンプルなデザインのコンピューターバッグ「aBag Simplicity」(アメリカATUM社の台湾ブランチ。デンマークのデザイン会社McGugan社のサイトを参照)かな。きれいなフォルムをしています。

折りたたみ収納型防弾カバン

ひさびさに笑ってしまった。鞄型の防弾シールド325,000円。普段は鞄の格好をしているが、いざという時には楯になるというしろもの。いやいや、商品開発している人は大真面目なんだろうし、そういうニーズもきっとあるんだろうけど、楽天市場で売っているっていうギャップがたまらない。

SP BALLISTIC BRIEFCASE MX-1(折りたたみ収納型防弾カバン)

MAK TANKの試み

太陽工業という大阪の会社が、廃材を利用したリサイクル素材のバッグを製造していて、2007年の日経優秀製品・サービス賞に輝いていました。ちょうど1年ほど前の記事ですが、日本でもこういう取り組みがあるんですね。

http://www.taiyokogyo.co.jp/what/news/2008/nw0118.html

素材メーカーは、きっと自社素材に愛着があるでしょうし、こうした産業廃棄物をうまく商品に変える試みにチャレンジしてゆくとよいでしょうね。そしてそのなかから、見過ごしていたような鞄素材が現れるかもしれません。

米国サイトのデッドリンクを大量整理

久しぶりにデッドリンクのチェックをやりました。とりあえず、米国サイトのA-Lあたりまでをチェックしたところ、大量のリンク切れを発見。ざっと30サイトぐらいはリンク先がなくなっていました。

日本のサイトの中でも、ISABUROのサイトがなくなっていたり(表参道のお店は2008年の夏ごろ無くなりましたが)してちょいとショックです。せっかく力の入ったWebサイトだったのに。なくしてしまうのはもったいない。

東海道新幹線でキャリーバッグへの接触注意のアナウンス

昨年末ぐらいからだと思うが、東海道新幹線の駅構内などで、「最近、キャリーバッグによる接触事故が発生しております…」というアナウンスを聞くようになった。調べてみると、やはりこれは新聞記事になっていたようだ。

朝日新聞 2008年12月25日
http://www.asahi.com/travel/news/NGY200812250007.html

たしかに、キャリーバッグを斜めに倒して引っ張って歩いている人の後ろは怖い。新幹線の駅ホームの場合、人も多いし急に立ち止まられる確率が高いからだ。手持ちのバッグだと、前の人にぶつかるほど接近しようと思えば、前の人がその気配を感じることもできるし、ぶつかる相手が人間なので、意外と安全なものだが、1.5メートル前に人がいて、その人が引っ張っているバッグが足もと近くにある場合に、前の人が急に立ち止まると結構怖い。方向転換されても怖い。

明らかに海外旅行と分かるような大型のスーツケースより、手で持てないことはないけど重たいからキャリーバッグ、という小さなもののほうが手軽なだけに危ない気がする。

また、記事の中では4輪型のキャリーバッグは不意に転がることを懸念するような書き方もしている。駅構内のエスカレーターでキャリーバッグが落ちる事故が他社で起こっているというのだから、そのうち、つい目を離しているうちにバッグが線路に落ちて列車を止めてしまった、というような事故も無いとは言えない。

ただ、4輪の場合、体の横や前に添わせて引っ張ることができるので、2輪型のようにナナメにして引っ張るよりも、他の通行人への迷惑は少ないように思われる。

それにしても、構内アナウンスをしてどれだけの効果があるのかはちょっと疑問である。たとえば旅行雑誌や新幹線で売っている雑誌Wedge等に注意喚起の記事を載せるなどの工夫も必要なんだと思う。

【本】革のバッグ Lesson 1,2

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手作りバッグを個展などで発表し続けている江面旨美さんのバッグLessonのシリーズ。今回は革のバッグがメインであるが、旨美節(?)は健在。特殊な革や道具は使わず、手芸店や通販で揃えることができるものばかり。しかも調達先のURLまで付いているという気遣いのある本。

さすがにごつい自立するような鞄はありません。マチが無く、くたっとしたバッグが中心。だけど、ユニセックスなものも結構あるので、入門書としては結構いいように思います。

本の構成は、前半は制作するバッグのカラー写真。16のバッグと端革でつくるポーチが1つ。続いて中ほどに道具の説明や縫い方の説明がイラストを豊富に使用して書いてあり、後半に前半で紹介したバッグの作り方が書いてあるという構成。そして巻末には実物大のパターンが付いています。こういう設計図を見ると、鞄職人ってすごいなー、と思ってしまいます。

私は鞄作りをしないので、難しさとかはあまりわかりませんが、ファスナーの紐の処理や角の強化の仕方など、バッグごとに違う方法が書いてあるので、きっとこの本にあるバッグをマスターすると、そこからいろいろ応用がきくようになるんだろうな、と思わせる内容です。

【本】Lapita 2008年04月号

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少し古くなってしまったが、雑誌 Lapitaの2008年04月号。特集は、「見目麗しき通勤鞄」。ISABURO1889のビジネスバッグプレゼント等もあって、なかなかの特集。
エルメス(Hermes)のサック・ア・デ・ペッシュ、デルボー(Delvaux)のニュースペーパー・バッグ、吉田かばん・ポーター(Porter)のポータークラウンには、各見開き2ページを使って1個の鞄の説明にあてている贅沢な紙面づかい。
続いて、Fugeeの藤井幸弘さんの「理想の通勤鞄の見きわめ方」というインタビュー記事。たたずまいの美しさや、それを裏付ける直線の縫い目等の話。手縫いが全てではないという藤井さんの言葉は、手縫い至上主義に走りがちな我々素人への警告でもあろう。そのあと、各1ページでFugee、モラビト(Morabito)、ベレッタ(Beretta)、スゥエイン・アドニー・ブリッグ(Swaine Adeney Brigg)、ISABURO1889、マリネッラ・ナポリ(E.Marinella Napoli)などが続く。

今回の特集の見どころは、このあと。一生モノのオーダーメイドとして、3人の職人がフィーチャーされているところ。Takuya made By Hand(岡本拓也)、GO Designer Leathers(山下 剛)、Cousu Sellier(平井延子)。岡本さんも山下さんも1970年代の生まれ。藤井さんが1949年生まれなのでちょうど1世代下ぐらいになる感じ。岡本さんの鞄の写真をこれだけはっきり見たのは初めてかも。平井さんの顔を見たのも初めてかな。
このあとは、よくあるパターンだが、鞄を使っている側へのインタビュー。エルメスあり、リモワあり、オーダーありといろいろ。

続いて、なぜか社内使いの鞄として、クラッチバッグやドキュメントケースがいくつか紹介されている。本当に流行しているのかなぁ。ジョン・ロブ(John Lobb)の他、いくつかが紹介されているが、どれもすごい値段(^^;

続いて旅行鞄の特集。ストール・マンテラッシ(Sutor Mantellassi)、オンワード樫山の商品開発室長お勧めのコルト・モルテド(Corto Moltedo)、タイユアタイ(Tie Your Tie)のキャリーバッグ等。