【本】鞄スタイル No.4 ビジネスバッグ図鑑

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ワールドフォトプレスの鞄カタログ本第四弾。8月20日の発行日になっています。
今回のテーマは「ビジネスバッグ図鑑 仕事の力になるカバン」ということで「達人たちのカバン使いに学ぶ」という使い方特集となっています。そして、出ている達人さんは、経済学者の野口悠紀雄さん、ジャーナリストの日垣隆さん、ジャーナリストの山根一真さん、マジック・ナポレオンズのボナ植木さんという顔ぶれ。この特集についてはあとで触れるが、テーマ、レイアウト含めてとても面白いので是非次からも連載化してほしいものです。

◆鞄スタイル4の構成は以下のとおり。巻頭の河村喜代子さんの「運ぶ」のオマージュは、前号に続き深い洞察で楽しい。続いてゼロハリ70周年記念モデルの宣伝と、最近力を入れているナイロンのブリーフケースの紹介。その次はグレゴリー。モノマガジンとのコラボとなる250個限定リュック型ミッションパックの紹介。この鞄、残念ながら縦にしたときに上部に持ち手がないので、私の選択肢からは外れている。続いてS.T.デュポンの500万円のトラベルケースや27万円のブリーフケースなど。

◆次ページからいよいよメインの特集「ビジネスバッグ図鑑 仕事の力になるカバン」の始まり。最近の売れ筋を東京駅丸の内北口のオアゾにある、アウトパーツ丸の内店の村上さんに質問する形式で紹介。アンディアモ(Andiamo)が人気というのが意外だった。あと、この特集の最後にこっそりと載っている村上さんの「ハンドルには各社とも力を入れているので」と注目ポイントとして挙げているのには強く共感するところである。

◆続いて恒例ビジネスバッグカタログである。AceGene、Andiamo、Tumi、Samsonite、Victorinoxと見事にナイロンバッグが続いたあと、INDEED+伊勢丹コラボの19万円の革ブリーフケースが挟まり、AXE、Briefing、Kanzanの3ウェイ、Porter、鴻池製作所のKamichi、Lagasha、Hokutan、P.I.D、Rustic、Busy Beaver、林五のDrawer、青木のComplex Gardensブランドの革ブリーフ、ノーマディックのBiz Conceptと続く。その途中、エレコムのパソコンバッグのガジェットや無印良品のバッグインバッグ、マンハッタンパッセージ、Sinn等も紹介。

◆この長い特集の間に、ビジネスカバン情報整理術というイラスト+文の記事があり、冒頭に書いた4人の著名人の鞄の使い方が書いてある。みなさん、仕事術や整理術の延長からカバンの使い方、カバンのあり方に首を突っ込んでいった人と言えます。野口悠紀雄さんのセレクトが蓋がないトートバッグかエルメスのバーキン状のバッグというのが面白い。まぁ中に入れるものが超整理手帳なのでそれでいいといえばいいのだが。まぁ、こういうものを見ながら自分の場合はどうなのかを考えてみるのは面白い。次回以降も大企業の課長さんクラス(たとえばヒット商品を企画したマーケティング課長さんとか、公務員さんとか)の人を取り上げて、その多様性と合理性を見つめてほしいところです。

◆次は、「男のエコバッグ」と題して、大型車用の廃タイヤを使ったSEALのリサイクルバッグやFICOの綿+革のお買いものバッグを紹介している。この分野はバッグメーカーの哲学が試されるところ。将来はもっといろんなメーカーが競って欲しいですね。

◆次は「ラゲージベストガイド」。前回のビジネスキャリーバッグの特集の続きといった趣ですが、写真レイアウトは大胆になり機能美を魅せてくれる絵になっています。Samsonite、Rimowa、Tumi、ゼロハリ、Bermas、エースのProtecA、ホクタン、サンコー鞄と続きます。最後にキプリスのフライヤーズスタイルというシリーズの紹介があります。

◆最後は、鞄に合わせるパスケース等の小物の紹介と、恒例の「鞄はNEWSだ」のコーナーです。日の出テントとデザイナーオノのコラボレートブランド「オノデ」は面白いです。もっとミリタリーっぽい感じもほしいです。

◆次回は再び「革カバン」がテーマのようです。第3号でやったばかりじゃん!