月別アーカイブ: 2007年7月

鞄のリンク集更新しました

鞄のリンク集に数サイト追加しました。今回追加した土屋鞄製造所のランドセル専門サイトにしてもサムソナイトのブラックレーベルにしても、ブランドや鞄の種類によってうまく独自サイトを使い分けています。ドメイン名を取るもの簡単だし、サイトを借りるのも簡単だから、こういうことができるようになってきたのですね。

【本】世界の傑作カバン

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ワールドフォトプレス社のロングラン企画ワールドムックシリーズの中のサブシリーズ「世界の傑作品」のひとつ。基本レイアウトは2ページ見開きを1ブランドに贅沢に使い、右ページにそのブランドを代表する鞄の写真がひとコマ、左におなじ鞄の写真が小さく正面、側面、上方等から分解撮影され、説明文が入っているという構成。トートバッグから革のブリーフケース、バックパックからスーツケースまで幅広くセレクトしてあり、国産の手縫い鞄の紹介も詳しい。商品ラインナップをいろいろ見るには少々物足りないが、各メーカーの雰囲気の違いを読み取るには良い写真がセレクトしてある。

フェリージ(Felisi)

フェリージ(Felisi)は日本で有名なイタリア製のブランド。鞄が中心だが、革小物やアパレル等も手がけている。鞄はヌメ革とナイロン生地を組み合わせた軽い鞄が多く、色調は全体に明るい。価格帯は5万円~8万円程度。定番品がある一方で、シーズン毎に少量制作、販売する限定品や販売店とコラボレーションで制作するものなどもある。

日本の販売代理店FIGOが運営するフェリージの公式ホームページ等によると、1973年にアレッサンドロ・フェリージ(Alessandro Felisi)がイタリアのフェラーラ(Ferrara)に革工房を開設し、姉の影響で革ベルト等を制作したことに始まるとされる。現在では数十名の職人を抱え、鞄の製造に当たっている。

なお、フェリージは日本では有名であるが、米国などではほとんど無名である。これはたとえばeBAYに出品される中古品の数を検索することによっても分かる。したがって、海外ブランドではなく、国内ブランドとして位置付ける人もいる。

◆日本の販売店について
日本の総代理店は、フィーゴ。英語ホームページもFIGOが運営している。

ユナイテッドアローズ、BEAMS等の大手セレクトショップをはじめ、全国に直営店および販売代理店がある。最新情報は、Felisiの日本語公式ページで確認できる。主要店舗は以下の通り。(2007/7現在)

  • Felisi THE GINZA 並木通り店 東京都中央区銀座7丁目5-5 資生堂本社ビル1F  TEL 03-3569-3100
  • La Gazetta 1987 & Felisi 青山店 東京都港区南青山6-11 SKビル3F TEL 03-3498-6912
  • La Gazetta 1987 & Felisi 有楽町阪急店
  • Felisi Selection 心斎橋店 大阪市中央区南船場4-7-6 心斎橋中央ビル1F
  • Felisi Selection 名古屋店 名古屋駅ミッドランドスクエア3F
  • Felisi Selection 福岡店 福岡市博多区下川端町3-1 ホテルオークラの隣
  • Felisi 表参道店 東京都港区南青山3-13-12 南青山プラース2F

また、いくつかの商品は、日本語公式ページでのオンラインショッピングも可能。

◆イタリアの店舗について
イタリアフェリージ自体の公式ホームページは無い。(2007/7) 日本の販売代理店FIGOが運営するフェリージのホームページが公式ホームページであり、イタリアの店舗情報が掲載されている。

  • Felisi MILANO
    Via della Spiga, 30 Milano 20121
    電話 +39-02-7631-7377
    2002年にJapanbag.comに寄せられた掲示板情報によると、開店時間は以下の通り。
    月曜日 15:00-19:30
    火曜日から土曜日 10:00-13:30、15:00-19:30
    日曜日 定休日
    カードはVisaとMasterが使用可能
  • Felisi FERRARA
    Corso Giovecca, 27 Ferrara 44100
    電話 +39-0532-202489
    上記以外のイタリアの都市にもフェリージの商品が置いてある店舗があるようだが、品数は少ないようである。

◆リンク
FIGO http://www.figo.co.jp/
Felisi http://www.felisi.net/

以上、Bagpediaに寄稿した記事

◆フェリージの鞄の特徴

裏づけ資料が無い上個人的な感覚ですので、Bagpediaには書きませんでしたは、フィーゴは、1999年にフェリージの世界的な販売権を取得しているはずで、イタリアの鞄というよりも日本の企画によるイタリア製鞄という印象が強い。価格帯は5万円から15万円程度が多い。

 鞄そのものは、昔ながらの革の鞄と、イタリア的な明るい印象があるナイロン+革の鞄であるが、一部の高級鞄等にある耐久性や経年変化の美しさ等はあまり期待しないほうがいい。

ナイロンは時間と共に鮮やかな色が汚れと繊維の磨耗で失われ、軽さ優先で作られる故、革も怪しい光を放つほどに艶を出してくれない。

したがって、何十年も使おうと思って買うと痛い目にあうかもしれない。3年から5年程度、そのときのファッショントレンドに合わせて買うというスタンスが良いように思う。

また最近では、オロビアンコやダニエル&ボブ、ステファノマーンといったブランドがかなり近いポジションの鞄を供給している。
◆フィーゴについて

1987年設立。佐藤陽一氏のセンスで主にイタリアからファッションアイテムを仕入れて販売していた。フェリージはこの頃からの取り扱い。
1999年頃(?)フェリージの販売権を取得。
2001年12月フェリージの日本市場強化のため伊藤忠商事と提携。
2004年8月、佐藤陽一社長が覚せい剤取締法違反(所持)などの容疑で逮捕、退任。
2005年3月、東京国税局から所得税法違反でフィーゴと佐藤陽一前社長が告発。
2005年7月にユナイテッドアローズが、フィーゴを完全子会社化し、一連の混乱は収束。

こうしてみてみると、イタリアの片田舎のイタリア人さえ目も留めなかった無名のブランドに目をつけ発掘した、フィーゴ創設者の佐藤陽一氏の功績は大きい。(それだけに2004年以降の転落が悔やまれるところである)

マンダリナダック(Mandarina Duck)

◆ブランドの説明
マンダリナダック(Mandarina Duck)は、イタリアの鞄メーカーFin Duck S.r.lのブランドであり、現在は鞄をベースにしつつ眼鏡や香水などファッション全般を手がける。
1977年に幼馴染で既に一緒にプラスチック加工業を経営していたパオロ・トレント(Paul Trento)とピエロ・マンナート(Peter Mannato)の二人が色鮮やかなオシドリにインスピレーションを得て、明るい色の鞄を制作したのが始まりである。現在も、ボローニャ郊外にある本社の社名はPlastimoda S.P.A.である。


マンダリナダックの鞄の特徴は、既成概念にとらわれない素材使いと、素材を活かした様々な賞に輝くデザイン性にある。1977年発表のUtilityラインは伝統的な鞄製造の枠にとらわれず、プラスチック加工業の技術を用いてポリウレタン素材を使用したポップな色使いの軽いデイパックであった。その後、1981年にキャンバス地に厚いゴムを合わせた斬新なデザインのTANKラインが大ヒットし、事業を拡大してゆく。マンダリナダックは、現在ヨーロッパを中心に83店舗の専門店を持ち、世界中に1000を超える販売店を持っている。また、売上高の1%を貧困国の健康増進のために寄付を行っている。

マンダリナダックの発表によると、現在の購買層は80%が女性で、60%が20歳から40歳代であり、購入者の85%がリピータである。

ロゴなどに使われている鳥は、おしどり夫婦等、夫唱婦随の象徴として知られるオシドリに由来している。マンダリナダックの会社概要では、「symbolises happiness and loyalty」と記されている。そしてまた、その水を弾き鮮やかな羽が、マンダリナダックが提案するスタイルと重なるところがあり、採用されている。


日本においては、2005年に三井物産とFin Dack社との間でライセンス契約を交わした。三井物産はエースに製造販売をしてもらう形で、マンダリナダック・ブランドによる鞄の製造販売を2006年2月下旬より行っている。

(以上、Bagpediaへ寄稿した記事)

◆販売店について

以前(少なくとも2002年頃)は、恵比寿にマンダリナダックジャパンという日本法人があり、ヨーロッパと同様に、日本にも六本木ヒルズなどに数店舗の直営店を持っていたが、上記エースとのライセンス製造契約により直営店は撤退した。

現在は、エースが商品を卸している鞄店などで取り扱っている。ただし、その商品は日本でライセンス生産されたものであり、イタリア製が欲しい場合は(ほとんど流通していないが)並行輸入品や、海外からの通販で入手する必要がある。



◆マンダリナダックのブログ

イタリア語だが、2007年4月に開設されたDuck Sideというブログがある。

◆おまけ

たまにマンダリナダッハで検索してくる人がいますが、これは間違いです。

Men’s EX 2007/8号の特集は「本格鞄入門」

あいかわらずちょろちょろとページをいじっています。なにせデザインセンスが無いもので、色の組み合わせなど、なにをどうやっても納得いくものになりません。ただまぁ初期状態の青いトーンはどうもイメージと違うので、とりあえずということで、現在の色にしました。

ところで現在発売中の雑誌MEN’S EX 2007年 08月号は、「本格鞄入門」特集です。25ページ程度の大型企画で、初心者の素朴な質問に、伊勢丹をはじめとしたセレクトショップのバイヤーさんや服飾評論家、スタイリストさん等が答えるという趣向。「Q わざわざ総革の鞄を持つ理由がわかりません」「Q 手縫いとミシンどちらがベスト?」という感じでなかなか面白いです。そして、Men’s EXらしく、商品紹介ページには10万円以上のブリーフケースがずらっとならんでいます。

鞄をオーダーするときに気をつけること(その1)

密なコミュニケーションがとれる手段を選び、人間的相性に注意する

◆鞄のオーダーは、フェイス・トゥ・フェイスで
どの程度マニアックな鞄を作るかにもよりますが、多かれ少なかれ、自分の思いを鞄製作者に伝えるには、相応のコミュニケーション量と密度が必要になります。これだけネットショッピングや通販が普及してくると、鞄のオーダーについてもネットや通販で気軽に出来るような錯覚に陥ることがあります。しかし、オーダーメイドは既製品の購入とずいぶんと違います。たとえば背広を吊るしではなく、オーダーで作る場合にきちんと採寸してもらわないと不安だ、という人が鞄のオーダーを手紙やメールで済ますというのはちょっと矛盾しています。

場合によっては、ある程度ドレスコードが決まった背広よりも鞄のオーダーの方が難しい場合もあるでしょう。鞄職人は、相手がF1のレーシングスーツを作って欲しいのか、十二単を作って欲しいのかわからない中で、オーダーの相談に乗るわけです。性別、年齢、服装の趣味等、オーダーする側からすれば当たり前のことでも、オーダーを受ける側からすれば顧客一人一人ちがうわけで、なかなか難しいはずです。

たしかに顔を合わさずにオーダーできる場合もありますが、なかなか難しいものです。オーダーをする場合、特に込み入った他に無いオリジナル性の強い鞄をオーダーする場合は、できることなら、その気になれば顔をあわせることができる場所にいる職人さんに頼むべきでしょう。

もしも、頻繁に顔を合わすことが出来ないとしても、オーダー期間中1、2回は膝を突き合わせて相談できる環境は準備すべきでしょう。

◆工房の様子を肌で感じる
工房に出向き、顔を合わす理由はいくつかあります。まず、その工房の様子を肌で感じることです。鞄作りのセンス、得意な鞄や革、工房の整理整頓の様子などから自分に合うものかどうかを感じることができるはずです。鞄作りの得意不得意を見分けるのは難しいかもしれませんが、自分の好きな革や鞄の形があるかどうかをチェックしてみると良いでしょう。ブライドルレザーで作って欲しいと思っていても、お店に並んでいるのが爬虫類革が多ければ、意気投合する確率はやや下がるかもしれません。

◆整理された工房かどうか
工房の汚れ具合も要チェックです。工房を見せてくれない所もありますが、見える場合は、良く観察してみるといいでしょう。もっとも素人目には乱雑に見えても、そこに職人独自の並べ方の法則があるかもしれません。注意すべきは、ごちゃごちゃしているのと乱雑なのは違うということです。ただ、掃除していないとか、何か作業をしたらその後片付けをせずに次の作業に取り掛かるとか、ある場所から取り出した瓶を別の場所に片付けるとか、そういう行為が多い職人は要注意です。

◆本当は誰が作っているか
また、ホームページなどでは工房と謳っていても、実は単なる「受注センター」で、制作は別の場所(場合によっては海外)で行っている場合もあります。海外で制作すること自体は別に悪いことではありませんが、依頼する側が勝手に日本人が工房で作っていると勘違いしている場合があります。あるいは、腕はものすごいけど、ものすごい年配の方が一人で切り盛りしていて修理が不安だったり、熟練は一人だけであとは若い人だったり。とにかく、工房に出向くと、そういう諸々のことがわかる確率が高くなります。

◆過去の制作例を見せてもらう
ところで、オーダーを受ける工房の多くでは、過去の制作を写真に撮ってアルバムのようにして見せてくれます。もしかするとその中に同じような鞄を欲していた「同士」の作品があるかもしれません。職人さんが制作時の型紙を保存していれば、なおラッキーです。その鞄を作るときの難しさや、機能上の問題点等も把握しているはずです。きっと良いアドバイスがもらえるはずです。

あとは、やはり素材選びには、お店を訪ねるのが一番です。特に趣味に左右される革や金具については、お店で相談するのが一番です。例えば芯通しの革とそうでない革と、どう違うのか、革の厚みはどの程度がいいのか、果ては革の匂いなど、五感に訴える要素が強いものは、雑誌やホームページでいくら雑学を仕入れても始まりません。お店で実物を見てはじめてわかることがあります。

◆相性の問題
最後に、相性について書いておきます。どんなに優れた職人さんでも、やはり自分とは合わない人というのがあります。相談しても返事が少し思っているのとずれている場合や、バックグラウンドにしている知識や常識が違いすぎて話が合わない場合などです。年齢が大きく離れている場合などにもそういうことが起こるかもしれません。有名で優秀だという情報と、自分が五感で話が合わないと感じている直感のどちらを信じるべきか、迷うところかもしれません。もし、他に選択肢が無いのであれば、仕方ないでしょう。

注意しないといけないのは、相性を気にしているのは依頼人→職人だけではなく、職人→依頼人も同じだということです。もし、相性が合いそうだと感じたら、会話の中にさりげなく、音楽や、趣味や、海外旅行の話、スーツや靴などファッションの話を織り込んでみるといいでしょう。なにか同じベクトルを感じれば大収穫ですし、職人さんとしてもどんな趣味を持った人なのかを理解できるわけで、提案の方向性も定まってきます。

◆作ってやる、でも作っていただくでもなく、一緒に作る
お金を出して鞄をオーダーするというのは、基本的には「オマエのところで作ってやる」というスタンスなんでしょうが、プロの助言に耳を貸さずに要求をごり押しするのはよろしくありません。かといって、極度に遠慮して「作っていただく」「自由にやってください」というスタンスも良い結果に繋がりません。職人さんに心をこめて気持ちよく作ってもらう為には、一緒に作ってゆくというスタンスの方が良いように思います。

【本】手縫いで作る革のカバン

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「手縫いで作る革のカバン」というこの本は、吉田カバンの創業者吉田吉蔵氏の娘さんであり、現在も鞄の創作活動をしている野谷さんが執筆した本です。
書いてある内容はとても親切で、鞄を作るときに考慮しなければいけないいろいろなことにまで話が及んでいるので、初心者にも分かりやすいつくりになっています。しかし、作る鞄そのものはかなり本格的なもので、鞄作りの奥の深さや難しさも一緒に体感できてしまう内容になっています。いざ作ろうと思うと、お金で買える物はなんでも揃える事はできるけど、それなりの鞄を仕立てるにはそれなりの技術が必要で、その技術が足りない事を痛感させられる内容でもあります。したがって、ちょっと鞄でも作ってみるか、という軽い気持ちで取り組むと挫折するかもしれません。
手芸の延長としての書籍ではなく、革鞄制作の専門書というのは、日本語ではほとんどありません。あったとしても古い本で写真などが不鮮明です。写真が美しくわかりやすい点を考えても、この本は革の鞄作りの初心者には定番となる本でしょう。

TUMIの使用感が綴られたmono-logueさんのブログ

映像編集や関連プロフェッショナル機器に関する話題が多いブログだが、TUMIの使用感に関する書き込みも多い。職業柄、掲載している写真がきれいなので、素人ではなかなかうまく撮影できない収納の絵なども綺麗に撮れている。

やはり、TUMIに関するアクセスが多いらしく、関連エントリーだけを独立させて読みやすくしてくれている。

http://mono-logue.air-nifty.com/tumi/

Zip-It ファスナーでできたバッグ

まずはこちらのサイトで動画をご覧下され↓
http://zipit.wsd.jp/
イスラエルの人が考案して、テレビショッピング等のルートで販売している様子。別に小さく折り畳めるわけでもなく、ファスナーでできているから、どうなのよ、というツッコミをしたいところですが、映像で見せられると面白いと買ってしまう人もそれなりに出て来るんだと思います。数千円のものなので、プレゼントなんかにはいいかもしれませんね。

http://www.kanshin.com/keyword/1154245

7/9 リンク集に少し追加しました

新しいシステムに移行したてなので、サイト管理機能はまだまだ以前より低いままなのですが、ようやく登録機能が完成し、新しいサイトを登録することができるようになりました。とりあえずは楽天市場のサイトの中から未だ登録していないサイトをいくつか載せてみたのですが、楽天だけでも私のサイトに載っていない鞄関係のサイトは100を下りません。鞄を選ぶほうもなかなか踏ん切りがつかなかったり、本当に欲しい鞄に出会えなくても当たり前だなぁと思います。

新着リンクは、下記からどうぞ。
/search.php?newsite=on

【本】鞄、靴、腕時計、完全メンテナンスマニュアル

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ときどき鞄関係の本を紹介することにします。

この本は、やや薄目のムック本です。1アイテムでは本にならないからか、鞄、靴、腕時計の3アイテムを1冊で説明しています。革鞄だけではなく、ナイロンや布鞄に関しても、素人が実践できるメンテナンス作業はひととおり載っており、保管の仕方などひととおり網羅している。普段特集記事のオマケのように扱われるメンテナンスの話をフィーチャーした本は非常に少ないので、まとめ資料としては良いと思います。もうすこしレザーケア商品のバリエーションを紹介して欲しかったと思います。あと、ネットで調べればわかるような常識的な話も多いので、ある程度ネットで知識を得た人にとっては、たいして新しいノウハウは見つけられないと思います。

鞄のオーダーメイドをするときに気をつけること

鞄をオーダーメイドするときに気をつけるポイントを箇条書きにしてみます。
それぞれの詳しい話はまたおいおい書いてゆきます。

  • 密なコミュニケーションがとれる手段を選び、人間的相性に注意する
  • 革の厚みを考慮してポケットなどのガジェット過多に注意する
  • 最初はセミオーダーからはじめる
  • 今使っている鞄や持ち運ぶ荷物、そのときの服装を実際に見せる
  • コンセプトはしっかり伝え、プロの提案は良く聞く
  • サンプル、試作、プロトタイプにいくらお金を掛ける意思があるかをハッキリさせる
  • 鞄をオーダーするというより、鞄を共同で作りあげるという意識でいること

スーツや靴をオーダーするときには常識的な注文をする人が、鞄のオーダーとなると技法や革の相性などを無視した注文に走ったりする。
これは鞄が持つ機能的な側面が顔を出しているからでしょう。スーツの場合は、そのブランドが得意とするカラーがはっきりしているからオーダーするほうもそれをわきまえて注文するのでしょうが、実は鞄にも鞄職人一人ひとりのカラーや得意不得意があるようで(私たち素人にはなかなか見分けられませんが)、ほんとうはそのあたりをある程度分かってあげてオーダーするとよいものができるはずです。

ただ、スーツの仕立て等と比べると圧倒的に職人の数が少ないため、頼むほうも請けるほうもなかなか選択肢が少ないときがあります。そういったとき、頼む側にも作る側にも相互の事情をお互いに理解し合う余裕や姿勢が重要になります。そういったコミュニケーションが成立したとき、良いオーダー鞄ができる条件がひとつクリアされることになります。

カバンバカさんのブログ

カバンバカさんのブログには、2006年11月に自分用のカバンをオーダーすることを思い立ち、いろいろ構想を立てて、青山のBrooklyn Museumでオーダーした話題が載っています。6月29日にカバンが入荷したようですので、もうすぐご対面の書き込みが読めるのではないかと思います。
http://waonta-wine.cocolog-nifty.com/kabanbaka/cat6601506/index.html

鞄の掲示板過去ログ2007年7月

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中野さんへ 投稿者:おおたがき 投稿日:2007年 7月26日(木)23時03分59秒
コルボのワークショップが千駄ヶ谷にありますので、そこに顔を出してみてはどうでしょう。運がよければデザイナーさん直々に見てくれるかも。5年も愛用していたら、よろこんでくれると思うのですが。
http://www.corbo.co.jp/work/

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CORBO バックの修理・・ 投稿者:中野 投稿日:2007年 7月25日(水)15時19分33秒
こんにちわ 5年以上使っていますCORBOのショルダーバックを愛用してますが、最近

ジッパーやら縫製やら金具のはずれやら、がたがたになってきてまして、是非修理をと

思っております。どこか東京都内で修理引き受けできる場所をご存知ないでしょうか?

何卒、お知恵をお貸しください。。。宜しくお願いいたします。 <(_ _)>

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ありがとうございます! 投稿者:ちみー 投稿日:2007年 7月14日(土)23時36分13秒
おおたがきさん情報をありがとうございました!!
ただ、東京に住んでいるので大阪あたりまで行くのはちょっと厳しいです(^_^;)
国会図書館でいろいろ探してみたいとおもいます。

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ちみーさんへ 投稿者:おおたがき 投稿日:2007年 7月12日(木)22時15分27秒
龍谷大学附属図書館に長尾文庫というのがあり、様々な産業の日本の会社の社史が集められています。
http://opac.lib.ryukoku.ac.jp/nb/nagao/index.html
この中に鞄業界関係の資料もいろいろあります。
http://opac.lib.ryukoku.ac.jp/nb/nagao/F-38.html
とりあえず国会図書館のサイトでいろいろ検索してみてはいかがでしょうか。

海外ブランドの研究となるとちょっと他の道を探さないといけませんけど。

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情報をお願いします>< 投稿者:ちみー 投稿日:2007年 7月12日(木)21時08分43秒
卒業論文でバッグの歴史について調べたいと思っているのですが、おすすめの本などがあればぜひ教えて下さい!!
できればあまり高くない本か図書館で借りることの出来るものがいいです!

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(無題) 投稿者:アイマ 投稿日:2007年 7月12日(木)20時57分23秒
おおたがき様 こんばんは。お忙しい中、すみませんでした。
WaybackMachineは便利そうですね~。
住んでいる所が結構な田舎でして、一応正規取り扱い店はあるんですが、小さいお店なので聞いてもわかんないんじゃないかな?と思います。
とりあえず使いこなせる様になって、じっくり調べる事にします。
ありがとうございました。

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アイマさんへ 投稿者:おおたがき 投稿日:2007年 7月11日(水)23時15分32秒
たしかに、UNIONやGRAPHICと同じ系統のタグのようですね。三角形にまとめられた文字も書かれているんでしょうね。私もざっと見てみましたが、わかりませんでした。
週末に時間があれば押入れにしまっている吉田カバン関係の古い雑誌を引っ張り出して…というところなんですが、面倒くさそうです(^^;

ひとつはコラボレーション限定モデルということが考えられますが、そうだとすると入手するときに覚えがあるはずです。正規取扱店で買っているので、これは違う感じです。

もうひとつは既に廃盤になったモデルだという可能性です。

もし、時間があればの話ですが、下記のWaybackMachineを使って、吉田カバン販売店の昔のホームページにアクセスしてみて、古いモデルを探してみるという手があります。
http://www.archive.org/index.php

ただまぁそんな面倒なことするぐらいなら、販売店に行って、このモデルもう廃盤?と聞いたほうが早いですよね(^^;

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函セコは和服世界の言葉 投稿者:ACA長谷川 投稿日:2007年 7月11日(水)20時09分58秒
太田垣さんのおしゃる様に、名前がないのは、布由来でなずけなく手モ良かったのだと考えます。
はじめは馬具でしたが西洋の馬具には図版をひも解いてもないのですから、ASIA(日本)の言葉の範囲でしょう。この馬具は中国にはあったのでしょううか?

障は1 妨げること、邪魔する事 2 防ぎへだてとするもの,のイミから 馬具の場合は泥除けとなり、疾走しているとき其れが風に煽られるところからの姿を名詞にしたことが想像できます。
近世になって,装飾性が高まった事からもいえることかも知れませんね。
http://www.a-ca.com

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(無題) 投稿者:アイマ 投稿日:2007年 7月10日(火)23時47分35秒
こんばんは。お手数おかけします。タグがユニオンの白黒版の様でして、黒に白字でporter YOSIDA&CO.,LTD.TOKYOとあり、ジッパーの紐には
PORTER→とゆう文字列が三つ並んでおります。4年程前、一応正規取り扱い店で購入しましたので偽者の類ではないと思っております。これは黒一色なのですが、色違いの白一色も見た覚えがございます。

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相間さんへ 投稿者:おおたがき 投稿日:2007年 7月10日(火)23時00分50秒
写真拝見しました。
もしジッパーの紐とか、タグとかに文字が書いているようでしたら、なんと書いてあるか掲示板に書き込んでいただけませんでしょうか?

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参考になります。 投稿者:イマノブ 投稿日:2007年 7月10日(火)22時55分8秒
おおたがき様、「鞄のオーダーメイドをするときに気をつけること」や鞄職人の皆さんのブログはとても参考になります。現在型紙を作成していただいています。プラネットさんの百貨店での展示販売会が7月下旬にあるため、予定より遅れていますが、待つ時間はとても楽しいですね。私の方からは「急ぎませんから、楽しんで作っていただければ幸いです。」と伝えています。型紙ができたらお店に伺う約束になっていますので、その時に写真も撮らせていただこうと思います。思い出と愛着が深まるように感じます。

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(無題) 投稿者:アイマ 投稿日:2007年 7月10日(火)19時19分14秒
おおたがき様こんばんは。
お忙しい中、お答えになってくださりありがとうございます。
ご迷惑をお掛けしてすみませんがもう一度貼ってみます。
http://www.uploda.org/uporg897866.jpg_CKjxNectTmSIzYEjnlHA/uporg897866.jpg
あれからまた結構ググってみたのですが結局見つけられずでした。
ユニオンに似たタグが付いてあり、そこからシリーズ名がわかれば良いのですが・・・
お詳しい方、ささいな情報でもいただければ助かります。

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あおり(続き) 投稿者:おおたがき 投稿日:2007年 7月 9日(月)20時25分8秒
いろいろ貴重な情報ありがとうございます。
「かばん・ハンドバッグの商品知識」は、持っていないので助かります。業界的にもアオリ(煽)→障泥なのですね。そういった背景も含めてbagpediaの方をすこし加筆しておきましょう。

まぁ、広辞苑などでの扱いは承知しているのですが、障泥と書いてアオリと読ませるのは、漢字の音訓を無視しているので、障泥という漢字とアオリという日本語(?)がどこかで出会ったのだろうと思っているのです。

ネットで検索しても、さすがにショッピングサイトでは、障泥は読者が読めないと見えて、カタカナ等で定着しているみたいです。

ハコセコ等は、着物など、布由来の製品だと思うので、やはりアオリは革工芸由来の言葉なのではないかと感じます。

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アオリ=障泥 投稿者:ACA長谷川 投稿日:2007年 7月 9日(月)12時09分50秒
障泥=アオリは広辞苑でも名詞として扱っています、(煽りの連用形から)は間違いないと思いますが、馬具の名詞としています。大言海は手元にありませんので未確認ですが、国立京都博物館の馬の埴輪の説明にも障泥となっています。
カタログ,雑誌などは普通,ひらがな、カタカナ表記する場合が多く、”煽り”表記はまだ市民権は出来ていないようです。業界用語辞典類は”煽り”表記は昭和54年ごろに修正されています。
ちなみに昭和52年発行の東京皮革関連資材総合見本市協会創立10周年記念出版した 皮革・材料何でも百科=ENCYCLOPEDIA LEATHER & MATTERIALでは訂正前のあおり型ハンドバッグ、あおりつきハンドバックと表記しました。
之は当時”ぜんしん”=靴を中心にしていた業界紙が発行した”かばん・ハンドバッグの商品知識”をそのまま収録したのでこの表記になりました。(前述のハセガワ鈴木が協力していましたが、”あおり”の項目は別の人が書いたので第一版から旧版4版(私の手元にあります)までは”アオリ(煽)型と記載されています。ぜんしん社は現在エフワークスに社名が変わりました.社屋も変わり、この書は業界人に普及し、良く売れていましたので、何版も重版し、昭和60年代改訂版にナリましたが、同社にも過去の発行分、全版の保存が無く、旧版五版以後第何版から訂正したかは判らなくなっています。五、六版以後ではないかと思います。どなたか旧版五、六、七、八版お持ちの方が居られましたら、確認をお願いいたします。
現在は全て訂正版になっています。改訂版第六版は訂正されています。

昔から、京袋物の伝統商品にはハコセコがアリ、アオリの名前が無い時代から”ハコセコ”には両サイドに懐紙を分別のためポケットがありましたが、あおりとは呼んでいませんでした。
http://www.a-ca.com

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まとめレス 投稿者:おおたがき 投稿日:2007年 7月 8日(日)22時56分9秒
相間さんへ>
アップローダの流れが速くて、私がリンク先にアクセスしたときにはすでにリンク切れしていました(^^;

ACA長谷川さんへ>
「煽り」という説明もあるのですね。もしかしてそれなりに業界で市民権を得ている説明なのかもしれません。実際のところ、こういう言葉は何が間違いか、よくわかりません。障泥は「アオリ」という言葉に意味的に同じ漢字を当てているだけで「アオリ」の漢字というわけではありません。したがって「煽り」を当てるのが一概に間違いと言えないかもしれません。
ただまぁ、この場合は、皮革工芸技術から出てきた言葉でしょうから、やはり馬具の障泥のほうが妥当な気がします。

言葉の世界は深いです。

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アオリ=障泥、泥障に付いて 投稿者:ACA長谷川 投稿日:2007年 7月 7日(土)15時49分36秒
アオリの説明は見事です、先日、同業かに長く居られた人が取引先のカタログ用商品説明書に”煽り”の文字を当てて誤説明していました。太田垣様のあおりの語源の説明は正解でしたので、アオリ型のハンドバッグの由来について、付け加えさせていただきます。
昭和37年頃、ハセガワの至宝ともいえる職人の二代目岡島午郎カシワヤ製作所製造部長が口金付バッグの外側の前後に1枚ずつ笹襠をつけて壁を追加して試作品を作りました。其れを私の会長祖父長谷川五郎、社長父長谷川栄次郎、商品部長鈴木克尚(業界のオピニオン・リーダーの一人として活躍し、各種の参考書にかオオを出しています)、営業担当潟ケ谷明(当時の役職名失念)等が検討し、アイデアを採用し、何型か開発して、発売することを決定いたしました。そこでこのような形の名前として、泥よけとして馬の装備品の一つであった、障泥から=あおりのような型=あおり付となずけました。其れまではベルト式の雑誌バサミ摘ナ者はありましたが、善太に取り付けるものは見られませんでした。株ハセガワはこの工夫を意匠登録や製法特許登録(時間がかかりますので)せずに一般公開し、37年以後、日本国中に普及し、ヨーロッパのバッグメーカーも49年ごろから取り入れはじめました。当社のから、先方に指導したこともあります。
http://www.a-ca.com

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はじめまして。 投稿者:相間 投稿日:2007年 7月 6日(金)12時28分40秒
いきなりすみません、少しお聞きしたい事があるのですが、どなたかこのリュックの名称をご存知の方いらっしゃいませんか?http://www.uploda.org/uporg890851.jpg_VqXp0JFQbmksoBhsEMDE/uporg890851.jpg

4年程前に買いまして、色々調べてみたのですが見つけられませんでした。
ポーターユニオンの白黒番の様なタグがついてあります。

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(無題) 投稿者:うりゃ 投稿日:2007年 7月 6日(金)08時16分48秒
> 私語厳禁のラーメン屋・・・。
わたしゃどんぶりひっくり返して出てきます(笑
レスありがとです。
これからもいろいろ教えてください。

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うりゃさんへ 投稿者:おおたがき 投稿日:2007年 7月 6日(金)01時23分9秒
> なんで皆さん雰囲気が似てるのでしょう??
いやぁ、なかには凄い偏屈親父もいますよぉ。私語厳禁のラーメン屋みたいな人もいますよ。うりゃさんの場合は偶然なのかもしれません。あるいは、うりゃさんの買い物の仕方がいいとか。

実際、個人経営でオーダーとかを受けてやっていくにはあまり選択肢は無いということなのかもしれません。海外ではそういう個人サイトは少ないのですが、それでもファミリー企業なんかにはそれっぽい雰囲気が漂っています。ここ15年の不況の中でいろんな鞄メーカーが潰れて行きました。

小さな鞄工房が生き残るにはそれなりの接客クオリティや技術レベル等があるんでしょうね。

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鞄屋のおやじさん 投稿者:うりゃ 投稿日:2007年 7月 5日(木)18時52分19秒
おおたがきさん コンチワ。
いろいろ参考にさせて頂き、あちこちでちょこちょこお買い物しております。
ふと思うのが、個人経営で鞄を作ってる方は、なんで皆さん雰囲気が似てるのでしょう??

接客商売なので物腰が柔らかいのは判るのですが、それだけではないような気がします。
店主さんは、この革が素晴らしいか滔々と語り、素人に対して判り易く説明し、納得するまで丁寧に対応して下さいます。

渋谷、神楽坂、川口、千葉、神戸、札幌・・・。皆さんの創る物に満足しています。
そして出来上がるまでにとっても時間が掛かります(笑い。
なんかとても不思議です。

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re:Slappa 投稿者:おおたがき 投稿日:2007年 7月 3日(火)19時19分0秒
SLAPPA Metro ですか。私は実物を見たことがありませんねぇ。
えいや!って買っちゃえばどうでしょう^^;

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SLAPPA 投稿者:カブトムシ 投稿日:2007年 7月 2日(月)17時50分29秒
初めて書き込みします。カブトムシと申します。

今、BOBLBE-EのX45というソフトシェルバッグを無謀にも通勤に使っています。
デザインは気に入っているのですが使い勝手が悪いので、新しいカバンを
探していました。
某巨大掲示板等ネットで検索をした結果、以下のカバンが候補となりました。
SLAPPA Metro PRO Laptop Case
http://www.slappa.com/site/metro.html
Amazon.comの方が送料が安かったので買う気満々なのですが
出来れば実物を見てみたいと考えています。
CD CASEはHMV等著名CDショップに置いてあるようなのですが
同BAGを扱っているお店をご存知であれば教えてください。

なければ「えいや!」って感じで買うつもりです。
よろしくお願いします。

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