鞄のオーダーメイドをするときに気をつけること

鞄をオーダーメイドするときに気をつけるポイントを箇条書きにしてみます。
それぞれの詳しい話はまたおいおい書いてゆきます。

  • 密なコミュニケーションがとれる手段を選び、人間的相性に注意する
  • 革の厚みを考慮してポケットなどのガジェット過多に注意する
  • 最初はセミオーダーからはじめる
  • 今使っている鞄や持ち運ぶ荷物、そのときの服装を実際に見せる
  • コンセプトはしっかり伝え、プロの提案は良く聞く
  • サンプル、試作、プロトタイプにいくらお金を掛ける意思があるかをハッキリさせる
  • 鞄をオーダーするというより、鞄を共同で作りあげるという意識でいること

スーツや靴をオーダーするときには常識的な注文をする人が、鞄のオーダーとなると技法や革の相性などを無視した注文に走ったりする。
これは鞄が持つ機能的な側面が顔を出しているからでしょう。スーツの場合は、そのブランドが得意とするカラーがはっきりしているからオーダーするほうもそれをわきまえて注文するのでしょうが、実は鞄にも鞄職人一人ひとりのカラーや得意不得意があるようで(私たち素人にはなかなか見分けられませんが)、ほんとうはそのあたりをある程度分かってあげてオーダーするとよいものができるはずです。

ただ、スーツの仕立て等と比べると圧倒的に職人の数が少ないため、頼むほうも請けるほうもなかなか選択肢が少ないときがあります。そういったとき、頼む側にも作る側にも相互の事情をお互いに理解し合う余裕や姿勢が重要になります。そういったコミュニケーションが成立したとき、良いオーダー鞄ができる条件がひとつクリアされることになります。