グローブトロッターの最軽量スーツケース
2008/3/30 16:47:15 by 太田垣朝日新聞2008年3月30日朝刊の別冊日曜版Be on Sundayに、グローブトロッターの記事が出ていた。
http://www.be.asahi.com/be_s/s01.html
記事の主体は、福井県坂井市の三軸織ができる特殊な織機で、この織機がNASA等の提案を押しのけてグローブトロッターの新しい軽量スーツケースに採用されたという話である。その陰には繊維メーカー東レ・デュポンの常務理事の努力があり、彼が日本の中小企業が持つこうした超絶技術を組み合わせてスーツケースが生まれたという話であった。
- 東レ・デュポンのアラミド繊維、炭素繊維
- 三軸織の技術を持つ坂出のサカセ・アドテック
- 炭素繊維の軽量容器を製造する坂出の丸八
- レーシングバイクの塗装成型を手掛ける大阪のエー・テック
彼らの技術の結晶でこの5月にグローブトロッターが今までの概念を覆すような超軽量スーツケースをお披露目するのだとか。
実は三軸織を鞄のような日用品に使うことは日本古来から行われており、縄文時代からあったそうだ。特にカゴ等を編んで作るときにはよく用いられてきた。六ツ目籠と呼ばれているものがそうである。
http://meg3epo.craftmax.net/e16574.html
http://www.shushuken.com/as/shop/index.htm
つまり、それ自体はさほど画期的なことではないのだけれど、組み合わせの妙ということなのだろう。
乗り物や移動方法の変化と同様、素材の進歩は鞄の形や使い方に大きな影響を与える。最近ではrimowaのポリカーボネートがちょっとしたムーブメントだったが、今度の超ハイテク素材はどうなるのだろうか。どこでも量産できるというものではないので、注目したいところである。
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