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【購入選択】短期出張用の鞄の条件

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  • 投稿者太田垣

仕事の関係で急に出張が決まり、翌朝には機上や車中の人となるビジネスマンも意外に多いと思う。 実は、私自身もそんな突発的な出張がよくある。 日帰りの出張であれば、普段の通勤や仕事用に使っている薄型のブリーフケースでも十分に間に合うのだが、二泊、三泊となるとそうは いかない。 出張先で必要な最小限の書類、資料、各種のツール類も、二、三日分となればそこそこの量になるし、ノートパソコン等の電子ガジェットが出張の必携品となっている場合も少なくない。 また、着替えの衣類も案外かさばる。

そうした短期出張用の鞄は、素材自体が軽くて丈夫なこと(最近はナイロンや合成樹脂が素材の鞄が多い)。 握り手が自分の手に馴染むということに加えて、両手が使えるようにショルダーストラップが付いているのも条件となる。 そのストラップも、あまりチャチなものだと肩に食い込んだり、切れたり、壊れたりといったトラブルの原因になりやすいので、太め目しっかりしたものを選ぶのが正解だ。

詳しくは別途説明するが、最近はピギーバッグとかキャリーバッグなどという車輪がついているバッグも安く売られている。 これらはサイズが大きくなればなるほど、余計なものまであれもこれもと詰め込みたくなるし、移動の時にも不都合が生じやすいので、 飛行機の機内に持ち込めるサイズを目安にするのがよいだろう。

たいていの鞄屋さんであれば機内持ち込みかどうかがわかるように展示しているし、商品タグにもそのように書かれていることが多い。

飛行機の機内持ち込みサイズ

人によっては飛行機をつかって地方から都会に頻繁に出てくるケースや、都会から日本各地に飛び回るケースがあるだろう。 地方空港の中にはそれを想定して朝夕2便しか無いような空港もある。 あるいは香港や台湾、ソウルなどに頻繁に通うビジネスマンも多いだろう。

この場合、時間を有意義に使うためにすべての荷物を機内に持ち込んでしまいたい。 そこでチェックすべきは、機内持ち込みのラゲッジサイズとなる。

結論から言えば、2017年4月時点では各辺が55cm×40cm×25cm以下で、3辺の合計が115cmというのが一般的となるのだが、 地方空港や外資系のLCC等ではこれより小さなイレギュラーなサイズもある。 荷物の量との兼ね合いもあるだろうが、もしもこうしたイレギュラーサイズの飛行機に乗る可能性がある場合は、小さ目の鞄を選ぼう。

下の表を見てもらいたい。 ANA、JALをはじめ、ボーイングやエアバス等大型都市間を結ぶ大型ジェット機の場合は、3辺の合計が115cm 以内かつ(55cm×40cm×25cm以内)だが、地方空港などを結ぶ100人乗り以下の小型ジェットやプロペラ機の場合は、やや小さめの3辺の合計が100cm 以内かつ(45cm×35cm×20cm以内)となっている。 ピーチやジェットスター等も概ねこのサイズである。したがって日本国内であればこの2つのレギュレーションで考えれば問題は起きない。 ところが、一部のLCC等の中には数センチ程度レギュレーションが違う会社がある。

航空会社 H(cm) W(cm) D(cm) 重量(kg)
JAL 55402510
45352010100席未満の地方空港路線のプロペラ機や小型ジェット
ANA 55402510
45352010100席未満の地方空港路線のプロペラ機や小型ジェット
スカイマーク 55402510
エアDo 55402510
スターフライヤ 55402510
ソラシドエア 55402510
ピーチエア 55402510
ジェットスター 563623 7
483423 7Q300等のニュージーランド国内地方路線
バニラ・エア 56362310
香港Express 563623 7
エア・アジア 563623 7
タイガーエア台湾 54382310
春秋航空 563623 5

内部構造は融通の利く2室構造がベスト

そして、出張先での使い勝手を重視するのであれば、間仕切りのたくさんある鞄はあまりお薦めできない。 これまでの経験からより理想に近い鞄がどのようなものかと言えば、ビジネス用とパーソナル用が完全に分離できる二室タイプで、これが自由に移動できればなおよい。 そして仕事に関係するものは客先別のユニットで分類する。

要するに、短期出張用の鞄は中ができるだけ広く使えて、外にポケットがいくつか付いているのを選ぶのがベターである。 このポケットには筆記具、スマホ類、メモ用紙、ティシュペーパー、アドレス帳、タブレット、充電器、常備薬など、頻繁に取り出すものの定位置を決め、 いつも同じポケットに入れておくようにすれば、イザという時にあわてなくて済む。

キャスター付きの鞄

一見、便利そうにみえるキャスター付きのキャリーバッグだが、これも善し悪しである。 バリアフリーに対応した道路や施設を中心に移動するのであればキャスター付きの鞄がお勧めである。 しかし少し地方にゆくと、日本の道路はまだバリアフリーにはなっておらず、 駅の階段の昇り降りをはじめとして、落差のある歩道、歩道橋を渡る時などに足手まといになる場合が多い。 こうしたところをガタガタと使い続けていると、あっというまにキャスターが破損してしまう。

旅先でキャスターが破損してしまうと本当に泣きそうになってしまう。 もともとキャスターや鞄を支える支柱などで1.5キロから2キロぐらい自重があるところに荷物を入れているわけだから、 重くて仕方がない。

短期間の出張の場合は、重いサンプル品を持ち歩くようなビジネスマン以外には、キャスター付きの鞄はお薦めできない。

鍵が掛けられる鞄

反対に、カギがかけられるというのが出張用の鞄の大きな条件の一つである。 カギがかけられることで、昼間に鞄をホテルの部屋に残しておいても安心だし、鞄を持ち歩かない時に、客先や自社の営業所でも気軽に預けることができるからだ。 しかし大きなスーツケースと違い、実際には鍵付きの手ごろなバッグというのは意外と売られていない。 鞄そのものに最初から鍵が付いていなくても良い。あとから自前で鍵が付けられるようになっているかどうかがポイントとなる。

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