月別アーカイブ: 2008年11月

米国のバッグ通販サイトで価格を比較する方法

米国には、日常使いの鞄の大型通販サイトがいくつもあります。高額なブランドバッグや高感度の流行商品を望まないのであれば、一つのサイトが大きく、品ぞろえが豊富で日本のサイトよりも選びやすいというメリットもあります。

ただし、為替が大きく乱高下するなかでの円高状態であれば多少の為替メリットもありますが、販売価格が定価ベースであれば、価格上のメリットはさほど大きくありません。むしろ、修理保障や取引上のトラブルが起こった場合の対応などについてのリスクの方が高いと知るべきでしょう。

従って、以下の条件に当てはまるようであれば、海外通販も視野に入れてみた方がいいと思います

  • 日本に適切な販売店がない
  • 日本未発売モデルや廃番となっている商品を入手したい
  • 海外サイトで大幅ディスカウントやアウトレットがあってコストメリットが期待できる
  • 修理やサポートは期待せず、商取引にかかわるリスクは自分で引き取れる

私は今回、米国のLuggage Prosというサイトで注文しましたが、実は日本から注文する場合は、価格比較以上に発送条件のチェックが重要です。送料の設定はサイトごとに様々で、しかも(日本のネット通販サイトでも、アメリカへの発送料は普通書いていないように)Webからは送料は確認しにくいのです。送料どころか米国内限定で日本に出荷してくれないところも多数あります。また、Tumi、Zero Halliburton、Victorinoxのように日本法人、代理店が強力なブランドについては、当該ブランドに限って出荷してくれないこともあります。

そんなとき、ある程度安心できるサイトを抽出する方法として、いくつかの価格比較サイトをあたってみるとよいでしょう。たとえばSortPrice.comという価格比較サイトはCertified Merchant programという(やや緩いものですが)認証制度を持っています。ここで日本への発送状況を確認してみると、

  • Irv’s Luggage – ショップ自体は海外発送不可だがiShopUSAと提携し、オーダー時に指定可。(Victorinoxは不可)
  • ebags – 海外発送はしていない。
  • Luggage Point – 可能。
  • Luggage Pros – 可能。ただしTumi、Victorinox、Zeroは不可。

というような感じになっています。いまはまさにクリスマスセールのシーズンで、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。

グーワタナベの自転車バッグ

吉祥寺のグーワタナベさんのサイトに、BICYCLE Quaterly (Vol.6 No.4)という海外の自転車専門雑誌に、掲載されたという報告が載っています。

http://www.guu-watanabe.com/frontretro.html

ジル・ベルソー(フランス)、オーストリッチ(日本)、グーワタナベ(日本)、オルトリーブ(ドイツ)、アーケル(カナダ) の5つのバッグを使って実用的な耐久試験を行ったようです。

日本にはこういった消費財の耐久試験をするようなフィールドがあまりありませんが、たとえばビジネス用のナイロンバッグについても、こういった試験とかをどんどんやってもらうと、しっかりした本当にいいバッグが生き残って、最終的には長く使えるエコな環境になってゆくような気がします。

鞄の整理術と一人暮らしの万年床

かつて鞄の本を出した関係もあって、時折、鞄の整理術に関する取材を受ける。取材を受ける側からすると優秀な記者やライター、インタビュアーは、取材を受ける側の考えを知らないうちに整理して、あいまいだった物事の裏側が見えるようにしてくれる存在だ。ソクラテスの対話法を肌でちょっぴり感じる瞬間でもある。仕事柄、ヒアリングと称していろんなことを聞き出すこともしないといけないので、こういう違う立場に立つというのは貴重な体験だ。

さて、取材を受ける中で良く質問を受けるのは、鞄の中身を整理するコツは何か?ということである。表面的なハウツーはいろいろあるだろうし、それによって紙面を飾るのは決して無駄ではないのだろうが、鞄の中身を整理する本質となると、なかなか新聞や雑誌媒体等の限られた文字数で表現するには難しい。

たとえば、鞄の中身を整理するという観点でどんな鞄を選んだらいいのか、何を鞄に入れたらいいのかという問題は、実はきわめて個人的な話であり、ひとそれぞれなので、一般論として拡大説明がしづらい問題である。

豆腐屋のオヤジの鞄と、ジュエリー販売の営業の鞄と、自動車修理工場の従業員の鞄では大きく違う。高度なセキュリティに守られた研究者の鞄とノートパソコンを駆使するワールドワイドなビジネスマンの鞄も違うだろう。仮に普通のサラリーマンという、わけのわからない前提を置いたとしても、地方都市のサラリーマンと都市圏のサラリーマンでは微妙に違うだろうし、自家用車、電車、バイクといった通勤形態等によっても大きく変わってくる。もちろん、移動中に新聞を読む人もいれば、iPodで毎日PodCastを聞く人もいる。

そんな中で「ふつうの鞄」というのは、あり得ないのである。鞄を作る側だって、「ふつうの鞄」なんて作ろうと思っていないだろうし。

また、鞄を整理するということは、表面的な意味では鞄の中を整理整頓するということなので、決められた場所に決められたように保管するのがよいと思うし、その方が使いやすいのが一般的だ。「カバンの中身」を入れて内容物を置く位置を固定し、クリアファイルや封筒、ジッパーケースなどをを使い、内容物のモジュール化を図ればそこそこ整理整頓することができる。だからといってそれが整理術のすべてかというとそうではないように思う。

もうすこし深く「鞄を整理」する意味は何か、というところに立ち返りたいのである。たとえば、一人暮らしの万年床は、他人から見れば汚いが、本人にとっては至極快適で便利な空間だったりする。

  • 汚くて整理されておらず、何がどこにあるのかわからない部屋
  • 万年床で汚いけど、何がどこにあるのか住人にはよくわかっている部屋
  • 整理されているけど、何がどこにあるのか住人にはよくわかっていない部屋

部屋を奇麗に整理整頓するのは、清潔さを保つためだったり、複数の家族がお互い不自由なく住まうためだったりする。一人暮らしの場合、その人にだけわかる秩序があれば良いので、一見乱雑な万年床であっても整理されているといえるかもしれない。寝床の右手には目覚まし時計と携帯の充電器、テレビリモコンがあって、左手には読みかけの漫画と灰皿、その向こうに缶ビールが入った冷蔵庫のドアがあるような生活であっても本人としてはいたって整理された空間なのかもしれない。

鞄というやつも、きわめてパーソナルな空間なので、その中身をどのように整理するかということは、今の万年床でいいと感じているかどうか、ということに似ているような気がする。

取材が続いています

ここ2週間ほど、立て続けに雑誌とテレビの取材を受けています。おかげでサイトの更新がおろそかになっております。うまくいけば12月、1月頃になるようですが、どんな感じで載るのか今のところわからない(ボツるかもしれません)ので、詳しくはまた掲載が近付いたらお知らせします。

【本】ハンドバッグの日めくりカレンダー

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以前、日下公司さんのブログに載っていたハンドバッグの日めくりカレンダー、2009年版が出ています。Workman Publishing Companyという出版社が手がける、日めくりカレンダーのシリーズは、犬、猫といったオーソドックスなものから、 ベースボールのトリビアや、マーフィーの法則のような警句集、聖書の言葉といったものなどがあります。ハンドバッグに近いものとしてはクツがあります。2008年、2007年のものも取り寄せて、ハンドバッグカタログとして見ても面白いでしょうね。(もう販売していないので、マーケットプレイスからの購入となり、商品の性格上結構値段が上がっています)似た商品でPicture-A-Day Wall Calendarsというのもあります。
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リンク集に数サイト追加しました

常連の方はお気づきになっているかもしれませんが、新着リンクの中にUPというマークが付いているサイトがあります。これは、大昔に書いたコメントが年月を経て古くなったので、コメントなどを書き換えたときに時々つけています。

変更内容によってはUPにせずにこっそりとやっているものもあるのですが、たとえばサイトがリニューアルしたとか、取扱商品が大きく変わったとかという場合は、やはりリンク集の海に埋もれさせてしまうのは惜しいので、新着の中に出すようにしたのです。

もっとも最近は、はてなブックマークなど、タグ付けをするソーシャルブックマークというサービスが盛んです。特定の目的をもって探す人にはそういったサイトの方がよいでしょう。

LuggagePros.comでサムソナイトのバックパックを購入

本日11月1日に、米国の鞄販売サイトLuggagePros.comからサムソナイトのバックパックが届きました。
オーダーから到着まで時系列でみるとこんな感じです。
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2008/10/13 luggageprosにネットでオーダー

2008/10/14 luggageprosの担当者からなぜかbilling addressを教えてくれとメールが来る。(すぐに返事)

2008/10/23 クレジットカードにLuggageProsからの売り上げ計上。利用日は10/14となっていた。

2008/10/25 LuggageProsのトラッキングシステムで、すでに出荷済みとなっていた。(追跡できるのは国内のみ)

2008/11/01 郵便局より、EMSで到着 (TAX等の課税は無し)
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料金はこんなかんじです。

商品価格 79.99USD+配送料金 32.00USD+合計 111.99USD
実際のクレジットカードへのチャージ 11,611円
11,611円÷111.99=ドル円為替レート約103.68円/ドル。

ちなみに、EMSに記載されていた配送料金は37.95USDでした。

もう1週間ほど買うのを待っていれば、為替レートは100円を切っていたと思います。
日本円で同じ商品を購入すると、19,000円くらいですので、送料を含めた総額でも安くついた計算です。

LuggageProsのサイトには、発注番号と郵便番号を入力すると、FedeXの荷物トラッキングシステムへのリンクが表示される仕掛けがあるのですが、オーダーから数日間はエラーでログインできませんでした。ところが、カードに売上が計上される少し前の21日か22日にアクセスしてみると、きちんとリンクが表示されました。しかし、既に出荷配送済みになっていました。配送先は米国内のミネアポリスのどこかの集荷所だということしかわからず、そこからどういう国際便に渡されたのかはわかりませんでした。結論としては、オーダーに対したしかに出荷されたことは確認できるものの、日本までを追跡するトラッキングシステムとしては役に立ちませんでした。

製品のインプレッションはまた後日。