贅沢なペリンガーの新色選び

ペリンガーといえば、その道の人には名前の通った高級革のメーカー。一種のブランドといってもいいでしょう。いくつかの独立系鞄職人さんのブログ等を見ていると、ペリンガーのクリスペルカーフやシュランケンカーフの話題が出てきています。ペリンガーの革の特性など詳しい説明は、少し前の2009/6の投稿だがル・ボナーさんの2009年6月23日のブログ記事が秀逸でクリスペルカーフの写真もきれいです。

そして、そのペリンガーが日本のほんの小さな鞄工房のために特別に染め上げてくれたことを報告している記事が2つほどあります。ひとつは、Designer-『GO』-Leathersの掲示板2009年 9月15日の記事。もうひとつは日下公司のブログより2009年9月12日の記事です。それぞれ、喜びと感謝にあふれた文面です。面白いのは個別レシピとなるとやはり、色や触感に職人さんの好みが出てくるんだなぁということ。どんな創造的な鞄を作ってくれるのでしょうか。日本人のライフスタイルに合う鞄をお願いしますよ~(^^;

この色や触感を感じられるのは、世界で日本だけ。これら鞄工房に出向いて、色や手触りを確かめたい気持ちになります。クリスペルカーフ等はなかなか写真では雰囲気を再現しにくいモノです。

 鞄職人にもいろんな方がおられますが、その一形態として、ある種の革フェチというのがあるように思います。革という素材に惚れてそれを鞄という形にどう活かしてゆくか。これら革フェチ系鞄職人はそのことに人生をささげたような人種です。

円が強くなり、世界不況が覆う中、ヨーロッパの皮革メーカーが日本の小さな鞄工房のために特別な製造レシピを考えてくれる時代になったというのは、なかなか感慨深いことです。一昔前ならあまり考えられなかったことでしょう。皮革メーカーの職人魂にも頭が下がります。

日本の皮革技術も素晴らしいといろんな方からうかがうので、なんとか日本から世界に打って出る流れも作っていってほしいです。