日本標準産業分類の中の鞄産業

日本標準産業分類(平成14年3月改訂)は、経済産業省等、国が各種統計をとる際に用いる産業分類の体系です。この中で鞄関係がどのように分類されているのかを書いておきます。こうした統計は事業所規模、都道府県など様々な角度から統計が取られており、業界分析をする際の基礎資料として使われます。

まず製造業の中に、

  • 21 なめし革・同製品・毛皮製造業
    • 216 かばん製造業
      • 2161 かばん製造業
    • 217 袋 物 製 造 業
      • 2171 袋物製造業(ハンドバッグを除く) ←これは、おもに財布なので鞄には該当しない
      • 2172 ハンドバッグ製造業

 という分類があり、これとは別に卸・小売業の中には

  • 50 繊維・衣服等卸売業
    • 502 衣服・身の回り品卸売業 
      • 5027 かばん・袋物卸売業
  • 56 織物・衣服・身の回り品小売業
    • 569 その他の織物・衣服・身の回り品小売業
      • 5691 かばん・袋物小売業

があります。次に、それぞれの業種分類がどのような感じになっているのかを具体的な説明で見てゆきます。

◆2161 かばん製造業

主として材料のいかんを問わず,携帯用かばんを製造する事業所をいう。主な製品は,スーツケース,手提かばん,トランク,かかえかばん,ランドセル,肩掛かばん,書類入れ,スポーツ用バッグ,楽器用ケース,化粧用ケース,光学器具用ケース,携帯ラジオ用ケースなどである。

○革製かばん製造業;繊維製かばん製造業;金属製トランク製造業;プラスチック製かばん製造業(合成皮革を含む);バルカナイズドファイバー製トランク製造業;ゴム引布製かばん製造業

◆2172 ハンドバッグ製造業

主として材料のいかんを問わず,ハンドバッグを製造する事業所をいう。

○革製ハンドバッグ製造業;プラスチック製ハンドバッグ製造業;繊維製ハンドバッグ製造業;セカンドバッグ製造業
×かばん製造業[2161];財布製造業[2171]

◆5027 かばん・袋物卸売業

主として材料のいかんを問わず,かばん及び袋物を卸売する事業所をいう。

○かばん類卸売業;袋物卸売業;ランドセル卸売業;ハンドバッグ卸売業;小物入れ類卸売業(さいふ,札入れ,定期券入れなど);トランク卸売業

◆5691 かばん・袋物小売業

主としてかばん及びハンドバッグ,札入れ,名刺入れなどの袋物を小売する事業所をいう。

○かばん小売業;トランク小売業;ハンドバッグ小売業;袋物小売業

◆(参考)2171 袋物製造業(ハンドバッグを除く)

主として材料のいかんを問わず,身の回り用袋物を製造する事業所をいう。主な製品は,名刺入れ,財布,札入れ,がまぐち,小物入れ,眼鏡入れ,たばこ入れ,くし入れ,定期入れなどである。

○革製袋物製造業;プラスチック製袋物製造業(合成皮革を含む);繊維製袋物製造業;紙・ストロー製袋物製造業;金属製袋物製造業;ビーズ・人造真珠製袋物製造業;携帯用袋物製造業;ゴム引布製袋物製造業;財布製造業;たばこ入れ製造業
×ハンドバッグ製造業[2172]