マンダリナダック(Mandarina Duck)

◆ブランドの説明
マンダリナダック(Mandarina Duck)は、イタリアの鞄メーカーFin Duck S.r.lのブランドであり、現在は鞄をベースにしつつ眼鏡や香水などファッション全般を手がける。
1977年に幼馴染で既に一緒にプラスチック加工業を経営していたパオロ・トレント(Paul Trento)とピエロ・マンナート(Peter Mannato)の二人が色鮮やかなオシドリにインスピレーションを得て、明るい色の鞄を制作したのが始まりである。現在も、ボローニャ郊外にある本社の社名はPlastimoda S.P.A.である。


マンダリナダックの鞄の特徴は、既成概念にとらわれない素材使いと、素材を活かした様々な賞に輝くデザイン性にある。1977年発表のUtilityラインは伝統的な鞄製造の枠にとらわれず、プラスチック加工業の技術を用いてポリウレタン素材を使用したポップな色使いの軽いデイパックであった。その後、1981年にキャンバス地に厚いゴムを合わせた斬新なデザインのTANKラインが大ヒットし、事業を拡大してゆく。マンダリナダックは、現在ヨーロッパを中心に83店舗の専門店を持ち、世界中に1000を超える販売店を持っている。また、売上高の1%を貧困国の健康増進のために寄付を行っている。

マンダリナダックの発表によると、現在の購買層は80%が女性で、60%が20歳から40歳代であり、購入者の85%がリピータである。

ロゴなどに使われている鳥は、おしどり夫婦等、夫唱婦随の象徴として知られるオシドリに由来している。マンダリナダックの会社概要では、「symbolises happiness and loyalty」と記されている。そしてまた、その水を弾き鮮やかな羽が、マンダリナダックが提案するスタイルと重なるところがあり、採用されている。


日本においては、2005年に三井物産とFin Dack社との間でライセンス契約を交わした。三井物産はエースに製造販売をしてもらう形で、マンダリナダック・ブランドによる鞄の製造販売を2006年2月下旬より行っている。

(以上、Bagpediaへ寄稿した記事)

◆販売店について

以前(少なくとも2002年頃)は、恵比寿にマンダリナダックジャパンという日本法人があり、ヨーロッパと同様に、日本にも六本木ヒルズなどに数店舗の直営店を持っていたが、上記エースとのライセンス製造契約により直営店は撤退した。

現在は、エースが商品を卸している鞄店などで取り扱っている。ただし、その商品は日本でライセンス生産されたものであり、イタリア製が欲しい場合は(ほとんど流通していないが)並行輸入品や、海外からの通販で入手する必要がある。



◆マンダリナダックのブログ

イタリア語だが、2007年4月に開設されたDuck Sideというブログがある。

◆おまけ

たまにマンダリナダッハで検索してくる人がいますが、これは間違いです。