東京鞄・ハンドバッグ業界共催合同暑気払いパーティ

東天紅から上野不忍池と東京スカイツリーを望む(20100827)

東天紅から上野不忍池と東京スカイツリーを望む(20100827)

東京鞄協会と東日本ハンドバッグ協会が発起人となって、「日本鞄ハンドバッグ協会」というのが6月にできたそうです。外野から見ると鞄もハンドバッグも一緒だろうと思うのですが、作る側からすると明治以来の流れから、この2つは全く違う流れで現在に至っているわけで、業界としてはそれなりに大事件なんだそうです。

ハンドバッグのほうは「袋物」として、東京嚢物煙草具商工協同組合がルーツのようだし、鞄のほうは東京、大阪、名古屋、豊岡の団体が合同して協会を作ってきたようです。こちらはどちらかというと戦時の物資統制等に対応する趣旨が強かったように感じます。

まぁ、いずれにせよ今まで合同していなかった団体が一つにまとまって、消費者にプラスになるのなら大歓迎です。

東京鞄ハンドバッグ協会 暑気払いパーティ(20100827)

東京鞄ハンドバッグ協会 暑気払いパーティ(20100827)

パーティは、上野の不忍池のほとりにある東天紅。窓からは眼下に不忍池が広がり、遠くに東京スカイツリーが見えます。明るい時間にパーティをやると結構良い眺めだと思います。

パーティには業界の長老の他、日本鞄協会理事長の猪瀬さん、エースの新川会長、吉田かばんの吉田輝幸社長やアトリエフォルマーレの三原英詳さん、キプリス等のブランドをお持ちのモルフォの石川会長、小澤社長、協進エルの肥沼社長と、いつもホームページで名前を拝見している方々が参加されていて、新鮮でした。

協会というとどうしても業界団体として業界を保護する活動に傾きがちだと思います。でも、閉鎖的な中でなにかをやるのではなく、外部と連携を取りながら協会会員にメリットをもたらす何かという難しい命題に取り組む必要があると思います。私が思うのは、世界から見て、日本の鞄・バッグ業界のコンタクト窓口はどこで、信頼できるパートナーは誰に聞けばわかるのか、という「日本代表」としての協会であってほしいと思います。

鞄に関する用語、皮革に関する用語だってまだまだ未発掘であり、未整備であり、標準化されていません。技法、技能だっていくつもの流派があり、ハンドバッグの世界、鞄の世界、トランクの世界、アタッシェの世界、小物の世界とそれぞれでその技能が違う状態なので、その標準化も必要です。

製造、卸、販売というビジネススキームが崩れつつある今、これから成長する会社には、企画製造から販売までを垂直にこなしながら、個性を前面に出し、セルフプロデュースをする体力が必要になりますし、それに合わせて日本品質を保つ必要もあります。まさにジャパンバッグの在り方をどのように表現するか、それがこの協会の最も重要な使命になるのではないかと思います。

さて、パーティが終わったあと「三の和金宮」 の金宮社長、丸ヨ片野製鞄所の片野社長のお誘いに乗りお二人と二次会に行き、あれやこれやの話を終電近くまでさせていただきました。私も相当ハイペースで飲んでいたので、あまり記憶に残っていなかったりするのですが、仕事にかける情熱というか、鞄作りが本当に好きなんだなぁという気持ちが伝わってきました。

私がお手伝いできることは微々たるものだと思いますが、なにか役にたつことがあれば協力させていただきたいと思っています。